私達が結婚してから間もなく、早速一頭の犬を貰い受け、飼い始めました。
名前はトム。フワフワ真っ白なミックス仔犬で、私達ももちろん可愛がりましたが、私の母が殊の外可愛がり、子犬の時はふところに入れて育て、大人になってからは主に母がどこに行くにも連れ歩き、わが子のような可愛がり方でした。しかし9歳の時、私の不注意で交通事故に遭い死なせてしまいました。笑顔のトム
母は本当に淋しかったのでしょう。近所からすぐに雌のMix仔犬を貰って来てしまいました。私はこの子にアンナという名をつけました。母はトムと同じように育てようと思ったのでしょうが、この仔犬は非常にパワフルで、とても母の手におえるような犬ではありませんでした。庭をやみくもに駆け回り、建物の周囲には走った跡が道のようになっていました。庭の草木も引き抜き、庭は丸裸。トゲだらけのバラの木を引っこ抜き、咥えて走る姿はとても女の子には見えませんでした。ムチムチなアンナ
そんなアンナですが、花屋をしていた時の相棒が飼い始めたチャックというMixの仔犬が来ると、まるで兄弟のように遊び、ある時は母のように面倒をみていました。しかし、元気だったアンナも悪性リンパ腫に侵されて、わずか7歳で亡くなりました。仔犬のチャックとアンナ
そして今度は一人ぼっちになってしまったチャックが、ルースを迎えることになります。仕事の相棒は店に毎日チャックを連れてきていました。私も毎日店におりましたし、家内も仕事に出ておりましたので、ルースは私と一緒に毎日店に出勤です。チャックは当りが激しいので当初、ルースを乱暴に扱うのではないかと心配していましたが、ルースを受け入れて、本当によく面倒をみてくれました。一緒に寝て、時には自分のおやつをルースに与える様子は涙が出るほどでした。チャックお兄ちゃんと。
元気◎だったチャックお兄ちゃん。ルースといつも一緒でした。たくさん一緒に遊びました。でも、そのチャックも一昨年、癌が発見されてわずか10日ほどで、虹の橋へ旅立ってしまいました。享年14歳。長生きだったけど、でも、もっと一緒に居たかった。本当にやんちゃでかわいい子でした。
チャックがいなくなって本当にさびしかったけど、神様はちゃんとチャックの替りに新しい家族を備えてくれていました。それが「アンジー」です。仔犬の時、センターからちばわんに保護されて、何故かなかなか家族が決まらずにいたアンジー。最初の預かりボランティアさんのお家では「かぐら」というお名前でした。その後別のボランティアさんのお家に移り「メイ」ちゃんという名前を貰いました。そして今はチャックパパのお家に迎えられ「アンジー」に。名前が3回変わりましたが特に混乱も無く(笑)最初からアンジーだったような顔をしています。でも「かぐら!」「メイ!」「アンジー!」ってどの名前で呼んでも飛んできます。
ルースと背中合わせのアンジー、後ろから見るとチャックと見分けがつきません。
我家に来るとこのようにテーブルに平然と寝るアンジーです。リラックスし過ぎ!
ワンコ達の命のサイクルは短くて、別れは本当に辛いけど、いつも私たちを笑顔にしてくれる本当に不思議な存在です。アンジーとは天使(エンジェル)が語源ですが、まさにこの子たちは私たちを幸せにするために、神様から遣わされた天使なのだと思わざるを得ません。そして役割が終わるとまた神様のところへ帰っていくのでしょう。
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