10月に入ってすぐの日曜日に、びわこ学園で秋祭りが行われました。
朝には、雨がパラついていたのですが、びわこ学園に着く頃には青い空が広がっていました

私たちさいわいがお会いしている利用者さんは、散歩が好きな方が多いので、晴天に恵まれて本当によかったです

さいわいのメンバーにとっては、二回目の秋祭りになりました。
去年と同じように、いつもの7名の活動メンバーに加えて、さつきとえつこも参加させて頂きました。
二人は、通常の活動の時、月一回、駅からの送迎を手伝ってくれているメンバーです。
今回は二人とも、大学生の子供と一緒に参加となりました。
秋祭りの会場となった、びわこ学園の広い駐車場には、色々な模擬店が並んでいました。
焼きそばや綿菓子等の食べ物の店、ヨーヨー釣りやパチンコやくじ引き等のゲームの店もありました。
また、スヌーズレン・ピクチャリウムコーナーという、不思議な空間もありました。

中央には、虹色の幕に飾られたステージも出来上がっていました

ステージでは、よさこいの踊りや、和太鼓やコーラス等が披露されていました

とても賑やかな秋祭りの会場を、担当1人が利用者さんお一人に、付き添わせて頂きました。
親子2人でお一人の利用者さんとご一緒したメンバーもいました。
去年の初めての秋祭りの時は、利用者さんお一人に2〜3人で付き添わせて頂きました。


午前午後を通して同じ利用者さんと過ごした担当も、また、午前午後に別の利用者さんと回った担当もいました。
模擬店では普段は見ることのない、利用者さんの、色々な表情を見ることができました

何かを購入する時には、目を大きく開いたり、顔の表情を大きく変えたりして、しっかり意思表示されていました

また、ステージから聞こえてくる音楽には、耳を傾ける方も多く、ウクレレを曲に合わせて弾かれる方もおられました

リズミカルな曲でダンスが披露される時には、一緒にリズムを取られる方もおられました


秋祭りには、利用者さんのご家族も来られていて、ご家族と回られている利用者さんの姿も多く目にしました。
よく担当する利用者さんが、服もパジャマではなく、デニムのようなシャツを着て、帽子を被って、おしゃれをされていました

その姿を見させて頂いているだけで、とても幸せな気持ちになりました





秋祭りでも、職員さん達が、利用者さんお一人お一人を回っておられる姿には


ボランティアの私たちへも、何人もの職員さんが、声をかけてくださり、細やかな配慮をしてくださいました。
今日初めて参加した、大学生2人も、職員さん達の働きに驚いていました。
利用者さんにもボランティアにも、とても親切に落ち着いて対応しながら、丁寧に細やかに働いておられる姿に驚いたそうです

会場には、私たち以外にも、ボランティアさんがたくさん来られていました。
年配の男性の方々、中高年くらいの方々、学生さん、、、、皆さんがそれぞれに秋祭りを楽しんでおられるようでした。
いつもの活動には参加していないメンバーが、帰る時に、一日ご一緒した利用者さんにご挨拶したそうです。
すると、左手でぎゅ〜っと引き寄せて握り続けられたそうです

心がじ〜んとして、ボランティアに来たつもりだったが、幸せをもらったのは私の方だったな〜と思ったそうです


それは、いつもの活動のメンバーが、いつも感じていることでした



びわこ学園の利用者さんと一緒に過ごすと、やっぱり、みんながそんな気持ちになるのだなと嬉しくなりました。
秋祭りの幸せな一日を

