「ここは、虹がたくさん見えるんですか?」
TeAnauからスタート地点のRainbow Reachへ
送迎してくれているドライバーさんと
話すこともそろそろなくなってきたので、
冗談半分で訊いてみた。
「うん、そうだね。天気によっては見えるよ。」
名前だけかと思っていたら、本当に見えるんだ。
そんなことを話していたら、スタート地点に到着。
人がまばらだ。
本当は、TeAnauから出発し、Control Gateでトラックに入り、
反時計回りで回ろうと思っていた。
自分の住む街からの交通手段やら宿を調べて、
よし山小屋を申し込もうと思った矢先、
わずかなタイミングで1泊目に泊まろうと
思っていたLuxmore Hutが埋まってしまった。
どうしよう・・・・・。
日程的に先にはもう伸ばせない。
そして、今まで調べたものが・・・泣。
きっと、手段はあるはず。
焦りつつも探し直すと、
Queenstown-TeAnau-Rainbow Reachの
バスがあることが分かった。
歩くルートを反対回りに設定し直し、色々調べ直し、
全ての予約を終え、どうにか予定通りに行けることに。
良かった。
QueenstownからTeAnauに到着したバスが遅延していたため、
Rainbow Reach行きのバスは乗れなかった。。。
けれど、すぐにワゴン車が私だけのためにやってきてくれた。
なので、トラックのスタートを切るのは自分一人で。
前回のミルフォードのスタートが、なんだかお祭りのような
雰囲気だったので、今回は、あまりに何気ないスタートだった。
けれど、橋を渡り、Kiwi Zone
という看板を発見し、キウイがいるのかとワクワクしたり、
ブナ林の下、ふかふかの天然のウッドチップの道を歩き、
気分は爽快!
そんな気持ちよい森林を歩いていて、日本で勉強していた
森林セラピーのことを思いだした。森林浴でリラックスを
したいなら、どんな森林でも歩けばいいのではなくて、
自分が安全だと感じられること、なんだか気持ちがいいな~
と思えること、主観で「感じのイイ森林」と思えることが
まずは大事だなあと思った。
今日は渓谷の間をずーと歩いていくのがメイン。
うーん、正直、谷底をずっと歩いていくのは好きではないんです。
森や渓間のトレッキングは視界が悪い。
けれど、森の中を歩く場合の良い点は、何かに守られている
感じがあること。
ちょっとかたく言うなら、沈静作用を与えてくれる気がする。
だから、自分とじっくり向き合うことができる気がする。
これ、一切遮るものの無い平原や尾根を歩いているときは、
できないんですよね。
森のチカラなのでしょう。
まだかな、まだかな。
もーう、そろそろ。
標識も出てこず、自分があとどれくらい歩くのか分からない。
迷ってはいないと分かっているのだけれど、先の見当がつかないのは、
人生でも山道でも、何度経験しても落ち着かなくなる。
ふと森の向こうに明るい場所が見えてきた。
「ハットだ。」
今日のハットは、アジア人は自分だけ。
前回のミルフォードでは、私の他にもアジア勢がいたので、
アジア人がいないのは、ちょっと寂しい。
一瞬、アジア人ぽい人たちを発見したが、
ハットでは顔を合わせなかった。
気のせいだったのかな・・・。
翌日分かったことだが、キャンプ場に泊まっていたそうで、
日本から卒業旅行でやってきた男の子たちだった。
TeAnauからスタート地点のRainbow Reachへ
送迎してくれているドライバーさんと
話すこともそろそろなくなってきたので、
冗談半分で訊いてみた。
「うん、そうだね。天気によっては見えるよ。」
名前だけかと思っていたら、本当に見えるんだ。
そんなことを話していたら、スタート地点に到着。
人がまばらだ。
本当は、TeAnauから出発し、Control Gateでトラックに入り、
反時計回りで回ろうと思っていた。
自分の住む街からの交通手段やら宿を調べて、
よし山小屋を申し込もうと思った矢先、
わずかなタイミングで1泊目に泊まろうと
思っていたLuxmore Hutが埋まってしまった。
どうしよう・・・・・。
日程的に先にはもう伸ばせない。
そして、今まで調べたものが・・・泣。
きっと、手段はあるはず。
焦りつつも探し直すと、
Queenstown-TeAnau-Rainbow Reachの
バスがあることが分かった。
歩くルートを反対回りに設定し直し、色々調べ直し、
全ての予約を終え、どうにか予定通りに行けることに。
良かった。
QueenstownからTeAnauに到着したバスが遅延していたため、
Rainbow Reach行きのバスは乗れなかった。。。
けれど、すぐにワゴン車が私だけのためにやってきてくれた。
なので、トラックのスタートを切るのは自分一人で。
前回のミルフォードのスタートが、なんだかお祭りのような
雰囲気だったので、今回は、あまりに何気ないスタートだった。
けれど、橋を渡り、Kiwi Zone
という看板を発見し、キウイがいるのかとワクワクしたり、
ブナ林の下、ふかふかの天然のウッドチップの道を歩き、
気分は爽快!
そんな気持ちよい森林を歩いていて、日本で勉強していた
森林セラピーのことを思いだした。森林浴でリラックスを
したいなら、どんな森林でも歩けばいいのではなくて、
自分が安全だと感じられること、なんだか気持ちがいいな~
と思えること、主観で「感じのイイ森林」と思えることが
まずは大事だなあと思った。
今日は渓谷の間をずーと歩いていくのがメイン。
うーん、正直、谷底をずっと歩いていくのは好きではないんです。
森や渓間のトレッキングは視界が悪い。
けれど、森の中を歩く場合の良い点は、何かに守られている
感じがあること。
ちょっとかたく言うなら、沈静作用を与えてくれる気がする。
だから、自分とじっくり向き合うことができる気がする。
これ、一切遮るものの無い平原や尾根を歩いているときは、
できないんですよね。
森のチカラなのでしょう。
まだかな、まだかな。
もーう、そろそろ。
標識も出てこず、自分があとどれくらい歩くのか分からない。
迷ってはいないと分かっているのだけれど、先の見当がつかないのは、
人生でも山道でも、何度経験しても落ち着かなくなる。
ふと森の向こうに明るい場所が見えてきた。
「ハットだ。」
今日のハットは、アジア人は自分だけ。
前回のミルフォードでは、私の他にもアジア勢がいたので、
アジア人がいないのは、ちょっと寂しい。
一瞬、アジア人ぽい人たちを発見したが、
ハットでは顔を合わせなかった。
気のせいだったのかな・・・。
翌日分かったことだが、キャンプ場に泊まっていたそうで、
日本から卒業旅行でやってきた男の子たちだった。