★we were on a break★

お久しぶり!

混ざってないと、ダメなんです・・・

2012-02-29 01:00:44 | 雑記
毎月一度のお楽しみ、料理教室。

月に一度なのに
ここのところ忙しかったので
久しぶりの出席だ。

10名位のメンバを3つの調理台に振り分けるのは毎回くじ引き。
シウはクラスのメンバになって長いので
ほとんどの人と顔見知りなのだけど
先日のクラスでは初めて来た方とご一緒した。
その方と、もう一人と、そしてシウ。
シウ以外の2人は30歳半ば位か?

ものすごく静かな人たちだった。
だからシウもいつものプチ・マシンガントークは封印し、
ほとんどしゃべらずに作業に徹する。


美味しいけど静かな試食が終わって、
使った調理器具や食器を洗う段階でのことだ。


クラスの会場になっているのは
そんなに古い建物でもないのに
調理台についている流しは
混合水栓じゃない。

熱い湯の蛇口と水の蛇口。
蛇口は長いから、それを上手く重なるように向けて、
“なんとなく適温”っぽい環境を作るんだよね。
(説明が難しいけど、わかるかな~?)

でも湯だけが手に当たるとすごく熱いし
水だけだと時期的に冷たすぎる。

シウがアラフォーだからって、
生まれたときから、
混合水栓じゃない流しなんてあまり見たことなかったけど、
ま、田舎に嫁に来た時にはたまにあったかな。

で、その洗いものの作業の時のことだ。

シウが流しに立つと、
もう一人の人が横に立つともなく立つ。

シウが洗い、もう一人がすすぎ、そしてもう一人が乾いた布巾で拭く。

それが洗いものの一連の作業。

でもその時、
混合水栓っぽくした流しに手を出した、シウのパートナーは

「熱い・・・」

と、手をひっこめ、
水だけにしてすすぎをし始めた。

混合水栓じゃない流しに、
どうしても対応できないようなのだ。

なんだか気の毒だったのでシウは
「私が洗って、すすぎもするから、
 拭いていただけばいいですよ。」
と提案したところ、

「すみません・・・
 じゃ、おねがいします・・・」

と、

2人とも乾いた布巾を持って、
拭き作業にスタンバイ。


こんな特殊なところで洗い物できるなんて、
さすが年の功ですわね~~

っていうノリじゃないか!

ということで
シウは全速力で洗い、すすぎ、
彼女たちは妙に丁寧に食器を拭いていた。


言っときますけど、
シウは10代のころだって20代のころだって、
この状況で洗い物できたと思うぞ。
というか、
たいして知らない他人様に、
「じゃ、お願いします。」
なんて言うくらいなら
火傷する方を選ぶ。

ま、他の皆さんもやっているし
コツをつかめば火傷なんて全然しないけどね。


2人のボソボソ女子たちは
他人より幾分か“薄い”存在感。
ちょっとウスバカゲロウみたいだった。


とはいえ、
シウも腹立たしかったかといえば、そうでもなく、

「仕方ないな~」
っていう気分だったんだよね。


今回の事での発見は

30を過ぎてもそんなピヨピヨしたウスバカゲロウ女子がいるんだ・・・
ってことじゃなくて

そういうアウトな女の子たちに対し、
シウがものすごく“寛大”な気持ちで接したということだ。


混合じゃない水栓を使えるということではなく
こうして穏やかな気分をキープできるということこそが
年の功



なんて、

全速力で洗い物をやっつけながら、
ついでに流しまで綺麗にし、
自分に月日が流れていることを実感したシウだった。


今回のことは
ウスバカゲロウ女子たちが憎めない雰囲気で、
ちょっと可哀想になっちゃったから。
でも、仕事だったら、あの2人は絶対に雇わないな。
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