それは…「人をほめること」
人をほめることがみなさん本当に上手だったし…「上手にほめること」「人を喜ばせること」を
とても楽しみながら日々生活している感じだったのです。
しかも…「ジーンと心に沁みるようなほめ言葉」をみなさん、さりげなく使うんですよね。
私が編集者だったとき…毎日のハードワークでとてもとても疲れていたことがありました。
その日、私は顔色が少しでも明るく見えるように「白いカーディガン」をはおりながら仕事をしていたのですが…そのときに、あるエッセイストさんが編集部に遊びに来られたのです。
そして後日、そのエッセイストさんからいただいたハガキに…こんな言葉が書いてありました。
「あの日、陽子さんが来ていらしたまっしろいカーディガンがとてもお似合いで…思わず見惚れてしまいました」
このひと言を読んだとき…私はその時抱えていた疲れがいっきにふっとびました。
マッサージに行ったより、エステに行ったよりからだにチカラがみなぎって元気になりました。
そして、このエッセイストさんのために自分にできることをすべてしたいと思っている自分がいました。
人って、疲れているときや落ち込んでいるとき…
それから自分に自信がないとき…
ただただルーティンワークをこなしているときに…思いもかけない通りすがりの人から「愛のあるほめ言葉」をいただくと…それが心と体の活性剤になるんですね。
たぶん、成功者やセレブのみなさんはそのことをよく知っているんです。
だからこそ、通りすがりの人にも「愛のあるほめ言葉」をよくかけるんですね。
ある成功者の方がこんな話をしてくれました。
初めて会った人や利害関係のない人でも…愛のある言葉をかけるクセをつけるんだよ。
もう二度とくることないコーヒーショップのマスターにも…「コーヒー、うまかったよ」のひとことをかける。
利害関係のある人ばっかりほめるのは「おべっか使い」だと思われるし…そう思われてしまったら、せっかくの「ほめる」という行為も残念だよね。
利害関係のある人だけをほめるんではなく…知らない人や、通りすがりの人も、ほめる。
どんな小さなことでも、いいんだよ。
人をほめると、自分の気持ちがよくなります。
もちろん、相手もいい気分。
タダ(0円)で、こんなに気持ちがいい交流ができるって、ステキだよね。
この成功者の方は高速道路の料金所のおじさまや…トイレをそうじしてくださっている方にも
必ず声をかけます。
「いい笑顔だね」
「いつも、ありがとね」
「今日、逢えてよかったね」
「きれいにしてくれて、うれしいよ」
そんなふうに言われたら誰だって、うれしいもの。
ほめられた人も、それを見ている人も心に光がパッとともるような気がします。
みんながその人のことをすぐに覚えて大好きになり「また逢いたい!」と思うのは…こんな素敵な「ほめ言葉」をかけるところにあるんですね。
そして、こんなふうに「愛の発信」をしている人を…宇宙も神さまも応援してくれるのだと思います。
あなたがますます幸せで心地よくあることを私はいつも応援しています(*^_^*)
今日も、ありがとう。いつも、ありがとう。
田宮陽子
暑いです~