夢幻飛行

写真撮影の試行錯誤日記が中心
基板交換と言われつつ何年も騙しだまし使いつつ、ようやくPENTAX KFに買い替え奮闘中

神戸・ハーバーランド 8

2005年09月12日 | 神戸
かなり間が開いてしまいましたが、まだもうちょっと残っているので・・・ (^^ゞ

ここの後ろの水路は、実は運河みたいです。
ってことは、やっぱり塩水???

ここ、来るなら夜がいいですよねぇ~。
どこかの店先というわけではなくて、誰でもが腰を下ろしていいところです。
ただ、すぐ横が通路なので、二人っきりの世界に浸れる場所ではないかもしれませんが・・・。


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お向かいさんの朝顔

2005年09月12日 | 今日の写真
毎朝見る、お向かいさんの朝顔。
濃い青色系で、とてもキレイだな~と思ってズームアップレンズをつけて撮ってみたんですが・・・。
なかなか思うようには撮れないですね。
でもまだ咲き続けているので、チャンスはあるかも。
それにしても、やっぱりマクロレンズがほしい・・・。



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社会見学 1 ~震災の語り部と、報道には出ない話~

2005年09月12日 | 日々徒然思うこと
今日は娘の学校のPTAの社会見学でした。
昼食の場所も入れると4ヶ所回ったのですが、その一つ目、「人と防災未来センター」のご紹介。
http://www.dri.ne.jp/

咽元過ぎればナンとやら。
そうあってはいけないんですよねぇ。
神戸の町はキレイになったけど、あの時のことは、決して忘れてはならないこと。
一瞬にして街が、都市基盤が、日常の生活が崩れ去った事実。
今日は色々と思い出しちゃいました。
我が家自身は対して大きな被災ではなかったのですが、ライフラインは絶たれました。
公団の団地の3K住まいで、建物自体はほんの一部損壊でしたが、家の中は、どこも足の踏み場がなくなってしまいました。
倒れてきたモノに埋もれたのは、私一人だけでしたが、タンスの上半分が抜け落ちかけてて、それが判った時には青くなりました。
それが倒れたり落ちてきたりしてたら、子供も無事だったかどうか、わからない状況でした。
揺れてる間、身動き一つできませんでした。立ち上がろうものなら吹っ飛びます(主人がそうでした)。

人と防災未来センターの4Fでは震災の時の、たった15秒のうちに何が起こったかというのと、その後の復興の模様の上映や崩壊した町の実物大ジオラマを見たあと3Fに降り立った時、最初に出迎えてくださったのは、多分、語り部コーナーの方だったのでしょうね。
「まず、毛布とバケツを持って避難場所に、場所の確保に行った」と。
語り部コーナーじゃなかったけど、来た人に、まずそれを伝えたい!
そんな思いがあったのだと思います。
家が、居て安全な場所でないのなら、逃げ出すしかありません。
避難場所に入りきれない数の人が押し寄せてくることは目に見えていたんでしょうね。
バケツは、用を足すために使うものです。
トイレだって、かなりの行列を成します。待ってなどいられないことだってあるでしょう。そもそも、水が出ないのですしね。
用を足したら、しかるべき処理をされるのだそうですが。


被災した時、ラジオなどは情報を得る手段にしかなりません。
被害の大きさなど知ったところで、何の役に立つのでしょうか?
そんなものは、回り回っていつかはわかります。
身内のところは大丈夫なのか、会社は大丈夫なのか、それの判断ぐらいにしかならないでしょう。
自分が被災したら、人のところの心配などしている場合ではないのです。

ライフラインは絶たれますから、夜間なら懐中電灯は必要なものでしょうが、真っ暗闇で手探りで、それのある場所にたどり着いても、どこに吹っ飛ばされてるか、わかったもんじゃないのです。
押入れ、天袋は比較的どうもなかったみたいです(モノを詰め込みすぎ?)。
今なら携帯電話を枕元に置いておくのが最良でしょうねぇ。
被災してすぐなら電話も通じるかもしれないです。
被害の大きくないところだったら、一番最初に復旧するのは電気ですが、テレビはアンテナがやられてたら、どうしようもないです。


長期に渡って避難場所で生活をしていかなければならなくなった時に大事なことは、寝るところの確保でしょうが、近所の被害の大きさで、危険度や緊急事態度はわかるというものです。
ただ、飲料水は普段から確保しておいた方がいいでしょう。
食べるものは、あっても咽を通りません。
子供は「お腹すいた~!」と言い出すことはありましょうが。
0歳児を抱えていた場合、どうしたらいいんでしょうねぇ?
カセットコンロ+ヤカンでお湯を沸かしてミルクを作るしかないかも。
湯冷ましは常備しておかなければならないでしょうねぇ。
煮沸消毒は出来ませんから薬品で(今時、それは常識?)。
って、避難所生活を始めて数日の間だったりすると、それも難しい話です。


それから、万が一怪我をしても、病院も大混乱です。
救急車など、多分来てはくれません。
一刻を争う人はたくさんいます。もっとも、電話が通じれば、の話です。
ましてや、電柱や家屋が倒れて道をふさいでるわ、道は寸断されてるわ(ボコボコ&段差発生)じゃ・・・ねぇ。
血だらけの人など見たら、打撲程度なら「こんなことでここに来てはいけない」と思うでしょう。
内臓を圧迫してしまったり骨折してそうだったら、黙々と順番待ちした方がいいでしょうけどねぇ。
ガラスの破片で深く切っても、消毒してもらった方がいいでしょうし、縫った方がいい場合もありますけど。
とにかく、不注意で怪我をしないように気をつけて下さいね。
家の外に出ようとして、ドアを開けたはずみで何かが落下してくるとも限りませんし。
ドア(ふすま)を無理に開けて、一歩台所に踏み出そうとして足元に転がっていた電子レンジで怪我をしたのは私です (^^ゞ

それと、現金も大事ですよー。
配給を待っていてはどうにもならないものもあります。


語り部と思われるおじさんは、一言、最低限のことだけを伝えて下さったように思います。
でも、避難所生活になるなら、真っ先にすべき大事なことでしょう。


全壊したアパートに埋もれて、最初は家族で励ましあっていたけれど、だんだんと元気がなくなっていき、果てには冷たくなっていく我が子。
助け出された時、命があったのは自分だけだった母親。
主人の母の知り合いの人の話です。


そういった人たちがいることを考えると、大した被害でもなかった我が家。
ライフラインが絶たれ、病院が病院として機能しなくなったので「帰ってくれ」と言われたけれどもどうしようもなくなってしまった親戚に、まだ我が家にいた方がいいからと、来て頂いた折に、インフルエンザに掛かってしまった私。
インフルエンザの薬は、避難所優先なので、普通の風邪の対症療法しかなかったんですが、誰にもうつさずに済んでホッとしたり。

ウチは大した被災ではなかったけど、まだまだ伝えたいことはありますが、このへんで。
また何かの機会があったら。


コメント (2)
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