第48期棋聖戦挑戦手合七番勝負第6局
恒例の封じ手予想〜
黒1にします。
右上の戦いは、勝負を左右しそうですね。
今日、映画「碁盤斬り」予告60秒が公開されました。
ポスターも解禁されました。
渋くて格好いいです。
そして、「碁盤斬り」の脚本を手掛けた
囲碁ファン(五段の実力)の加藤正人さんが、
小説「碁盤斬り 柳田格之進異聞」を出版されました。
Amazonからも購入できます。
加藤さんとは、飲みに行ったり競馬場に行ったり
いつもお世話になってます。
お酒の席で加藤さんに、
「映画が先か、小説が先か、どちらが良いですか?」
この質問に加藤さんは、真剣に悩んでましたが、
やはりネタバレになるので
映画を見てから、小説がオススメです。
(あくまで個人的意見です。)
映画「碁盤斬り」は、5月17日公開です。
よろしくお願いします。
先日、水戸市で予定があったので、
偕楽園へ足を運んでみました。
水戸に着いたら、まず腹ごしらえ。
けんちん蕎麦、美味しかった!
お腹を満たして、偕楽園へ。
日本三大庭園のうち、兼六園は10回以上
後楽園も3回訪れています。
しかし、一番近い偕楽園は「いつでも行ける」
と油断(?)していて、初めてです。
偕楽園には、こんな場所もあります。
確かに碁盤ぽい石もありました。
(逆光で写真は撮れず)
梅の時期には、若干早かったものの
広大な庭園を堪能しました。
偕楽園の一番の特徴は、
「これは何処までが庭園なの?」という広さ。
隣接している千波湖と、周辺の景色が
一体化していて、偕楽園の茶室
「好文亭」からの眺めが素晴らしい。
日本には、いろんな庭園があるものだと、感心しました。
夜は、安くて美味しい常陸牛を堪能しました。
魅力度ランキングで茨城県と言えば最下位の常連。
でも、僕は魅力的に感じました。
爛柯杯国内予選決勝・山下敬吾九段戦(白)
白1から黒6まで攻め合い含みの戦い。
ここでチャンスを迎えてましたが・・・
白1は、凡ミスでした。
白3に黒4が上手い受け方。
続いて白Aには、黒Bで隅に手が無い。
白1で・・・
白1が正しい手順。
ここで黒2なら白3で黒4がシチョウにならない。
白1に黒2は仕方なく、ここで白3が手順。
黒4に白5が先手になり、白7からまだコウ残り。
これなら、白が優勢でした。
この後も、終始難戦でしたが、最後は運良く勝ち。
久しぶりに、世界戦の代表になれたので
しっかり準備して臨みたいと思います。
爛柯杯シニア枠(たぶん45才以上)
国内予選、結城聡九段戦(黒)
白1と打った局面。
黒は、Aと隅を大切にするか、
Bから押さえて辺を大切にするか。
アマチュアの皆さんから、
「どちらから押さえていいか分からない。」
と、よく聞かれますが、プロでも迷う時は迷う。
実戦は、黒1と辺と中央を大切にしましたが
少し甘いらしい。
どうも、隅を軽視するのが悪いクセです。
正解は、黒1と隅を大切にして
黒7まで中央も厚くするのが良いらしい。
最初の図から、下辺を模様にする発想は無かった。
この後、一進一退の形勢でしたが、
最後は際どく残りました。
勝ったので、午後にもう一局。
そちらの碁は、明日載せます。
基本的に対局日は、月曜日もしくは木曜日ですが、
明日は変則的な火曜日対局です。
国際棋戦、「爛柯杯」のシニア枠
国内予選が行われます。
1回戦は、結城聡九段との対局です。
勝てば、午後にもう一局あります。
日本代表目指して、頑張ります!!!
昨日まで行われた、棋聖戦挑戦手合第4局。
1番印象に残った局面の感想です。
一力棋聖が黒1と打った局面。
井山王座が順調に打ち進め、平凡に打っても
良さそうかと思いましたが、ここで長考。
白1から白3と打ったのが、本局の勝着だと思います。
この場面、中央の白は、かなり危険。
ここで黒に上手い手があれば、白は投了です。
しかし、井山王座は全てを読み切り、
黒から有効な手は無いと判断。
良さそうな局面でも、ギリギリまで踏み込んだ
井山王座の姿勢に感銘を受けました。
そして、今日はナショナルチーム研究会です。
昨日まで対局していた井山王座も参加してます。
有り難いことです。
棋聖戦挑戦手合第4局2日目は、
井山王座がペースを掴み、順調に優位を拡大してます。
大盤解説会場には200名もの方が詰めかけて、熱戦を見守ってます。
みなさん地元仙台出身、一力棋聖の応援だと思いますが、
井山魔王、いや井山王座が憎たらしいほど強いですね。