午前中、出かけた先の道中で、道路沿の斜面にまだ白い酔芙蓉が咲いていた。
車を止めて写真を。
まだほろ酔いはじめたばかり。
白い中にほんのりと薄いピンクが。
色の本を見ると、桜貝の内側の色が美しいと言う。
実物を見てはいないが、その色をシェル・ピンクとも言うらしい。
この薄いピンクは、桜貝の色と同じなのかもと想像。
そんな気がした。
用事を終えて帰路にもう一度。
陽が真上に来て、花は完全に陶酔。
この色は赤だけれど、紅・朱・緋・丹・・ん・・どの色になるかな。
明日への準備
この花は「風の盆恋歌」で、二人の行く末を按じる儚い花として登場しています。
酔芙蓉は一日花。