遠い昔から、春と秋、いずれに心を惹かれるかなどの論議があるそうです。
人それぞれに好みがあるから論争しても始まらないと思うが、歌を詠む人たちが、どちらが風情があるかなどと言いだしたのでしょう。
春の桜には、華やかさや散るさまのはかなさがあります。
秋の紅葉もこれに並ぶと思います。
枝にとどまる鮮やかさ、散るはかなさ、落ちたあと地面につもるさまは、桜にひけをとりません。
みなさんのブログを拝見し、それぞれ各地の今年の紅葉はとても鮮やかな印象を受けました。
行ってみたくなる風景が沢山ありました。
すでに峠を過ぎ、冬構えに入った所もあるようです。
「そこはかとなくしのび寄る冬の足音」なぁ~て。
少し文学じみた表現をしましたが、晩秋にもなると、地に落ちた朽葉に秋の名残を感じます。
盛りを冬に持ち越す木々もあるので、まだまだだという所もあるでしょうね。
このあたりには、銀杏の見頃の場所がまだ残っています。