■鼻血ブー■

　
出血大サービス。
もとい、大出血サービス。（別にサービスじゃないけど）

ゆうべお風呂の中で、私は久々に鼻血を出してしまいました。

鼻血ブー間違いなし！の激痛を感じたあと、予想通りの出血が！

出た出た出た～！

しかし、その量がすごかった。
今まで生きてきて、自分でも他人でも見たことのないぐらいの大出血。

鼻血ブーとはよく言うけれど、それはもう鼻血ドバッの形容の方がピッタリ。

たら～りたらりと流れ出るのではなく、脈打ちながらドバッ、ドバッというように止めどもなく噴出します。
マニュアル通り、鼻の付け根を圧迫し下を向いていち早い止血を試みても、出るわ出るわ。

もったいない私の大切な血～っ！（■♪真っ赤だな…;;■参照）

ふと見た鏡の中の私の顔は、まるで大量の血を吐いたか弱いヒロイン。クスン…(ToT)
なーんちゃって、ホントはそら恐ろしい形相の妖怪のよう。

自分でも、恐かった…。

片方の手で洗面器の中のお湯で洗い流してもすぐに真っ赤っか、服を着ていなかったのを幸いにシャワーで流してやり過しても、一向に血は止まる気配がありません。

もう少しの辛抱、もう少し、もう少しって…？
全然止まらないじゃないの～　(p0q)ウワーン　　

こういう時は比較的冷静な私もさすがに焦って慌てふためいたようで、風呂場はもう修羅場の様相を呈していました。
鏡にも壁にもドアにも飛び散る血、血、血…。

心配掛けまいと思っていたけれど、我慢できずにナースコールを押してしまいました。
いや、単なるお風呂の呼び出しボタンです。

ピーッピピ、ピーッピピ、ピーッピピ（呼び出し音）
暫くして　『なーにぃ？』　とナース（娘）が助けに来てくれました。

『鼻血が出ちゃったから、お願い、ティッシュ持ってきて！』
『う、うん、分かった！』

『お母さん、持って来たよ！』
『悪いけど、ティッシュで鼻こより作ってくれる？』
『うん、分かった！』

…ごそごそごそごそ…ごそごそごそごそ…ごそごそごそごそ…

『ちょ、ちょっとまだーっ？早くして！』
『はい、作ったよ！』
『うん、って、…これなんだぁーっ！
こんなの作ってどうするんだぁ～（泣）』

…娘は何を思ったか、いわゆる　“くしゃみ誘発こより”　ひょろひょろで長くて先っぽに向かってだんだん細くなるこよりをせっせと作っていた…。

『おんどりゃ～、人を小馬鹿にしてるのか～！』　とは思っても言ってません。
『こんなの作って、何の役にも立たないじゃないか～！』　とは言いました。

切羽詰って、ブチ切れです。

『いいからパパに代わってっ』

『どうしたの？』
『こより作ってって言ったらこんな細いの作って！もっと大きいの作ってくれる？』

…ごそごそごそごそ…ごそごそごそごそ…（さすがに大人だから少しは早い）

『はい！』
『うん、って、…こんなんじゃ血が漏れちゃうじゃーーーん！
さっ寒いから早く閉めて作って～（怒）』

…サイズが今ひとつでした。
あんまり大きいのを作っても（こんなに鼻の穴でかいと思ってるのか！と）怒られるし、小さすぎても娘の二の舞だし、本人は緊張して作ったつもりでしょ。ちょっと遠慮しすぎでした。

似たもの父娘。
我を忘れて本性丸出しの母親。（今始まったことじゃないけど）

そうこうしているうちに、私の血小板が頑張ってくれたようで、流れが少しだけ穏やかに。それでもダーダー滴り落ちます。
夫の会心の作を鼻に突っ込んで、とりあえず散らばった血を流して、娘がドアの外にゴミ袋とティッシュを置いていったのでそれでこしらえた自前こよりを何度も取替え、すったもんだしてやっとお風呂から出てきました。

いや～まいったまいった（汗）
ヤクルト容器何本分の血が出ただろう？

今も頭がボーっとしています。
貧血の薬、もう切れているのに…。
今日から（メンテナンスが面倒だけど）この間買った鉄なべでお味噌汁作って食べよ。


で、何が引き金で鼻血ドバっしたかというと…。
賢い諸兄姉はもうお分りでしょ　(^w^)ププー　

石鹸で顔を洗っていて、右の鼻に思いっきり突っ込んだのでした。
右の小指を、それはもうずいぶんと…。

小枝のようなスラリとした小指なのか。
はたまた私の鼻の穴がどでかいのか…。




■おまけ■

現場（お風呂場）、ルミノール反応すごいだろうな…。



ちゃんちゃん♪