【現代社会と報道】

新版【現代思想とジャーナリスト精神】
https://blog.goo.ne.jp/dreamtoday

【転載】総選挙 日刊ゲンダイデジタル公開2024/10/15 17:00 

2024-10-16 20:13:57 | 日記

【大阪1区~10区】熾烈な公明vs維新の議席争いは“痛み分け”の様相

○当選圏内、△拮抗でやや優勢、▲拮抗でやや劣勢。上段は政治評論家・野上忠興氏、下段は政治ジャーナリスト・泉宏氏の予想。(前)は比例で当選。裏は自民非公認の裏金議員。

  ◇  ◇  ◇

【大阪1区】
  大西 宏幸57自元
○○井上 英孝53維前
  竹内 祥倫42共新
  宮出 千慧39参新

 コスト膨張が批判を招く大阪・関西万博や大炎上中の兵庫県の斎藤前知事を巡る問題で、党勢がボロボロの維新だが、“本拠地”の大阪では強い。理由は「地方議員の組織が出来上がっているから」(地元自民党関係者)。1区もその例にもれず、井上が盤石。

【大阪2区】
▲ 左藤  章73自元
△○守島  正43維前
  小川 陽太47共新
  藤田 美季58参新

 元大阪市議の守島が手堅い。

【大阪3区】
▲△佐藤 茂樹65公前
  萩原  仁57立元
△▲東   徹58維新
  渡部  結43共新

 公明にとって「常勝関西」の一角。もともと、公明は維新と看板政策の「大阪都構想」の実現に向けて協力関係にあった。そのため、これまでは公明の候補がいる府内4選挙区で維新は擁立を見送ってきた。ところが、昨春の統一地方選で維新が躍進を遂げ、公明の協力が不要に。今回は府内4選挙区で公明と維新はガチンコ対決となる。そのうちの一つが3区だが、佐藤は旗色が悪い。

「参院大阪選挙区からの鞍替え出馬となる東さんは、参院議員を2期務め知名度バツグン。父・武さんも元府議で東家は選挙区内では名家です。佐藤さんも当選10回で地元に根付いていますが、東さんの後塵を拝している」(府政関係者)

 とはいえ、維新関係者によると「東さんはちょっと空気が読めないキャラ」だそう。ボロが出れば形勢は変わり得る。

【大阪4区】
▲▲中山 泰秀54自元
△△美延 映夫63維前
  清水 忠史56共元
  黒川 洋司52参新

 当選5回の中山は知名度はあるが、旧安倍派所属で不記載額908万円の裏金議員。重複立候補もできず、情勢は厳しい。

【大阪5区】
▲△国重  徹49公前
  西川 弘城59立新
△▲梅村  聡49維新
  宮本 岳志64共(前)
  大石 晃子47れ(前)
  石橋 篤史45参新

 公明と維新がぶつかり合う選挙区。3区の東同様、梅村も参院議員からの鞍替え出馬。維新の看板で優位ではあるが、不安要素は野党候補が乱立していることだ。

「前回衆院選では宮本さんと大石さんが比例復活。当選後、2人とも国会質問やテレビ出演を頻繁にこなし、顔と名前が売れている。西川さんも出馬していますから、反与党票が分散し、梅村さんは苦戦を強いられかねません」(地元関係者)

 

辻元清美の「元地元」で立憲が追い上げ

 

 

【大阪6区】
△△伊佐 進一49公前
  福留 陽子55立新
▲▲西田  薫57維新
  渡司 考一72共新
  月足 舞子33参新

 こちらも公明vs維新の選挙区だ。前府議の西田は地元に浸透しているが、伊佐とは大激戦になっている。その最大の原因は福留の存在だ。

「反与党票が西田さんと福留さんで割れてしまっているのです。本来、福留さんは鹿児島出身の落下傘で地縁はない。維新の票を削るために、公明が立憲側に働きかけて、福留さんを引っ張ってきたと囁かれています」(府政関係者)

【大阪7区】
  渡嘉敷奈緒美62自元
○○奥下 剛光49維前
  川添 健真42共新
  池上和日子40参新

 奥下が堅い。

【大阪8区】
  高麗啓一郎44自新
○○漆間 譲司50維前
  平川 節代76共新
  平岩 征樹44国新
  谷 浩一郎43参新

 漆間が盤石。

【大阪9区】
▲▲東田 淳平41自新
△△萩原  佳47維新
  長崎由美子68社新
  片岡  真33参新

 維新から党員資格停止処分を受けた足立康史前衆院議員が政界引退し、空席となっていた。萩原は選挙区内の茨木市議だったとはいえ、出馬が決まったのは8日で準備不足。維新は、府内の候補に比例重複を認めないルールを課しているが、萩原は例外扱いにしている。

「維新のドタバタを尻目に、唯一自民が取れそうなのが9区。東田さんは元商社マンで年齢も若く、地元の評判がいい。小選挙区でも勝ち切れると目されている」(地元関係者)

【大阪10区】
  加納陽之助44自新
  尾辻かな子49立元
○○池下  卓49維前

 立憲の辻元清美参院議員のもともとの選挙区。前回衆院選で敗北した辻元の後任として立った尾辻も大阪が地盤。先行する池下を追い上げる。

 

=============

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TBS #NEWS23【衆議院7与野党党首討論会】

2024-10-15 07:19:04 | 日記

#news23_tbs

議会政治の空洞化を防ぐ番組キャスト&スタッフ勇気ある取り組み

衆議院総選挙7与野党党首討論会

 

「衆院選」 7党首クラスになれば、中間層が2極分解して貧困層が増えてもその実感とは無縁なんだろうなあ。自民党総裁が深く反省するとおっしゃると、重みがある。忖度したのは政治家もそうだろうが、大手メディア放送局の報道人だろう。政治家と同じくらいメディア幹部を信頼できない。

 立憲民主党は自民党よりはまだ「政治とカネ」にまみれてはいない。だが巨大自民党に選挙で闘うのに、野党は共同候補も立てられない。そんな情勢では、国会や討論会でいさましいことをいっても、自民党に忖度し続けてき野党党首。国民民主党はどちらにウエイトを置いているのか。

 いままで自民党総裁選で石破氏を支持してきた。総理になって、変わったというより、自民党という組織のなかで派閥と利益とまわりががんじがらめに束縛されていることが見えてくる。れいわ新選組が国民に反する法律を懸命に阻止する姿、懲戒処分に私は呆れた。れいわのアピールは本質的だ。

 野田さんはずいぶん変わった。立憲民主党代表選でも視野が広くなったとかんじた。小沢一郎さんとの連携から視野が広くなった。 だがあとわずかで総選挙。自民党を離れた議員だけでも緊急に野党が相談してひとりにしぼることはできないのだろうか。野党の中で実行しなければ先は闇。

 石破氏は「かってない安全保障の状況」という。だが米韓日で合同演習を目の前で続けていれば、韓国や中国北朝鮮が軍備にエスカレートしていく。以前の首相たちが外交でいくたびに高額のカネをばらまいてきた。石破さん以前の首相たちの失政のつけが回ってきている。

 れいわ山本さんが消費税をドイツイギリスで変えたというのは、一例であり、野田さんが発言なさったような法律の運用の実務論ではない。
 
 石破首相の「核抑止力」論は、もはや以前のような効果はずいぶん低下している。現実は核兵器が使用される頻度が高まっている。核兵器は戦争だけでなく、地球規模の環境破壊の元凶となっていることも一因だろう。
 
 「自公過半数割れなら政界再編も?」 それも大事だが、短時間に7党代表が顔を合わせたのだから、政治の本質的な論議や外交内政の軸をはなしあうべきだ。
 
 
 
===========
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京新聞論壇時評2023年6月1日 07時00分転載

2024-10-13 19:09:32 | 日記

<論壇時評>統一地方選とミュニシパリズム 巻き起こる新リベラル旋風 中島岳志

 4月に行われた統一地方選挙では、新しい女性の当選者増加が注目された。東京都杉並区をはじめ、兵庫県宝塚市などで議会構成員の半数以上が女性になった。今回の選挙の画期的な特徴といえよう。
 
 女性候補者の当選に注目が集まるが、重要なのは「女性」であるという属性以上に、彼女たちが訴えた政策にある。特徴的だったのは、気候変動への危機感を基にした環境問題への取り組み、そしてジェンダー政策だった。これらの政治課題は、「票にならない」と言われてきたが、今回の結果を見ると、訴えが確実に得票につながっている。いまいったい何が起きているのか。
 
 この流れの発端には、昨年の杉並区長選挙がある。4選を目指した現職に対して、政治家経験のない岸本聡子氏が挑み、187票差で勝利をおさめた。岸本が訴えたのは、気候変動への抜本的な対策や、行き過ぎた民営化への反対だった。
 
 当選後、岸本が出版した『地域主権という希望−欧州から杉並へ、恐れぬ自治体の挑戦』(大月書店、2023年)では、岸本の政策への支持は、世界的なミュニシパリズムの潮流の中に位置づけられる。
 
 ミュニシパリズムとは、住民の主体的参加に基づく自治的民主主義のことで、一般には「地域主権主義」と訳される。
近年、世界中で公共サービスの民営化・市場化が進んだが、これをもう一度、公営化しようとする傾向が強く、公的住宅の拡大などに力を入れる。ヨーロッパではバルセロナ(スペイン)やナポリ(イタリア)、グルノーブル(フランス)などで展開され、「コモンズ」と言われる公共財や自治的制度が見直されている。
 
 岸本いわく、ミュニシパリズムが共有するのは、新自由主義への異議申し立てである。行き過ぎた格差社会を生み出した新自由主義から決別し、自治体レベルの選挙で首長や議員の議席を奪取することで、具体的に政治を動かそうとする。
 
 ヨーロッパの自治体では、独自の環境政策がすすめられている。ディーゼル車の都市中心部への乗り入れ規制を強化し、都市公共交通や自転車道路を拡張する。地元産の再生可能エネルギーを推進する。国家は原発産業や化石燃料に基づく産業、大規模集約的な農業、自動車産業などを成長戦略の中に組み込んでいるため、なかなか新しい環境政策へと転換することができない。それに対して、自治体は小規模ながら、具体的な「別の道」を実現することができる。この同時多発的なネットワークの集積を、岸本はミュニシパリズムの魅力ととらえている。
 
 ミュニシパリズムは、旧来の左派政党への批判を含んでいる。左派政党の多くはトップダウンの決定システムを採用し、組織の論理が幅を利かせる。どうしてもパターナル(父権的)な体質が目立ち、ボトムアップの決定システムをとることができない。選挙でも、組織を通じた「動員」が重視され、一般有権者と候補者の対話が生まれにくい。
 
 これに対して、岸本がとった選挙戦術は「対話型の街宣」だった。彼女は聴衆にマイクを回し、出された質問や提言に答えるというスタイルをとった。そこでよい情報が入ってくると、すぐに政策集の中に加え、ビジョンを更新していった。
 
 東京新聞Web(5月8日)に掲載された記事「服を買わないと宣言したら『心に羽が生えた』 杉並区の主婦の多彩なチャレンジ 『ひとり』を怖がらない生き方」では、2030年までは服を買わないことを宣言した1人の女性が紹介されている。彼女は気候変動問題への関心から、服の大量消費に疑問を感じ、リペア(修理)に力を入れた。そんな中、岸本の立候補に共感し、岸本がいなくても1人で駅前に立つ「ひとり街宣」を始めた。これがどんどん拡大し、岸本の勝利を支えることになった。
 
今回の統一地方選挙でも、「ひとり街宣」の連鎖が杉並区議会議員選挙を象徴する光景として脚光を浴びた。
 衆議院・参議院議員の補欠選挙で野党第1党の立憲民主党が惨敗する中、新しいリベラルの政治潮流がボトムアップで拡大してきている。世界的なミュニシパリズムとの連動に注目したい。(なかじま・たけし=東京工業大教授)
 
===========
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タウンニュース2024.10.11【共産が衆院選神奈川19区に横関を擁立へ】

2024-10-11 09:28:47 | 日記

日本共産党が横関克弘氏を擁立へ

次期衆院選19区

タウンニュース10月11日号

 

 
横関克弘氏
横関克弘氏

 日本共産党神奈川県委員会は10月1日、次期衆院選で新設される神奈川19区(川崎市宮前区・横浜市都筑区)の公認候補予定者に、新人で党19区国政対策委員長の横関克弘氏(71)を選任した。

 横関氏は、全国一般労働組合神奈川地方本部執行委員長、横浜北部地区労議長などを歴任。「一人でも誰でも加盟できる労働組合」である横浜北部地域ユニオンの執行委員長としても20年にわたり活動してきた。パートタイマーとして3年働いた経験を持つ横関氏は「非正規の労働環境は過酷だ。解雇を助長するような規制の見直しは言語道断。働く者の声を国政に届けたい」と訴える。

 新19区ではこのほか、草間剛氏(自由民主党)、佐藤喬氏(立憲民主党)、添田勝氏(日本維新の会)、深作ヘスス氏(国民民主党)が出馬の意向を示している。

10月7日起稿

=================

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【TBSニュース23】2024.10.8

2024-10-08 23:41:59 | 日記

NEWS23_TBS

深まる報道の構成

 

❶#報道ステーション #news23_tbs画像画像

<現代社会と報道> 【東京新聞転載】袴田さん再審で検察が控訴断念2024年10月8日 17時27分 袴田さん再審で検察が控訴断念「判決は到底承服できない。しかしながら…」 畝本直美検事総長が談話【全文】 https://blog.goo.ne.jp/sa104927

写真:東京新聞とNews Everyday

❷15度の都内。取材で外にいる喜入氏は、金曜日のキャスターも。若いうちに苦労を、とよく言われるが、寒いものは寒い・・気温変化の予想をみるとしだいに寒さを感じる季節。国内も海外も寒い政治が広がっている気がする。

❸訪問介護の報酬が引き下げられ、国会でも日本共産党の田村智子さんが質問した。自民党と統一協会の癒着について立憲民主党の吉田晴美さんが牧原氏の癒着の事実を確認した。一つ一つ事実を検証することで2人の女性議員が政治の問題深化を質している。国会議員に女性議員を増やすべきだ。

❹刑務所にその国の社会の特徴が浮き出る。若者の刑務所に障がいがあるかないかは、あまり極端な相違があるというよりも、時代の病理がどちらにも反映していよう。TBS「報道特集」は、今までに何度も医療刑務所、少年刑務所など実態を丹念に洗いだしている。「障がい」につけこむ」同感。

 

❺1歳の子どもが亡くなり、身近な2人の大人が捜査を受けている。3歳くらいまでの育児は実に大変だ。だが言葉も話さなくとも子どもは表情で、目で、泣き声で意思を伝えている。夜中に泣いて母親は寝不足になりやすい。それでも乳幼児は実に親に伝え教えてくれる。

<終>

 

======

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

現代社会と報道

私たちは社会的な存在である。社会をどう認識するか。 基本的な視点だろう。