仕事の覚え方を教えて下さい!
と、迷えるサラリーウーマンが聞いてきた。これに全力で答えてみます。
まずは、手本となる人を複数見つけましょう。規模が小さい組織では難しいかもですが。とりあえず一人いたら上出来ですね。
次にやるは、手本の完コピです。
それが出来たら苦労無いって?
いやね、これが出来ないなら、最初から路線が間違ってる訳ですよ。
それに、最初から完コピって無理なんです。
要は、『少しづつ完コピに近づける』が正しい解釈なんですね。
そして、徹底して完コピを続けた先に、違和感が生まれたのなら、理屈で穴埋めをして下さい。
ここまでが、仕事を覚える事に関しての『守破離の守』です。
しかし、欲張ってはいけません。
本来、守破離の守が出来るだけで、エリートサラリーマン・ウーマンなのですよ。
ここで、勘違い先輩サラリーマンが言うわけです。
『少しは自分で考えて仕事をする様に!』
これは、『守破離の破』のステージになる訳です。
これってとっても難易度が高い。
勘違い先輩サラリーマンは、これを簡単に言いますが、鵜呑みはいけません。
守破離の破を理解していれば、簡単に言っていい文言ではないことを理解しています。
なので、仕事の覚え方を教えてよ!状態の人は、そもそもこの領域に踏み込めるか怪しいということを理解しましょう。
『守破離の破』を考えるのが楽しくなってきた人がいる?
であれば、徹底して理責めしてみましょう。
一つでも責めきれないことがあれば、取り下げる勇気を持ちましょう。
そもそも、
責めきれない=破綻
なのです。
そのくらい、守破離の破は難易度が高いのです。
ね?勘違い先輩サラリーマンは簡単に言うけど、真髄を理解していれば、簡単に言えない言葉だと知っています。
そして、『守破離の破』がチリ積に成り上がったのなら、やっと到達です。
『守破離の離』ステージです。
ここは、全責任が発言者本人にのしかかります。
ここまで来ると、見える景色は絶景です。
ただ、断崖絶壁でもあります。
一つの破綻が組織の崩壊も可能にする事態。
果たして、ここまで来れたのにそうなってしまったら…。
幸せなのでしょうか?
とりあえず纏めると、
良い先輩は、時間軸が長い。
以上です。