蝦夷犬(エゾイヌ)

奥羽越列藩同盟の東北北海道さらに新潟県をテーマとして、地域の新聞から記事を選び、勝手なことを書きたいと思う。

秋田県内、クマ出没注意 目撃件数昨年比5割増

2023-06-01 15:03:00 | 日記
河北新報電子版 朝刊
令和5年6月1日 21/24

早い雪解けが影響しているのだろうか?
昨年の夏はクマにとってエサ不足だったが、ブナが豊作で、秋は充分に食べて冬眠期に入ったようだ。
クマは、いまの初夏に近い時期に交配するが、冬眠期になるまで待ってから着床し、冬眠の間に出産する。
エサの量と子供の安全のために、このような不規則な交配出産のシステムになったと見られ、今春は出産ブームだったのではと想像される。

子に栄養が取られるために、母グマは荒食いをするが、山菜はそれほどの量が足りているように思えず、タケノコなどは昨年より出来が悪いように思う。
そうであれば、エサを求めて人家に近いところまで近づいて、確保するわけである。
この数年は、東北地方全体を考えると、ツキノワグマの頭数は増加していると見られるので、爆発的とは言えないまでも、相当数の小熊が誕生していると思うので、子連れの腹ペコグマがうろついていると言える。

私の住んでいる宮城県南部は、幸運に一昨年に豚熱でイノシシは激減していると思われるので、それほど被害が出ることは少ないように思う。
秋田県となると、エサは足りるだろうか?
心細い状況に思っている。
フキノトウなども木の芽なども例年通りと言えなくもないが、突然暖かい日が続いて、タイミングも良くなかった。

事故が起きやすい状況に思うので、音の出るものを携帯し、単独での行動はできるだけ控えて、注意してお過ごしください。