世界の中心で吉熊が叫ぶ2

身長15センチの吉熊くんと生きる独身OLの暮らし

冬ぼたん

2025年01月19日 | 日記
11時に起床。よく寝た。

今日は上野寛永寺にある「上野東照宮ぼたん苑」へ。

毎年、年始に訪れることにしている。








今年も色とりどりのぼたんを見ることができた。





「連鶴(れんかく)」という品種の白いぼたんが今年は一番心惹かれた。



こちらもゴージャスでかっこよかった。



ゆめかわピンクも好きだよ。







俳句コーナーで一句。

「愛情の 藁に包まれ 冬牡丹」




ペンを走らせていたら90歳の元気で美人なおばあちゃんに話しかけられた。
「本当に藁囲いは愛情よね」
あまりにも元気なので秘訣を訊いたら、なんと昔、女子バスケットの国体に出たそう。かっけぇな!

ぼたんの他の植物もよく手入れされている。

出た!春の七草バスケット。
セリ、ナズナ、オギョウ(ゴギョウ)、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ

小5の時に覚えろと言われて覚えた七草。
覚えられないと先生に「死んじまえ」と平気で言われた世代です。

蝋梅の香りは春を告げる香り。
クンクン…鼻腔に枝を突っ込みそうになるのも毎年のこと。


ミツマタのふわふわっぷりを指先で弄り回したくなるのも毎年のこと。



母が好きなクリスマスローズ。私は「下を向ていていやる気のない花」と思っているけど、母は「下を向いて健気じゃない?」と。見る者の心が試される花なのかな?


ほかにも小細工がたくさん仕掛けてあり見ごたえがある。
6年ぐらい前は600円だった入場料が1000円になったけど、ぼたんは勿論、ほかの面で人を楽しませる工夫がなされているので躊躇なしに払える。






最後は枯山水。
日本的情緒の真骨頂。




隣の寛永寺にお参りに行く。
今日は人が多すぎなので内部には入らなかった。



寛永寺の参道。脇の方にオレンジの実がなっていて、来る度に気になっている。


参道を出た売店でもんじゃまんを買って食べてみたけれど、あまりソースの風味が感じられずがっかりした。


アメ横に香水を見に行く。

私の愛する銘柄が廃盤になったくさい。
「でもあすこならば」という香水屋さんがアメ横にある。
行ってみて探したら、あった!
でもやはり値が張るので今日は撤収。



日比谷線を駆使して上野から東銀座へワープ。
マトリキッチンで夕食を摂ることにする。
価格破壊気味のロシア家庭料理店である。




マトリョーシカ、かわゆい。


サラダ。このご時世、レタスの量を減らさずに提供してくれる。野菜不足なのでありがたい。


今日はキッシュと壺焼き(シーフード)のコースにしてみた。
壺の蓋にセサミがぎっしり乗せられていて香ばしくて美味。




壺焼きもそうだがキッシュもバターとミルクの風味が濃厚で超絶美味。
昇天した。


これでサイゼリヤ価格なんだもの。信じられない。
ちなみに有楽町駅の近くのサイゼリヤは長蛇の列だった。

天気も良く、綺麗なものを見て、美味しいものを見て、大満足。


ぼたん鑑賞時にはいつも脳内で「ボタンノーズ」のOPが脳内に流れる。サンリオで一番好きなキャラクターだったボタンノーズ。
夢の星のボタンノーズ OP
小4のとき、OP冒頭に出てくるお城に「将来自分は必ず住むのだ」と固く決意していた。
30年後、ローンを組んで買ったのは都内の利回りがちょっとだけ良いマンションだった。

でも自分にはお城に見えるよ。

私はプリンセスだよ。

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