SACHILOG

美しい風景を中心に、陶芸、旅、美味しいものなどの記録です。

尾瀬2023♡ その2

2023-06-08 22:46:48 | 写真
翌日は、3時に目覚ましをかけました。

夜中に断続的に強い風が吹いていたことにビビッて、朝出かけるのはやめようかと思ったりもしましたが、この時間には風は吹いていなかったので、起きました。

カーテンを開けると、ほぼ満月のお月様が至仏山の横に出ていました。

顔を洗いに行くと、前日の夜洗面所で朝の撮影地について会話した男性に会ったので、結論としてどこに撮りに行くかと少し話したりして、結局私は、やはり、下見をしていない道を暗い中歩くというリスクをこういう場所では冒すべきではないと考えたこともあり、予定通り、水芭蕉はほぼ咲いていないのはわかっているけれど、下ノ大堀川の水芭蕉群生地に行ってみようと決めて、またカーテンを開けると、月が至仏山の向こうに沈んでいました...

のんびりしすぎた...

最初にカーテンを開けたときに、一枚撮っておくのだった...←反省点


結局は、ヘッドライトをつけていきましたが、点灯させなくても良いくらいにブルーアワーが始まった時間に外に出て、木道を歩きました。





見通しの良いところでしたが、念のために熊鈴をつけて。。。


最初は、広いところに私一人しかいないという状況がなんとなく怖かったのですが、

「ここに生えている植物も、もしかしたら近くにいるかもしれない熊も、私も、同じ地球上の生き物だよ!」

と思ったら、怖くなくなり、太陽が出る方向の燧ケ岳の方を撮ったり、反対側の至仏山の方を撮ったりしながらどんどん歩きました。

モルゲンロート



しかし、群生地があるはずのところにない!

あれ?

あれ?

と思っている間に、牛首分岐まで辿り着いてしまい、絶対に牛首分岐よりも手前に群生地はあるのですが、寝ぼけていたのか、向こうだったかもしれないなどと思い、どんどん歩いていたら、だいぶ先まで辿り着いてしまい、そこで日の出を迎えました。




朝の光に照らされた植物は、キラキラと光って、それはそれはきれいでした☆




正直、前日は、ほぼ水芭蕉しか咲いている花が見つけられず、その水芭蕉もピークを過ぎているし、なんだか地味で、今までで一番盛り上がらないな...と思っていたのですが、

「これが尾瀬だよ!」

と、いつものワクワク気分が戻ってきました♪

ワクワクになった目で見ると、あらゆる景色がきれいに見えてきて、咲いているお花も、きれいな水芭蕉もたくさん見えてきました。

一旦山小屋に戻って6時の朝食の時間に滑り込み、朝食を頂いたら支度をして山小屋を後にし、前日は人が多かったこともあり、スタスタ木道を歩いたのですが、帰りは撮りたいと思うところでじっくりと時間をかけて写真を撮りながら鳩待峠に向かいました。

タテヤマリンドウ


下ノ大堀川の水芭蕉の群生地は、やはり、山小屋から15分くらいのところにありました。


水の中に咲いている水芭蕉


日曜日ということで、人がそれなりに多かったので、一方通行の木道を歩きながら、被写体を見つけたら、人が来ない瞬間を見計らってパッと撮ってはけるということを繰り返しながら写真を撮りました。

このミツガシワは、反対側の木道側に咲いていたので、向こうから歩いてくる人の距離感を見て、一枚撮れるなと思ったので、反対側の木道に一歩出て、パッと撮ってまた自分の木道に戻り、「すみません!」と向かってきた方に一声掛けたら、


その方が、

「あ!」

と仰る。

(え?誰?)

と思う私。

じっと私を見ているサングラスをかけた男性。

(あ、知っているはずの人なんだ。)

と思い、脳内サーチエンジンを高速回転させて照合...そして、「あ!」と気づいたと同時に、

「〇〇です。」

と仰られ、、、


なんと、その方は、サングラスで一瞬わからなかったのですが、私が所属している組織の部門長さんでした!!

日帰りで尾瀬にいらしたとのこと。

いや、まさか、尾瀬の木道上でお目にかかるだなんて、運命としか思えない(笑)かんじで、お互い本当に驚きました!!


部門長さんたちと別れ、山ノ鼻まで戻ったら、まだ少し時間があったので、初めて研究見本園に入ってみました。


ここには、一番水芭蕉が咲いていました♡




そして、余裕を持った時間に出て、今回の一番の難所である鳩待峠に。

いや、普段の装備であれば、まあまあの上りではありますが、なんとかいけるのです。

しかし、今回は、平地でも重たいと感じる撮影機材を背負っていました。

カメラ+レンズ2本+三脚+雲台+カメラバッグで約7kg。それにフィルターや着替えなどが加わっているので、気持ち的に焦りたくないなと思い、コースタイム1時間20分のところ、休み休み行けるように余裕を見て2時間確保していました。

上りに入ると、もうどんどん、「お先にどうぞ。」と後の方に譲り、ゆっくりゆっくり。

最後の方では一回、荷物が重すぎて後ろに倒れそうになったりもしながら、そして、途中、優しいご婦人に応援して頂いたりしながら、やっとのことでゴール!

後で時間を確認してみると、平地を急いで歩いたこともあってか、コースタイム通りの到着でした。


荷物をおろして、花豆ソフトクリームでほっと一息♡


そして、食堂で、牛肉コロッケ。


更に、食べている人を見たら美味しそうだったので、炒飯も追加。(見た目ほどではなかったかも...^^;)


鳩待峠12:30のバスで尾瀬戸倉まで行き、尾瀬戸倉からバスタ新宿行きのバスに乗って帰りました。
早い時間で空席が少しあったからか、隣がいない席にしてくださったので、気持ちも楽でした。
尾瀬号大好き♡

途中の赤城高原SAで買ったワッフルと赤城高原アイスコーヒー

美味しかった♪

そんなこんなで、はじめての一人尾瀬も満喫!


来月も行く予定で~す♪


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