「ミレニアム ドラゴンタトゥーの女 完全版」

「ミレニアム」三部作の
今３番目を読んでいるのだけど、
あまりにも面白くて
あっという間に読み終わってしまうのが惜しく、
ちょっとお休み中。

ということで
先にスウェーデン版の映画をＤＶＤで見ることに。

「ドラゴンタトゥーの女」完全版は
約３時間以上にもなる長編。
途中休憩みたいなのもある。

ダニエル・クレイグがオジサンにしてはイケてる感じの男子として
ミカエルを演じていたので
オリジナルのミカエルはよりオジサンさが目立つ。
そして大事なリスベット。

リスベットは２４歳だけど
１０代の少年にも見える小柄な女という設定。

ハリウッド版のルーニー・マーラはその通りだけど
オリジナル版はだいぶ“色っぽい”のだ。
少年どころか十代にも見えない。
というか、２４歳にも見えない。
３０過ぎっていう感じでもある。
たしかにお化粧もドギツイけど
普通の人の許容範囲内というか・・・
首筋に入れたタトゥーと頭部の大量のピアスだけが
リスベットの“特異さ”をかもしていた。

しかし見始めるとそんな違和感も消え、
演技派の俳優たちによる“ミレニアムワールド”が展開。

ハリウッド版に比べると
原作にもずっと忠実なので
そのあたりも楽しめた。
ステラン・スカルスガルドとイっちゃった感も良かったので
オリジナル版の俳優さんは力不足かな・・・とも。

とはいえ、
すでに２も３も作られているのは嬉しい。