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お久しぶり!

「ミレニアム2 火と戯れる女」

2012-07-10 18:03:11 | 映画
ミレニアム1の方は完全版3時間を見たので
かなり原作に沿って描かれていた。
今作も原作にほぼ忠実ではあるんだけど
やっぱり2時間に詰め込んでいるので
どうしても急ぎ足な感じは否めない。

ラスト、ミカエルがニーダーマンに対して行う“あること”が省かれていて
これをどうやって3につなげるんだろうって思ったり。

雑な感じはするものの
やっぱり原作が面白いので
なかなか見ごたえはある。

それにしても
ノオミ・ラパスの魅力はさらに光ってはいるが
やっぱり10代にも間違えられる華奢なリスベット、っていうキャラとは違うような・・・。

そして原作ではちょっと重要なポイントにもなるハリエット・バンゲルが
まったく登場しないのと、
ブブランスキー刑事とムーティグ刑事の有能ぶり(とくにムーティグ)が
今一つ描かれてなかったのが残念。
警察と、ミレニアム編集部と、ザラの側の3つが
一つのゴールに集まって行く様が面白いのに
そのあたりが曖昧なんだよね。

優れたミステリー(とはいっても原作もミステリー色はだんだん消えていくけど)を映画化するのは本当に難しい。

ミレニアム2 火と戯れる女 - goo 映画
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2 Comments

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よく考えたら・・・ (しんちゃん)
2012-07-11 08:02:02
 ミステリー単体としては「ドラゴン・・・」で完結してるわけだけど、2部3部と彼女が主役に成ることを思えば。原作者はやはり彼女のことを書きたくてこの3部作になったんだろうね。そのための「ドラゴン・・・」はあえて露払いっていうか、あくまでも彼女がどういうキャラかということを説明するだけのものだったかもしれない。

 しかし・・・原作者が本当に描きたかったのは、やはりナチス?(笑)

 
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しんちゃん (シウ)
2012-07-12 21:18:47
ミステリー小説というのは第一部だけで
2作目からはリスベットを中心にして、どんどん規模が大きくなっていきますよね。
フェミニズムとか、人種差別とか、
色々な深さが出てくる感じですが
リスベットが奇抜すぎです。
作者には生きて、パレツキーやグラフトンのようにずっと同じ女性を描き続けてほしかったです。
そういえば、作中にパレツキーやグラフトンの名前が出てきたような気が・・・。
本当はウォーショースキーやミルホーンのように
リスベットのことも書き続けていきたかったのではないか・・・と思うと、残念。
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