霜が降りるような寒い夜や、降り続く雪を”しんしん”と表現するが、こんな時の静寂は、ざわめきや喧騒を吸収してしまうのか、車の音や物音さえも聞えてこなくなります。
月明かりはないが、満天の星が月のように明るく強く見えほど輝きを放っています。
”星月夜”とは、まさにこのことを言い表す言葉なのでしょう。
ヘイスの曲に堀内敬三が作詞した「冬の星座」がありますが、凍てつく夜空を眺めた歌なのでしょう。
こんな寒さの中では億劫なことなのですが、一年を通じて冬がいちばん星空が美しく眺められる季節。
防寒の身支度をしっかり整え「冬の星座」を眺めてみました。
昨夜、2階のベランダから南方面を見たら、自分の誕生星座のおうし座が、今ちょうど頭上にありました。
周りには小さな星がゴチャゴチャひとかたまりになっている。
流れ星を見ようと、しばらく外の寒に我慢して待ったが、凍てつきに5分も耐えられなかった。
2階の南側の窓越しの場所に移動し、灯りを消して待つことに。
しばらく待つと、明るく目立った流れ星ではなかったが、薄い筋を作り一瞬で消えた。
わずか0.何秒かの瞬間の流れ星を見られただけのことなのに嬉しくなった。
冬の星座ウオッチングは、頭上の冬の大三角オリオン座からですね。そこから広がります。