Runrun日記

北方水滸伝 18~19

 最低気温:4.1℃ 最高気温:7.9℃

 曇り空。明後日は寒くなるらしい。ぼつぼつ気温が下がっているような気がします。
 朝散歩。先週の土曜日から、公園を2周歩くようにしました。自宅から公園まで、それから公園の遊歩道を二周回ると3.5キロほどになります。6400歩で歩けました。

 自宅での自主トレを少し変えています。前後左右への体重移動の代わりに、孫のミニラケットを素振り。先日、息子が来た時に、ミニラケットでボレーボレーをした。転びそうな気がして怖かったが、身体が解れる。それでテニスをやっていた昔を思い出して、ミニラケットで素振り。 体重移動、腰の回転、腕、肩の運動。全てが楽しい。
 
◇◇◇◇◇◇

北方謙三 著 『水滸伝 十八 乾坤の章』 集英社文庫
北方謙三 著 『水滸伝 十九 旌旗の章』 集英社文庫

 
 やっと読み切りました。北方謙三氏の『水滸伝』全19巻 長かったぁ~。
 十二世紀の中国、北宋末期。腐敗した政府を倒そうと立ち上がった人達が梁山泊に寄って戦います。理不尽に妻や両親が殺された人、土地を奪われた人。賄賂を渡さないと生きていけない社会で、国を倒そうとした人達です。
 官軍に囲まれ苦戦します。内からの改革によって立て直そうとする影の勢力(青蓮寺)との戦いもあって暗殺、騙しあいと戦いは熾烈です。

 108人の好漢と有りますが、誰が好き?
 林冲:武松:李逵: ハードボイルドだね。それぞれ心の闇を抱えています。
 扈三娘王英:王英の恋心が微笑ましい。
 楊令:最後になって梁山泊に加わります。自裁する頭領・宋江から『替天行道』の旗を引き継ぎます。

 最終巻では、官軍の元帥童貫の軍との全面戦争となります。楊令は、童貫の首を狙いますが、あと一息の所で届きません。梁山泊軍はついに敗れ炎上します。

 さてさて、このシリーズに続きに『楊令伝』全15巻が有るらしい。梁山泊軍のほとんどの好漢たちは、戦死してしまいました。替天行道の志を引き継いだ楊令は、どのように生きていくのだろうか? 
 梁山泊が陥落したのは、1115年らしい。女真族の阿骨打が金国を建国したのもこの年。1125年には、金国は遼を滅ぼし、1127年には北宋を倒します。楊令は、これに関わっていくのだろうか。ま、北方謙三氏の『楊令伝』はフィクションだからね。

この本のお気に入り度:★★★★★

ランキングに参加中、クリックして応援願います。

コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。

最近の「本と雑誌」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事