●のどまで現象●舌先現象●TOT現象●舌端現象

●のどまで現象●舌先現象●TOT現象●舌端現象
★博覧強記で知られる作家、丸谷才一さんが「のどまで現象」という新語を考案しエッセー 集「双六（すごろく）で東海道」（文藝春秋）で披露している　http://p.tl/7OQw
★【 雑学 】物事が思い出せそうで思い出せない現象を「TOT」と言うらしい　http://p.tl/i9t6
★４　喉まで出掛かる現象（舌端現象）http://p.tl/Tx5G
★忘却と検索　http://p.tl/Dliw
※TOT '喉まで出かかる'現象 tip-of-the-tongue phenomenon ; TOT phenomenon. 思い出せそうで，なかなか思い出せない，どうしても思い出せない現象。
★喉まで出かかっていることを一瞬で思い出すための2つの方法　http://p.tl/AYc8
★舌先現象　http://p.tl/r9Ye
この思い出せそうで思い出せない現象を「舌先現象」(TOT現象：tip-of-the-tongue phenomenon）
★舌先現象(したさきげんしょう)　http://p.tl/WIbl
(Tip of the tongue phenomenon)　心理学用語。
思い出そうとすることが「喉まで出かかっているのに思い出せない」現象。
メタ記憶の一種。
★メタ記憶（メタきおく, metamemory）http://p.tl/5Yur
ある内容が、自分の記憶のなかにあるかどうかという知識のこと。
メタ認知の一部に属する。
★メタ認知（メタにんち）http://p.tl/rb16
認知を認知すること。
人間が自分自身を認識する場合において、自分の思考や行動そのものを対象として客観的に把握し認識すること。
それをおこなう能力をメタ認知能力という。
・メタ認知能力（メタにんちのうりょく: Metacognitive Ability） [編集]現在進行中の自分の思考や行動そのものを対象化して認識することにより、自分自身の認知行動を把握することができる能力を言う。
自分の認知行動を正しく知る上で必要な心理的能力。
Knowledge Monitoring Ability
Knowing about knowing.(知っているということを知っている）、
Cognition about cognition.(認知していることを認知している)、
Understanding what I understand.（私は理解しているということを理解している）
現代において、メタ認知能力の育成は、教育、とくに学校教育において特定の教科教育を越えた重要な課題のひとつとなっている。
★認知（にんち）http://p.tl/lTCq
1.心理学等で、人間などが外界にある対象を知覚した上で、それが何であるかを判断したり解釈したりする過程のこと。
2.法概念としては、嫡出でない子について、その父又は母が血縁上の親子関係の存在を認める旨の観念の表示をすること。
・心理学等での認知
心理学・言語学・脳科学・認知科学・情報科学などにおける認知とは、人間などが外界にある対象を知覚した上で、それが何であるかを判断したり解釈したりする過程のことをいう。意識と同義に用いられることもある。
★TOT, ToT, Tot, tot　http://p.tl/gAAl
「Tip of the tongue」心理学用語。「舌先現象」と訳される。思い出そうとすることが「喉まで出かかっているのに思い出せない」現象。
★舌咽神経痛（ぜついんしんけいつう）http://p.tl/BkN0
舌から喉にかけて分布している神経が、物を噛んだり飲み込んだりした時に痛みが出てくる症状のこと。
その原因は血管の圧迫による説が有力で、腫瘍が発見されることもある。
多くは中年男性に多く発症する。
あくまで症状であり、病名ではない。
★「喉まで出かかる」現象 | カラダの知識 ココロの知識　http://p.tl/sogA
★なぜ漢字のど忘れは起こるのか　http://p.tl/kRPz
★374 記憶術-喉まで出かかっていることを思い出す　http://p.tl/VrXO
★誰もが経験するこの現象。対策はないのか！？　http://p.tl/cPFE
★心理学用語辞典　http://p.tl/i_5F
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★空から魚が?!「ファフロッキーズ現象」http://p.tl/oVYr
★ファフロツキーズ(Fafrotskies)、もしくは怪雨（かいう）
「空からの落下物」という意味。http://p.tl/u6dA
「FAlls FROm The SKIES」の略。一定範囲に多数の物体が落下する現象のうち、雨・雪・黄砂・隕石のようなよく知られた原因によるものを除く「その場にあるはずのないものが降ってくる」現象を指す。
命名者はオーパーツ(OOPARTS)の命名でも知られる超常現象研究家、アイヴァン・T・サンダースン。
日本においても古くから知られた現象であり、江戸時代の百科事典、『和漢三才図会』には「怪雨（あやしのあめ）」として記述されている。
★クジラが何故か草原のど真ん中で死んでいるのが発見される　http://p.tl/JinY
★『げっぷ』に関連する質問・疑問一覧　OKWave　http://p.tl/9bcf

●日本六古窯（にほんろっこよう）●越前焼（えちぜんやき）

●日本六古窯（にほんろっこよう）●越前焼（えちぜんやき）
★越前焼の窯跡、新たに２５基発見　「連房式登窯」も初確認　社会　福井のニュース ：福井新聞（2012年7月19日）http://p.tl/f37t
★日本のやきもの／越前焼　http://p.tl/0I1x
★越前焼　日本六古窯　http://p.tl/biPB
★越前焼（えちぜんやき）http://p.tl/O5xn
福井県丹生郡越前町の主に宮崎地区（旧宮崎村）・織田地区（旧織田町）で焼かれる陶磁器（器）。釉薬を用いずに高温で焼成されるときに薪の灰が器に流れ出し、溶け込む自然釉の風合いで知られる。
歴史は非常に古く、平安時代から始まったといわれるが、長く無名であったが第二次世界大戦後小山富士夫等により日本六古窯の一つにあげられた際に越前焼と名付けられた。
当初から壺や甕、擂り鉢などの台所用品が作られていき、他の古窯が江戸時代に茶器などを焼いていった中で、越前焼だけは決して趣向を変えることなく、雑器を焼き続けていった。
そのため江戸末期から明治には衰退の一途を辿り、一時は廃絶の危機に追い込まれた。
復興の契機は1970年（昭和45年）に作られた越前陶芸村で、これを境に窯元が急増、観光客が多く訪れるようになった。
今日では若い感覚の作品も多く見受けられるが、基本は古くからの焼き締めが中心となっている。1986年（昭和61年）に通商産業省(現在の経済産業省)から伝統工芸品の指定を受けている。
越前焼の興隆と時を同じくして衰退し消滅した能登半島の珠洲焼とは流通範囲がほぼ重なる点と自然釉等の共通点から、越前焼による珠洲焼の駆逐、或いは珠洲焼の技術者達の集団移動等が研究されている。
★越前焼について(越前焼の特徴) | 越前陶芸村　http://p.tl/Z_mK
★『越前陶芸村』土と緑と炎のふるさとへようこそ！　http://p.tl/qGwS
★ほたる窯 福島伸彦 作陶展　http://p.tl/ILj3
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★日本六古窯（にほんろっこよう）http://p.tl/vxU4
日本古来の陶磁器窯のうち、中世から現在まで生産が続く代表的な六つの窯の総称。
　
・由来
小山富士夫の命名。
　
・特徴
朝鮮半島や中国からの渡来人の技術によって開始された近世からの窯とは区別される。
　
・産地
１．瀬戸焼：愛知県瀬戸市
２．常滑焼：愛知県常滑市
３．越前焼：福井県丹生郡越前町（旧織田町、宮崎村）
４．信楽焼：滋賀県甲賀市（旧信楽町）
５．丹波立杭焼：兵庫県篠山市今田町立杭（旧多紀郡今田町）　
６．備前焼：岡山県備前市伊部
★小山 富士夫　http://p.tl/LnEr
（こやま ふじお、1900年3月24日 - 1975年10月7日）
陶磁器研究者・陶芸家で、中国陶磁器研究の大家。岡山県浅口郡玉島町（現・倉敷市玉島）出身。
主に鎌倉市を拠点にして執筆、陶磁器研究では、中国北宋時代の名窯、定窯跡を発見し世界的な陶磁学者として名声を確立。
晩年に至るまで実証的東洋陶磁研究をして、古陶磁研究書など多く執筆寄稿。
晩年には、岐阜県土岐市泉町に「花の木窯」を開き作陶。陶芸家としても茶器を始め多様な作品を造った。
★永仁の壺事件　http://p.tl/Yvnn
事件以後は小山富士夫等が「永仁の壺」についての沈黙を守ったこともあり、その真相についてはなお不明な点があるとも言われる。
なお、山田風太郎は「この事件ののち、重要文化財級の作品を作れる男として加藤の名声はかえって高くなった」と書いている。
★永仁の壷事件と佐野乾山事件　http://p.tl/4pKH
★小山富士夫の紹介　http://p.tl/uA-X
★小山冨士夫(小山富士夫)先生とのこと　http://p.tl/DmuW
★小山富士夫と石黒宗麿　http://p.tl/4-di
★小山富士夫の眼と技　展　2003年　図録より　http://p.tl/9Mn6
★#贋作 #小山富士夫 #骨董　http://p.tl/NLNS

●生麦事件●尊王攘夷

●生麦事件●尊王攘夷
★幕末の外国人襲撃・殺害事件　http://p.tl/x6ph
★生麦事件（なまむぎじけん）http://p.tl/LV4t
幕末の文久2年8月21日（1862年9月14日）に、武蔵国橘樹郡生麦村（現・神奈川県横浜市鶴見区生麦）付近において、薩摩藩主の父・島津久光の行列に乱入した騎馬のイギリス人を、供回りの藩士が殺傷（1名死亡、2名重傷）した事件である。
尊王攘夷運動の高まりの中、この事件の処理は大きな政治問題となり、そのもつれから薩英戦争（文久3年7月）が起こった。
事件の石碑は、京急本線生麦駅近くに残っている。
★生麦（なまむぎ）http://p.tl/Em4p
神奈川県横浜市鶴見区の地名。
住居表示実施後は生麦一丁目 - 五丁目に分かれる。郵便番号230-0052。
★尊王攘夷（そんのうじょうい、尊攘）http://p.tl/_bEE
王を尊び、外敵を撃退しようとする思想である。
日本では、江戸時代末期（幕末）に朝廷から一般民衆まで広く論じられ、討幕運動の合言葉として利用された。尊王攘夷論と呼ばれることもある。
★薩英戦争（さつえいせんそう）http://p.tl/Agix
（文久3年7月2日（1863年8月15日） - 7月4日（8月17日））
生麦事件の解決を迫るイギリス（グレートブリテン及びアイルランド連合王国）と薩摩藩の間で戦われた鹿児島湾における戦闘である。
鹿児島では「まえんはまいっさ」（前の浜戦）と呼ばれる（城下町付近の海浜が前の浜と呼ばれていた）。
薩英戦争後の交渉が、英国が薩摩藩に接近する契機となった。
★グレートブリテン及びアイルランド連合王国　http://p.tl/I0Ja
（グレートブリテンおよびアイルランドれんごうおうこく、英語: United Kingdom of Great Britain and Ireland）は、1801年にグレートブリテン王国とアイルランド王国が合同して成立した王国である。
★生麦事件(1862)　http://p.tl/4Evi
★「生麦事件」を歩く (1)　http://p.tl/YwS3　 (2)　http://p.tl/N5Rl
★東京紅團（東京紅団）まちなかを歩く　散歩情報　http://p.tl/GNPN
★生麦事件犠牲英国人の手紙公開　横浜、子孫も９月来日　http://p.tl/66ik　http://p.tl/tQA7　http://p.tl/NTqL
★生麦事件犠牲英国人の手紙初公開　子孫も９月来日　横浜開港資料館 - MSN産経ニュース　http://p.tl/v5PZ
★生麦事件で死亡の英商人・リチャードソン　１９日から遺品初公開　書簡で「日本はすばらしい国」 - MSN産経ニュース　http://p.tl/kZdi
★英写真家ベアトが幕末に撮影した生麦事件の現場写真（横浜開港資料館蔵）http://p.tl/SQ_D
★生麦事件　文久２年８月２１日（陽暦１８６２年９月１４日）http://p.tl/OdD1
★生麦事件の検証 - 数馬の『幕末への旅路』http://p.tl/Ymqm
★生麦事件碑　http://p.tl/JRMV
★生麦事件 - 「逆説の歴史イラスト」筆やすめ　http://p.tl/On74
★生麦事件１ 銀座,新橋,品川,六郷,生麦まで　http://p.tl/WSSZ
★生麦事件２　事件はどこで起きた？二つの現場　http://p.tl/1a1Z
★生麦事件３　 事件発生まで　http://p.tl/ah_s
★生麦事件４　リチャードソン殺害その１　http://p.tl/w8i2
★生麦事件５　リチャードソン殺害その２　http://p.tl/o-km
★生麦事件６　薩英戦争１　http://p.tl/QcJa
★生麦事件７　薩英戦争２　http://p.tl/3ZBl
★【生麦事件】歴史民俗用語辞典　http://p.tl/r2Lr
★開国開城12:　生麦事件（文久2年8月21日）http://p.tl/9fAG
http://p.tl/JOn0　http://p.tl/nRqC　http://p.tl/pdSW　http://p.tl/_shn
★生麦事件、勃発す！　http://p.tl/Bjq9
★＜生麦事件＞落命の英国人が日本への憧れの手紙　横浜で公開　http://p.tl/fhxT
★本覚寺へ逃げ込んだ２人の英国人～生麦事件～http://p.tl/Y86l
★『生麦事件に巻き込まれた市井の日本びいきの英国人青年２』http://p.tl/FWPH
★忘れられた横浜「生麦」　（２）　生麦事件　http://p.tl/QhAq
★生麦事件　刃傷発生現場　http://p.tl/rXF0
★生麦事件　リチャードソン絶命現場　http://p.tl/yIXz
★生麦事件　リチャードソンの墓　http://p.tl/KmWY
★正統史観年表　生麦事件　http://p.tl/3Qmi
★わかりやすい！ 歴史用語解説第286回＝ 生麦事件（なまむぎじけん）http://p.tl/ruOI
★【タウンニュース青葉区版】 政治から見る生麦事件 松沢前知事が新著 http://p.tl/rCOZ
★幕末歴史探訪 生麦事件 ～ 薩英戦争　http://p.tl/iDuT
★生麦事件の真相　http://p.tl/CO2Z
★生麦事件　あれから約150年、日本人は変わったのか？　http://p.tl/dh6b
★生麦事件参考館とキリンビール横浜工場見学　http://p.tl/B7uv
★生麦事件と寺田屋騒動　http://p.tl/yPDA
★「生麦事件」を行く　http://p.tl/eVew
★書評目次 > 読書の記録 > 生麦事件　http://p.tl/N2qB
★侍歴史 生麦事件　http://p.tl/RAfT
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★尊皇攘夷の意味について。http://p.tl/NTOp
★尊皇攘夷から倒幕にかわった長州藩　http://p.tl/VXZJ
★尊王攘夷｜NHK for School　http://p.tl/xvLW
★はじめての薩長同盟　http://p.tl/3PZD

●『陰陽ノ京』（おんみょうのみやこ）●慶滋 保胤（よししげ の やすたね）

●『陰陽ノ京』（おんみょうのみやこ）●慶滋 保胤（よししげ の やすたね）
★『陰陽ノ京』（おんみょうのみやこ）http://p.tl/eCXy
渡瀬草一郎著、田島昭宇（1巻）・洒乃渉（2巻～）イラストのライトノベル。
第7回電撃ゲーム小説大賞金賞受賞作（受賞時タイトルは『平安京八卦‎』）。
著者のデビュー作。
2010年8月現在、アスキー・メディアワークスから、電撃文庫レーベルで本編が5巻まで刊行されている他、メディアワークス文庫レーベルで賀茂光榮を主人公とする『陰陽ノ京 月風譚』が2巻まで刊行されている。
平安時代、陰陽道の名門・賀茂家の出でありながら家職を継がず、文章道に進んだ 青年、慶滋保胤。ある日、保胤は安倍晴明の頼みで洛外の外法師の素性を調べに行く ことになる。しかしそれは奇縁・宿縁・怨念渦巻く京の闇への誘いに他ならなかった。
★陰陽ノ京とは (オンミョウノミヤコとは) [単語記事] - ニコニコ大百科　http://p.tl/IYWb
★陰陽ノ京でデュラララ!!EDパロ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm16063943
★陰陽ノ京　http://p.tl/MKVo
★メディアワークス文庫 | 陰陽ノ京 月風譚 弐 雪逢の狼　http://p.tl/xp8H
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★慶滋 保胤（よししげ の やすたね）http://p.tl/psSe
★空也（くうや）
平安時代中期の僧。天台宗空也派において祖と仰がれる。
阿弥陀聖（あみだひじり）、市聖（いちのひじり）、市上人と称される。
民間における浄土教の先駆者と評価される。
踊念仏、六斎念仏の開祖とも仰がれるが、空也自身がいわゆる踊念仏を修したという確証はない。
門弟は、高野聖など中世以降に広まった民間浄土教行者「念仏聖」の先駆となり、鎌倉時代の一遍に、多大な影響を与えた。
★日本往生極楽記【にほんおうじょうごくらくき】世界大百科事典 第２版の解説.
慶滋保胤（よししげのやすたね）選。寛和年間(985‐987)の成立。唐の《浄土論》《瑞応伝》にならって日本の往生者の伝を集め，42項目45人を僧尼・俗人男女の順に漢文体で記す。国史別伝・故老口伝を素材とするが，著者の伝聞とみられる同時代の往生者の記載が多い。以後に編纂（へんさん）された往生伝の範となり，《法華験記》や《今昔物語集》巻十五に再録されるなど，後世に及ぼした影響は大きい。往生伝【西口 順子】
▼日本往生極楽記について記述のある項目
　説話文学【せつわぶんがく】　慶滋保胤【よししげのやすたね】
★にほんおうじょうごくらくき 〔ニホンワウジヤウゴクラクキ〕 【日本往生極楽記】デジタル大辞泉の解説.

平安時代の往生伝。1巻。慶滋保胤(よししげのやすたね)著。寛和元～2年（985～86）ごろ成立。聖徳太子以下45人の往生伝をまとめたもの。
★池亭記【ちていき】世界大百科事典 第２版の解説.
慶滋保胤（よししげのやすたね）の漢文随筆。982年(天元5)成立。平安京の西京の荒廃，東京の家屋の過密状況の中で，50歳近い作者が小宅を得て，小山を作り小池を掘り，書庫，小堂をかまえて読書や念仏に明け暮れ，閑雅な晩年を送ったことを述べる。源通親の《久我草堂記（こがそうどうき）》や鴨長明の《方丈記》に影響を与えた。なお，同名の漢文随筆が前中書王兼明（かねあきら）親王にもあり，959年(天徳3)成立。曲池のほとりの亭で悠々自適の生活を送ろうとする心境を語ったものである。
▼池亭記について記述のある項目
　慶滋保胤【よししげのやすたね】
★ちていき 【池亭記】デジタル大辞泉の解説.

●ヒメ（媛、日女、比売、比、姫）●比売神（ひめがみ）●卑弥呼（ヒミコ）は姫子（ヒメコ）

●ヒメ（媛、日女、比売、比、姫）●比売神（ひめがみ）●卑弥呼（ヒミコ）は姫子（ヒメコ）
★ヒメ（媛、日女、比売、比、姫）http://p.tl/XWpN
貴族や領主の女性名に付けられる尊称。
古くは地域の女性首長を表す尊称、また原始的カバネの一つ。
「ヒメ」の語源は「日（ヒ）の女（メ）」である。
日の女とは、大地に対する太陽、つまり地神（土着）系の女性（メやベ）と区別される、天孫・天神系（天皇やその伴造）の女性を意味した。
一説に、ヒメはヒミ（比彌、卑弥）が転じたものとも考えられる。
『上宮記』は推古天皇の別名「豊御食炊屋姫」（とよみけかしきやひめ）を「等已彌居加斯支移比彌」（とよみけかしきやひみ）と記している。
阿波国には波尓移麻比彌（ハニヤマヒメ）神社があり、ヒメは比彌（ヒミ）と記されている。
3世紀の卑弥呼（ヒミコ）は姫子（ヒメコ）の意であるとの説がある。
いずれにせよ、古代においてヒメとヒミは通用していたと思われる。
　
★比売神（ひめがみ）は、神道の神である。http://p.tl/jvFE
神社の祭神を示すときに、主祭神と並んで比売神（比売大神）、比神などと書かれる。これは特定の神の名前ではなく、神社の主祭神の妻や娘、あるいは関係の深い女神を指すものである。
最も有名な比売神は八幡社の比売大神である。宇佐神宮ほかではこれは宗像三神のことであるとしているが、八幡社の比売大神の正体については卑弥呼をはじめとして諸説ある。
春日大社に祀られる比売神は天児屋根命（あめのこやねのみこと）の妻の天美津玉照比売命（あめのみつたまてるひめのみこと）である。大日孁貴尊（アマテラス）を比売神としている神社もある。
大分県杵築市の八幡奈多宮には、元宮である海上に浮かぶ厳島または市杵島と呼ばれる島に比売大神が降臨された発祥の地であると伝えられる。
★コノハナノサクヤビメ　http://p.tl/cO68
日本神話に登場する女神。一般的には木花咲耶姫と記される。
また『古事記』では木花之佐久夜毘売、『日本書紀』では木花開耶姫と表記する。
コノハナサクヤビメ、コノハナサクヤヒメ、又は単にサクヤビメと呼ばれることもある。
『古事記』では神阿多都比売（カムアタツヒメ）、『日本書紀』では鹿葦津姫または葦津姫（カヤツヒメ）が本名で、コノハナノサクヤビメは別名としている。
オオヤマツミ（大山積神、大山津見神、大山祇神）の娘で、姉にイワナガヒメ（石長比売、磐長姫）がいる。
ニニギ（瓊瓊杵尊、邇邇芸命）の妻として、ホデリ（海幸彦）・ホスセリ・ホオリ（山幸彦）を生んだ。
★タギツヒメ（タキツヒメとも）http://p.tl/2ARy
日本神話に登場する神で、宗像三女神の一柱である。
『古事記』では多岐都比売命、『日本書紀』では湍津姫と表記される。
★『宇佐神宮／比売大神』（ヒメ　オオカミ）http://p.tl/jXh3
宇佐神宮の祭神３柱のうち、二之御殿に祀られる祭神は『比売大神』（ヒメ　オオカミ）とよばれ、その社殿は『八幡大神』（一之御殿）造営の９年後、聖武天皇・天平６年（734）という。
★ヒメタタライスズヒメは、神武天皇の皇后である。http://p.tl/JvT0
神武天皇は、東征以前の日向ですでに吾平津姫を娶り子供も二人いたが、大和征服後、在地の豪族の娘を正妃とすることで、在地豪族を懐柔しようとした。天照大神の子孫である神武天皇とヒメタタライスズヒメが結婚することで、天津神系と国津神系に分かれた系譜がまた1つに統合されることになる。
★臺與（生没年不詳）http://p.tl/EzjU
日本の弥生時代3世紀に『三国志 (歴史書)』、魏志倭人伝中の邪馬台国の女王卑弥呼の親族にして、卑弥呼の跡を継いだとされる女性・壹與のことである。
魏志倭人伝中では「壹與」であるが、後代の書である『梁書』『北史』では「臺與」と記述されている。
「台与」は「臺與」の代用。
★弟橘媛（おとたちばなひめ）は、日本武尊の后。http://p.tl/ie5S
『古事記』では弟橘比売命（おとたちばなひめのみこと）（景行天皇記）、『常陸国風土記』では大橘比売命（おおたちばなひめのみこと）（行方郡相鹿大生村条）、橘皇后（たちばなのおおきさき）（多珂郡飽田村条）に作る。
ほかに弟橘姫、乙橘媛などとも作る。
事跡は記紀に記されている。
★宇佐の原信仰／御許山（三女神降臨伝承）http://p.tl/J6g2
この三女神すなわちアメノミクダリ命を以て、今、宇佐神宮・第二殿に祀られている『比売 大神』（ヒメオオカミ）の原姿とするのが一般だが、異論もあり、はっきりしない（別項・「比 売大神」参照）。
★2.3 卑弥呼と宇佐神宮の祭神 ー倭女王卑弥呼　http://p.tl/jl-s
そして最終的には、卑弥呼と宇佐神宮三祭神の応神天皇・比売（ヒメ）大神・神功皇后との関連を解明することにより、卑弥呼（ヒメコ）＝ヒメ大神であり、宇佐神宮が卑弥呼の墓と断定が可能となるのです。
★
★幕間 倭建命 VS 日本武尊 - nifty　『古事記』（記）　『日本書紀』（紀）http://p.tl/5E_7
★祟神天皇　皇后・　御間城姫 みまきひめ　http://p.tl/799x
★「日本の原典！　古事記物語」http://p.tl/Z-5J
日本最初の夫婦ゲンカって？　　　日本最初の兄弟ゲンカって？
★大物主神伝　http://p.tl/P9M5
大物主神（オオモノヌシノカミ）は、大和国を取り仕切る一介の国津神である。
★京都パワースポット・八坂神社 美御前社　http://p.tl/TyUW
○美御前社（うつくしごぜんしゃ）美のパワー スポット　美人の誉れ高き宗像三女神がお祀りされています。
★邪馬台国と宇佐神宮比売（ヒメ）大神
2：【宇佐神宮と卑弥呼】------卑弥呼（ヒメコと読むのが正しい）、宇佐神宮の比売（ヒメ） 大神、天照大神（本名は日靈＝ヒメ）の三人は同一人物。（注）「靈」の下部は「巫」字と なっているが、日本書紀の原文は「女」でパソコンに文字がないため代用した。
★EST 日本の神の名の事典 ア行（イ～オ）http://p.tl/GKQ9
★※岩長姫・磐長姫・磐長媛・岩永姫・石長比売※http://p.tl/jGQv
※木花知流比売※コノハナチルヒメ（コノハナチルビメ）古事記にのみその名が見られる。
大山祗神（オオヤマツミノカミ）の娘神の一人。イワナガヒメ、コノハナサクヤヒメの妹。
★古代出雲『比売（ヒメ）神』の謎　http://p.tl/NLXV
★古事記の原本のヒメの漢字 - Yahoo!知恵袋　http://p.tl/c3NA
★古代出雲『下照比売（シタテルヒメ）』の謎（その１）http://p.tl/Iscb
★赤留比売命神社―アカルヒメシリーズ 1　http://p.tl/8tFb
★神・比売大神ってなんですか？ - Yahoo!知恵袋　http://p.tl/n1Z9
★八坂神社境内にある美御前社（うつくしごぜんしゃ）http://p.tl/hAaJ
このうち、特に際立つ美人の神が市杵島比売命で、神仏が習合していた時代は七福神の一神である弁財天（弁天様）と同じ神として崇められており、さらには美貌の女神とされる吉祥天とも習合していたといわれています。
★パワスポ55555 > ハロくんの御祭神情報 > イチキシマヒメ　http://p.tl/19BW
宗像地方から朝鮮半島や支那大陸へつながる海の道を守るためにタキリビメ、タギツヒメと共に降臨した神様だニャン。この三柱を宗像三女神といいますニャン。
★八百万の神々を想う　http://p.tl/oHoo
八百万といわれる神々。さすがに神々のすべてを理解することは不可能である。
でも有名な記紀の神々の由来ぐらいは知っておきたい。
★比売大神とは「神社ていすと」http://p.tl/KzQy
【別名】姫大神（ヒメオオカミ）
【以下のような総称にも含まれている】 春日大神 八幡大神.
特定 の神の名前ではなく、神社の主祭神の妻や娘、あるいは関係の深い女神を指すもので ある。 最も有名な比売神は八幡社の比売大神である。
★瀬織津比売命と祓戸の大神四神　http://p.tl/NNpU
ご祭神は「祓戸の大神四神」といわれ、個人や社会の禍事【まがごと】と罪【つみ】、穢れ【けがれ】を祓ってくださる祓いと禊ぎ【みそぎ】をつかさどる神々です。
★倭建命の子孫　http://p.tl/XMUX
この倭建（ヤマトタケル）命が、伊玖米天皇（イクメノスメラミコト）（垂仁天皇）の娘の布多遅能伊理毘売（フタヂノイリビメ）命を妻としてお生みになった御子は、帯中津日子(タラシナカツヒコ)命（仲哀天皇）お一方である。
★栲幡千々姫命　タクハタチヂヒメノミコト　http://p.tl/JpWA
栲幡千々姫命は、織物の神として知られている。神話では、この神についての活動は詳しく記されていないが、なぜか美人というイメージがある。
★宇佐神宮関係神話　http://p.tl/TfWT
宇佐神宮二之御殿の祭神 比売大神（ヒメオオカミ） 御名 三女神＝多岐津姫命（タキツヒメノミコト ）・市杵嶋姫命（イチキシマヒメノミコト）・多岐理姫命（タキリヒメノミコト）
★神様の恩頼　収録データリスト　http://p.tl/JL1w
わが国の各神社には、必ず御祭神が祀られております。その御祭神名の意味を理解した上で、自分の念オモいや願い事を託してお参りします。そうしますと、その神様の恩頼ミタマノフユが、身近なものとなって体現せられるのです。
★長生きできない天皇　http://p.tl/fJZJ
★08　［国譲り］http://p.tl/xGrz　
★07d　［国造り（二）］http://p.tl/Djpn　http://p.tl/2z0b　http://p.tl/MO0W　http://p.tl/AOsR　http://p.tl/ZyRp
★7760117「神名解説」「GLNからこんにちは」http://p.tl/S8TO
★ウミサチとヤマサチ 第1章 コノハナサクヤヒメ　http://p.tl/gkUM
★八幡神と八幡信仰　http://p.tl/KHRP
「八幡様（はちまんさま）」は多くの日本人にとってなじみのある神様であると思われます。しかし、その由来はあまりよく知られていないのではないでしょうか。
★『古事記』にみる【ヒメ】考: 千年の悦楽 一夜の彷徨　http://p.tl/Pdus
「売（メ）」だけの女性が「ヒメ（「 日売」「比賣」「毘売」）」と比べて、身分での区別なのか、あるいは天降系ではない、もともとあった地の者という区別なのか、そのあたりはよく分からないのですが、いずれにせよ彼女が高貴な女性でなかったことだけは確かだと思うのです。
尚、後世になると、同じ“ひめ”でも、平安時代になると漢字では『姫』」と表記されるようになります。また『古事記』では妻になっても「ヒメ」の呼称であったのが、この時代になると既婚女性に対して「ヒメ」を使うことはなく、未婚の女性にのみ使う言葉となります。
これは、例えば現在でも「姫リンゴ」とかに使われている同じ意味で、「小さくて愛らしいもの」、若い姫君にのみ使われだしたものと思われます。

●「隠者」（いんじゃ）●隠者文学●剃髪（ていはつ）●出家（しゅっけ）

●「隠者」（いんじゃ）●隠者文学●剃髪（ていはつ）●出家（しゅっけ）
　もともと『徒然草』は兼好が「そこはかとなく」紙にかいては、壁にはって壁紙としていたものを、後に発見した人が、現在の順序に並べたものだといわれています。
　
『徒然草』は、大まかに見て4つの視点から見ることができます。
・ 兼好自身の考え方が主
・ 習慣、地方のものについての知識が主
・ 聞き知った出来事を書き連ねた一種の説話
・ ものの、一般的な見方と、それについて著自身のものの考え方
　
あくまでも「つれづれなるままに」かかれたものなので、このなかに分けられないものもありますが、たいてい、いくつかの段にまとめて似た様な趣旨のことがらが書かれています。
　一本、通った筋というものがあるのならば、それは「無常感」であろうが、しかも滑稽味があふれているという点、それが実質的には実践的な道徳をといている――ある人が、「徒然草」にそう解説をつけています。
　
★「隠者」（いんじゃ）http://p.tl/zrKy
一般社会との関係を絶ち（隠遁）、生活する人のこと。
特にキリスト教や仏教など多くの宗教の宗教者、または宗教的背景をもった隠者が多数知られる。
宗教的な文学でも世俗の文学でもしばしば「隠者」という言葉が人間不審者を含めて孤独な生活を送っているものをゆるく指して使われている。
★いん‐じゃ【隠者】大辞泉
俗世との交わりを避けて、ひっそりと隠れ住む人。隠遁者。隠士。
★いんじゃ‐ぶんがく【隠者文学】大辞泉
中世における隠者や僧侶による和歌・日記・随筆などの自照的な文学。西行・鴨長明・兼好らが代表的作家。
中古の能因、近世の芭蕉などを含めていうこともある。
★隠者（いんじゃ）　　　日本　　　[ 日本大百科全書（小学館） ]
第一義の、原郷世界に至るべく、世俗世界を離脱する人。
隠遁者（いんとんじゃ）、遁世者、世捨て人ともいう。
人跡まれな山奥や人里離れた海のほとりなど、世俗世界の辺境を漂泊し、そこに隠れ住む人。
そのありようは多様であるが、出身からいって3種類に分けられる。
　
第一は、官人貴族が出家剃髪（しゅっけていはつ）した場合。
出家剃髪のきっかけは、政治的失脚、老齢、病気、失恋、昇進遅滞の恨みなど、さまざまである。
慶滋保胤（よししげのやすたね）や西行（さいぎょう）、鴨長明（かものちょうめい）、吉田兼好（けんこう）などが知られるが、藤原道長（みちなが）や平清盛（きよもり）、あるいは藤原俊成（しゅんぜい）なども隠遁している。
西行らが隠者として知られるのは、隠遁後の歌人あるいは文人としての活躍の華々しさにある。
中古の官人貴族にとって、出家剃髪することは理想であった。
十全とはいえないにせよ、彼らの大多数は隠者として生涯を終えている。
隠遁へのあこがれは、古く『懐風藻（かいふうそう）』や『古今和歌集』にも色濃く現れている。
　
第二は、官僧が隠遁した場合。
僧官僧位を捨て、公請（くしょう）を辞し、官寺を離れ、別所や深山の草庵（そうあん）にこもり、あるいは渡守（わたしもり）や乞食（こつじき）に身をやつす。
玄賓（げんびん）や増賀（ぞうが）、明遍（みょうへん）などが、『閑居友（かんきょのとも）』『発心集（ほっしんしゅう）』において願わしかるべき隠者として説話化され、一般に知られる。源信（げんしん）や法然（ほうねん）、さらには明恵（みょうえ）にも、隠者のおもかげがみいだされる。
　
第三は、庶民が隠遁した場合。
役行者（えんのぎょうじゃ）のような呪術（じゅじゅつ）を事とした聖（ひじり）や、遊行女婦（うかれめ）あるいは私度僧（しどそう）など、その源流は古い。
中古以後も、高野聖（こうやひじり）のように官寺の周辺にあって勧進（かんじん）などの雑務に携わりつつ、修行に励む人々は多かった。
夢幻能（むげんのう）のワキとしてしばしば登場する「諸国一見（いっけん）の僧」もまたこの隠者である。
［ 執筆者：佐藤正英 ］
　
★十全【ジュウゼン】デジタル大辞泉の解説.
［名・形動］
１．少しも欠けたところがないこと。十分に整っていて、危なげのないこと。また、そのさま。万全。「―を期して念を入れる」「―な（の）備え」
２．概念または判断が、その表す対象と完全に相応すること。
★じゅうぜん【十全】大辞林 第三版の解説.
（ 名 ・形動 ） ［文］ナリ　
① 少しの欠点もなく，完全なさま。十分に整っていて危げないさま。
「－な対策を講ずる」
② 〘哲〙 〔 adequate 〕 概念や認識がその対象（事物）と完全に一致・適合していること。あるいは，対象を細部に至るまで究明し，完全に明晰判明に認識していること。
★出家　http://p.tl/a3nt
有力な沙門の下には多くの弟子が集まり、出家者集団を形成したが、釈迦もその沙門の1人であった。
仏教における出家の伝統はこれに由来する。
剃髪した僧侶が多いとされるが、中には剃髪せず、ごく一般的な髪型をしている者も数多く存在する。
★てい‐はつ【×剃髪】大辞泉
［名］(スル)
１．髪を剃(そ)ること。特に、仏門にはいる際、髪を剃り落とすこと。落飾。
「―して尼僧になる」
２．「産剃(うぶぞ)り」に同じ。
３．江戸時代の刑罰の一。姦通(かんつう)などをした女性の髪を剃り落とし、親元へ引き渡すもの。
★剃髪（ていはつ） [ 日本大百科全書（小学館） ]
仏門に入る者が髪や髭（ひげ）を剃（そ）ること。剃頭（ていとう）、落髪（らくはつ）、浄髪（じようはつ）、削髪（さくはつ）、薙髪（ちはつ）、落飾（らくしよく）ともいう。
経典によれば、剃髪は煩悩（ぼんのう）を断じ、おごりたかぶる心を除くためともいわれる。
仏教では釈尊以来行われたが、釈尊当時のインドでは頭髪を剃ることは罪の一つで、人々はそれを恥としたらしい。
今日では在家者が出家する得度（とくど）式で剃髪が行われるが、浄土宗や真宗では頭上にかみそりをあてて剃髪に擬する。
これを俗に「おかみそり」という。
古くは、女性の出家者は髪をすべて落とすことはなく肩のところで切りそろえたが、それを「尼そぎ」と称した。
［ 執筆者：松本史朗 ］
★剃髪刑（ていはつけい） [ 日本大百科全書（小学館） ]
頭髪をそる刑をいう。
鎌倉幕府の御成敗式目（ごせいばいしきもく）34条は、道路で強姦（ごうかん）した郎従（ろうじゅう）以下の者は、片方の鬢髪（びんぱつ）をそり除くべきものとしており、江戸幕府の公事方御定書（くじかたおさだめがき）下巻48条は、離縁状をとらないで他に嫁した女は、髪をそり、親元に帰すべきものとしている。
いったんそった髪は伸びてくるが、その場合の扱いははっきりしない。
松平定信（さだのぶ）が白河（しらかわ）藩（福島県）で定めた剃髪刑（博奕（ばくち）打ちに科した）においては、一定の日に名主のところへ行ってそってもらうことに定めている。
［ 執筆者：石井良助 ］
　
★慶滋 保胤（よししげ の やすたね）
（よししげ の やすたね、承平3年（933年）以後 - 長保4年10月21日（1002年11月27日）
平安時代中期の文人・儒学者。字は茂能。唐名は定潭。
父は陰陽家・賀茂忠行であるが、家学であった陰陽道を捨てて紀伝道を志し、姓の賀茂を読み替えて慶滋とした。
子に忠順がいる。官位は従五位下・大内記。
★隠者文学（いんじゃぶんがく）
主に日本の中世において、俗世間から隠遁する道を選んだ者達（僧侶や隠者など）によって書かれた作品群の総称である。
和歌、随筆、日記、文学とその形態はさまざまなものがある。
平安時代も後期になり、貴族の政治が衰え武士の台頭、僧兵の出現などにより争乱の不安定な時代を迎えるにつれ、民衆の不安感から源信らによる無常観、末法思想が広まっていった。
無常観には現世を厭う考えがあり、それが寺に帰属する出家よりも孤独な生活に隠者を駆りたてていった。
　隠者文学の代表例
・吉田兼好　http://p.tl/5i1x 徒然草　http://p.tl/vCJw
・西行　　　http://p.tl/AAqM　http://p.tl/VESI　千人万首（注釈付き）http://p.tl/howq
・鴨長明　千人万首　http://p.tl/4HUK　- 方丈記（校註日本文学大系）　http://p.tl/BMBO
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★西行（さいぎょう）http://p.tl/Vih6
元永元年（1118年） - 文治6年2月16日（1190年3月23日）
平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての武士・僧侶・歌人。
父は左衛門尉佐藤康清、母は監物源清経女。同母兄弟に仲清があり、子に隆聖、女子（単に西行の娘と呼ばれる）がある。
俗名は佐藤 義清（さとう のりきよ）。
憲清、則清、範清とも記される。出家して法号は円位、のちに西行、大本房、大宝房、大法房とも称す。
勅撰集では『詞花集』に初出（1首）。
『千載集』に18首、『新古今集』に94首（入撰数第1位）をはじめとして二十一代集に計265首が入撰。
家集に『山家集』（六家集の一）『山家心中集』（自撰）『聞書集』、その逸話や伝説を集めた説話集に『撰集抄』『西行物語』があり、『撰集抄』については作者と目される。