世界の中心で吉熊が叫ぶ2

身長15センチの吉熊くんと生きる独身OLの暮らし

生きた証

2024年10月02日 | 日記
住宅ローンの金利が0.15%上昇するニュースを見て、まず銀行から送られてくる返済予定表を確認。さっそく計算してみたところ、数百円/月UPするくさい。ぴえん。

2019年4月にこのマンションを買う際、現役中に完済できるよう住宅ローンを組んだ。
金利を変動で組んだのだが、その際、周囲の人々に「変動といっても変わらないよ」と言われた。
なのでなんとなく変動で組んだのだが、まさか上がるとは(白目)。
まぁ、しゃーない。

今までの返済額を確認してウフウフするのも返済予定表が着た際のお約束行為。
このマンションが着々と自分のものになっていくことを教えてくれる通知を見ると東京に根を張る自分を感じられる。

マンションを購入しようと思い不動産会社にアプローチしてから、購入するまで3年ほどかかった。
①駅から近い(体力がない)
②築年数が浅い(リノベーションとかよくわからぬ)
③キッチンの存在感が薄い(料理をしないので)
④コンビニが近い(料理をしないので)
⑤心療内科に近い(診察時間が0時すぎになるので)
⑥都心へのアクセスがいい(土日を充実させたいので)
⑦値崩れしない(資産価値重視)

そのような希望をいくつかの不動産会社の営業マンに伝え、見事にマッチング。
上記の希望のほかに、宅配ボックスがあり、オートロック式で廊下の床が大理石だったりで希望以上の物件である。

不動産会社の営業マンTくんは仕事ができる男の子で、先にローン審査を済ませてくれていた。
審査前、源泉徴収を渡したとき少し恥ずかしかった。
絶対に「何この薄給!?」と思われていたと思う。
なので審査後に「〇〇さん、銀行の審査、通りましたよ!!」と一番喜んでいたのは彼だった。
そんなこんなで住宅ローンが組め、売り主からすんなりと私のものになった。
今でもTくんのあのファインプレーに感謝している。

46歳だが、街の喫煙所でよく見知らぬ男性から声を掛けられる。
私は指輪を嵌めているので「結婚してるんですか?」と単刀直入に聞かれる。
その際、「はい。…フドウさんと…」と煙を吐きながら意味深長な表情で答えている。
すると相手は「はて?」という表情を隠さないまま、煙のように消えていく。

フドウさん…不動さん…不動産。

持ち家女子は迂闊に人と付き合わないのである。


今日の夕食は王将のクーポンを使って餃子2人前(半額)とジャストサイズのチャーハン。


毎週水曜日に王将のアプリにクーポンが届くので、水曜日は大混雑。
サラリーマンたちとカウンターで並びながら黙々と餃子を食べる私。

そんな私の頭上を飾る今日のおリボン。

ワンピースの裾を上げてもらった際に出た余り布で母がおリボンバレッタを作ってくれた。とてもかわゆいので気に入っている。我はマザコン。




風呂上がりにネットを徘徊。
2年前の今日、栃木の川治ダムで投身自殺をしたバイク乗りの青年のツイッターが更新されていて吃驚した。
予約投稿なのだろうか。
美しい景色と生命力に満ちた表情は心打つものがある。

あれから2年。
全然知り合いではないけど、彼の死は忘れられない。
こんなにきれいな風景を見ても、自死してしまうほど辛かったんだなと思ってしまう。

私が死ねばこのマンションの住宅ローンはチャラになる。
でも、完済してから死にたい。

自分の生きた証を残したい。