選炭機ホッパーの内部を歩いてみました。
扉の向こうに見えるのは・・・
トンネルのような通路
そのまま時が止まったかのような空間です。
選炭機ホッパーの内部を歩いてみました。
扉の向こうに見えるのは・・・
トンネルのような通路
そのまま時が止まったかのような空間です。
普段は敷地内が立ち入り禁止になっているのですが、
GWの後半5日間(5/3~7)は、特別公開ということで敷地内に入ることができました。
旧奔別鉱立坑櫓
1960年に建設。
選炭機ホッパー
ホッパーの中は、特別に入ることができました。
特別公開にあたって、NPO職員からサインを求められました。
ご覧のとおり、建物が朽ち果てているので、転倒や落下物などにぶつかって、
万が一、怪我をしても自己責任ということとで・・・。
承諾のサインをした上で、立ち入りを許可されました。
まずは、立坑櫓から・・・。
こちらは中に入ることができませんが、普段はなかなか見られない角度から見ることができました。
これはエレベーター?
当時としては最先端なものだったのかな?
この立坑ができたことで、能率が向上し、深部の方まで作業することになったが、
高温多湿という悪条件での作業で、鉱員の退職が相次ぎ、わずか11年で閉山。
その後、長い間、廃墟。
たくさんの鉱員が働き、街にも活気があって・・・
廃墟になっても、高度成長を支えた時代、当時の栄華の面影を感じさせる光景です。
GWの後半、6,7日は札幌で1泊して、次の日、近郊を観光。
ちょうど桜が見頃の頃でしたが、お花見はお腹いっぱいだったので、
今回のターゲットは、以前から気になっていた「炭鉱遺産」に目を付けて、三笠を訪れてみました。
札幌から1時間程度の場所にある街で、昔は炭鉱で栄えていましたが、今はすべて閉山。
当時の炭鉱の施設は、炭鉱遺産として残されています。
まずは市立博物館にある野外博物館エリアへ。
博物館の駐車場に車を停め、博物館裏の橋を渡っていきます。
三笠ジオパークの一部で、色々な地層も見ることができますが、
その辺はあまりよくわかりません(笑)
博物館では、ガイドツアーもあるようなので、詳しく知りたい方は、
そういうツアーを利用するのもいいかと思います。
炭鉱遺産「旧幾春別炭鉱鉱錦立坑櫓」
地表の所々にある黒いもの「石炭」
アップで見ると、石炭だなぁっていうのが分かります。
懐かしいと思う方もいらっしゃるかもしれません。
かつては、この街の基幹産業であり、日本の経済発展を支えてきた「黒いダイヤ」ですね。
小さい頃に住んでいた団地は、お風呂場は石炭が燃料でした。
この辺の地層は垂直。
この辺ですれ違った人から、
「(覆道の先の)トンネルを超えた所で山の上で熊が歩いている」という情報を聞きました。
遠巻きに見えたということでしたが、遠くからでも姿が見えただけでも怖かったことでしょう。
それが移動して来て、近づいてくると・・・。
落ち着くのが一番いいと聞いたことはありますが、やはりパニックになると思う。
先日の台風に、追い打ちをかけるように集中豪雨。。。まだ数日続きそうです。
今年の夏は北海道に、これでもかってぐらい台風や集中豪雨が襲来しています。
今までも夏の集中豪雨はありましたが、今年はいつもと違いますね。
これまで経験したことのないレベルの豪雨が何日も続いているような気がします。
何度も避難情報の緊急メールが鳴り、身の危険を感じるほどです。
さらに二つの台風が立て続けに来るようですが、通り抜けるまで耐えるしかありません。
もう雨はいらないです。