諸口あきら、という人はユニークで魅力的な人だ。関西でパーソナリティーを務めていたということだが、カントリーシンガーというよりも、芸人といったほうがいいかも知れない。
私の所有するレコードアルバムに『高石ともやとザ・ナターシャ・セブン 京都・祇園祭・宵々山・顔見世コンサート』がある。このコンサートに永六輔を始として、大勢の歌手などが出演している。諸口あきらも参加者の一人で、あの独特の語り口とともに、「リターン・トゥ・パラダイス」を唄っている。本人の作詞・作曲・自作自演であるが、以下に歌詞だけを転載する。加筆訂正( 2017-10-25);YouTubeに出ているので、以下に →リンクさせてください。) https://youtu.be/a5V_HT19XxMhttps://youtu.be/a5V_HT19XxM
https://youtu.be/iAZa0khHn_o
ただ、祇園祭のレコードのほうが、あきら節の語りなどを交えて、はるかに良い)。「私の日本の歌百選」に入れたいくらい味のある唄で、見事なカントリーソングになっている。
※最近のYouTubeを見ると、諸口あきら が陽の目を見てきて大変喜ばしい。上で芸人と言ったが、その証拠がYouTubeでいくつか見れる。
リターン・トゥ・パラダイス(作詞・作曲:諸口あきら)
リターン・トゥ・パラダイス
リターン・トゥ・パラダイス
俺が生まれた あの町も
走り廻った 路地裏も
みんな昔のガキのころ
すねて流れて十余年
リターン・トゥ・パラダイス
リターン・トゥ・パラダイス
俺が五つの春だった
初めて女にくどかれた
あばずれ女で アル中で
彼女のおやじは バクチ打ちだった
みんな昔のガキのころ
流れ者でも 春はある
夢を見た日も あったけど
どこでどうして つまづいた
教えておくれよ 影法師
リターン・トゥ・パラダイス
リターン・トゥ・パラダイス
俺が死んでも 埋めてくれるな
空の上まで かけて行く
きっと見えるさ 故郷が
赤い夕陽を 急ごうぜ
リターン・トゥ・パラダイス
リターン・トゥ・パラダイス
リターン・トゥ・パラダイス
リターン・トゥ・パラダイス
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中学、高校時代に近畿放送(現KBS京都)の『ズバリク(日本列島ズバリリクエスト)』を聞いておりました。
ナターシャセブンとか宵々山コンサートとか懐かしい名前が出てきて非常に嬉しく思いつつ拝読させて頂きました。
ありがとうございます。
あなたの紹介してくださった歌詞を見て自分の覚え間違いを訂正することが出来ました。有り難う御座います。
ちなみにミクシィでこの曲のことを書いて、歌詞を知っている人がいたら教えてと書いたんですけど、解決しました。
アニィの、この唄の歌詞を思い出して検索してみました。
結婚式で唄ってもらった事が思い出されます。
お別れに行ってきます。
知り、一層親近感がわきました。なのに--残念です。
「よりさん」は諸口あきら と縁が深い人なのですね。
お別れ に行ってくださるとのこと、宜しくお願いします。