春の珍事

昨日は、季節外れの雪で
震え上がりました。

こんな時期に雪とは、もしや
優勝の前触れでしょうか？

千葉ロッテマリーンズは、
16勝5敗1分で首位を快走中。

最初は、春の珍事か～
と眺めておりましたが、
最近は、ほんのりと期待しております。

そのうち負けだすでしょうが、
Ａクラスには入れるかな？？

去年は、一度も足を運ばなかった
マリンスタジアムですが、
今年は、行ってみたいですね。

寒い・・・・

４月も半ばなのに、
この寒さは何なんでしょうか？

仕方がないので、家にこもって
富士通杯の棋譜を見ながら・・・・

今回の富士通杯は、２回戦で
日本の棋士が全員負けてしまいました。

何が違うのか、何が足りなかったのか、
大差は無いと思いながら、なかなか勝てない。

自分なりに、思う事もあるので、
次に活かしたいと思います。

６月に、ＬＧ杯が行われます。
あまり時間はありませんが、
しっかり勉強して臨みます。

富士通杯・・・

富士通に負けて、放心してたので
更新が遅くなりました・・・・


一回戦は、アギラールさん。
プロに勝ったこともある南米の雄ですが、
勝って当たり前と思われているので
かなりのプレッシャーが。

昼食休憩の時点では、
それほど形勢に差が無く、
生きた心地がしませんでしたが、
とりあえず勝てて、ホッとしました。


２回戦は、朴永訓九段（韓国）との対局（黒）





黒Ａとコウを取った局面。
序盤から形勢に自信があり、
ここでは、はっきり優勢と思っていました。

白１は、コウ立てかと思いましたが、
次に白Ｂと逃げ出す手は、
周りの黒が鉄壁のため成立しません。





黒１と丁寧に利かして、
黒３とコウをつなぐ。

中央が猛烈に厚く、これで勝てると思いました。
控室でも、「黒、楽勝」との声もあったようです。

しかし、白４が先手（次は、白Ａが成立）
白６，８と打たれて容易ならざる形勢。
しかも、打っている時は、
まだはっきり優勢と思っているのだから
御目出度いものです。





白１には、黒２と打ってさらに
コウを争えばよかった。

白３には、黒４から６と取り返し
コウ材は当然黒が多い。
だいたい、負けても何てことは無い
気楽なコウなのに！！

次にコウを繋がず、直接黒Ａと
切る手があり、この進行なら
優位を維持していました。


この後は、的確にヨセられて４目半負け。
厚がってばかりで、厳しさが足りません。
優勢な碁だっただけに、悔しい敗戦でした。

富士通杯＠抽選会

第23回世界囲碁選手権・富士通杯
本戦が、いよいよ明日から始まります。
大会のＨＰはこちら

抽選会の結果、一回戦の相手は、
アギラールさん（南米）です。

世界の一流棋士の顔を見て
テンションが上がってきました。
とにかく、自分の納得のいく碁が
打ちたいですね。

富士通杯の全対局が、
幽玄の間で生中継されます。
日本代表の棋士にご声援を！！

いろいろ

第65期本因坊戦挑戦者決定プレーオフは、
山下天元が、井山名人に勝ち挑戦者に。

山下天元は、棋聖のタイトルを
奪われたばかりですが、
強靭な精神力ですね！


韓国主催の世界戦、ＢＣカード杯は、
李世ドル九段（韓国）と常昊九段（中国）
の決勝五番勝負に。

李世ドル九段は、休場明けで
危ない碁も多かったのですが、
それでも、決勝に進出するあたり、さすが。

ゴルフの休場明け、
タイガー・ウッズの
成績はいかに？？？

今日の一枚

書いてはみたものの、何て読むんだ？？？

団子より花

いよいよ桜も満開！
運動とお花見を兼ねつつ
行きつけのお蕎麦屋さんへ。

歩いて40分ほどかかりますが、
緑道の側に様々な植物があり、
お気に入りの散歩コースなのです。

桜、コケ、桜、リュウノヒゲ、桜
パンジー、甘酒（これは違うか）

桜とお花見をする人を見つつ、
ボーっと歩いてたら、見た事のない場所へ。

いつのまにか、行きつけの
お蕎麦屋さんを通り過ぎていました^^;

座右の銘は、「花より団子」
かと思っていたのですが、変更せねば・・・

自分の居場所が分からないので
仕方無く、コンビニでお蕎麦を買って
バスと電車で帰ることに。


桜も満開なので、テンプレ（背景）を
変更いたしました。
ご意見、ご感想がありましたら
takaodiary☆yahoo.co.jp
にまで、ご連絡いただければ幸いです。

（注）☆を@に変えてください

なぞ

先日行われた、春蘭杯２回戦、
李昌鎬九段(韓国)ＶＳ古霊益五段(中国)戦
古霊益五段の黒番です。





黒１と打ったとき、
李昌鎬九段が投了しました。

僕は、細かいと思いながら並べていたので、

「へぇ～ここで投了するのか～
さすが、計算出来る人は違う！」
と、いたく感心。。。。

試しに、終局まで適当に図を作り
目算したら・・・・・
あれっ、白が半目勝ってる！！！

その後も時間をかけて調べましたが
かなり際どい半目勝負。
どちらかと言えば、白が厚い気もする。

一昨日、控室で居合わせた、
王銘エン九段にも伺いましたが、
やはり半目勝負とのこと。

つまり、李昌鎬九段は勝つチャンスが
十分ある碁を投了してしまったのです。

”神算”とまで言われる、
あの李昌鎬九段が、なぜ投了？？？

中国ルールで行われたこの大会
黒番７目半コミだしです。
つまり、普段の６目半より
１目違うのを忘れていたのか？

あるいは、直前に大損したので
負けと思いこんでしまったのでしょうか？

？？？？？な投了でした。

昨日の対局

本因坊リーグ・三村智保九段戦（白）
本因坊リーグ最終局は、一斉対局。

２敗の僕は、１敗の井山名人と山下天元が
両方とも負けない限り、挑戦の可能性は無し。





黒Ａとヒラいた局面。
白１から強引に切断しに行きましたが
これが、無理筋でした。
白１では、白Ｂと上から利かすぐらい。

ここで、相手が長考。
一緒に考えているうちに・・・






黒１から、３，７のノゾキが利き、
黒11までまるで無理じゃないか！！

左上の黒石に攻めが利くと
思っていましたが、ほぼ生き形。
ここで、負けを覚悟。

いたたまれなくなり、トイレに行くと
山下ー結城戦が終局した様子。

黒板で山下勝ちを確認し、
”消化試合だし、痛い負けじゃないか～”





実戦は、黒１，３だったので
超難解の攻め合いに突入。

両者とも最善を尽くせず、
お互いの石が逃げ出すという
妙な結末に。

その後も難しかったのですが
最後は２目半勝ち。
消化試合なのに、両者秒読みでした。

指運でツブレを免れた部分もあり
もっと、ヨミの精度を上げないと
いけません・・・・反省。

本因坊リーグは、井山名人と山下天元が
しっかり勝ち、６勝１敗の両者でプレーオフ。

僕は、５勝２敗とあと一歩でした。
まあ、上出来でしょうか。