今日は、クリスマスなので(?)
「浄土宗新聞」から取材がありました。
ちなみに、無宗教な人間です。。。
取材のテーマは、「座右の銘、心に残る言葉」
色紙などには「忘憂清楽」と書いたりしますが
意味は全く分からない。
自分で書いていて、「なんのこっちゃ?」と思ってます。
これでは座右の銘にならないので、いろいろ考え
「不識」という言葉にしました。
なんとなく、仏教に関係ありそうな言葉だったのと
居間に師匠の藤沢秀行先生の「不識」という書が
飾ってあるからです。
「不識」を買い求めたのは、20才くらいの時。
たいしてお金も無かったのに、
大枚はたいても欲しいと思わせる、何かがありました。
「不識」という言葉、考えるといろんな受け取り方があります。
20才の言葉の受け取り方と、今の受け取り方は
やっぱり違ってきます。
50才近くになって毎日見ている
「不識」という言葉を考える時間が、
今年のクリスマスプレゼントかも知れません。