本因坊戦予選・工藤九段戦(白)
この局面で、黒1は最強手。
ウッカリしていて、ここで長考することに。
ここで、白1,3なら穏やか。
黒4と打たれて自信が持てなかったが、
こんな相場だったかも知れない。
実戦は、白1,3と最強手で対応。
黒4の地点は、どちらが打っても先手ですが
打ってよいか、非常に難しい。
局後の検討では、黒6が疑問で、
白7が成立して、少しだけ打ちやすくなりました。
対局中には、気がついて無かったのですが
黒1から黒3が有力だったようです。
白の形も崩れているので、嬉しくない戦いですね。
この後も、難しい戦いでしたが、何とか勝ち。
工藤先生とは、研究会やお仕事で、いつもお会いしてましたが
公式戦で教えていただいた記憶がほとんど無い。
僕が、入段2~3年目、見事に
天狗の鼻をへし折られましたが、それ以来かも。
工藤先生は、御年80歳ですが、
若々しい打ちまわしに感服いたしました。
本因坊戦は、これで最終予選に進出。
リーグ入りまで、まだ遠いですが、頑張ります!!!