「さかはし」さん集まれ~*苗字は歴史の小宇宙

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Hawaiiの移民に関する映画 Go forBroke! Okagesama de ドキュメンタリー映画デス。

2018-09-13 10:32:22 | 日記

第二次世界大戦後 二世の方々は「政治を変えていく」ということの必要性を感じていたようで、まず銀行を創って経済基盤を整えることを始めます。
1954年 ダニエル・イノウエと同じく退役軍人のエルトン・サカモト、サカエ・タカハシらとCentral Pacific Bankを設立します。

このダニエル・イノウエに関しては生い立ちから亡くなるまでのことが詳しくわかる論文紀要がありました。

「事実」の重みを感じます。
山本茂美さんの紀要をご紹介させていただきます。
http://repository.aitech.ac.jp/dspace/bitstream/11133/2152/1/%E7%B4%80%E8%A6%8148%E5%8F%B7(P123-127).pdf

以下の論文にもイノウエ氏が関わっていたアメリカ国家の先住民への謝罪を求める「合同謝罪の決議全文」が載っていました。
落合研一氏の論文をご紹介させていただきます。

http://hokuga.hgu.jp/dspace/bitstream/123456789/2671/1/09_%E8%90%BD%E5%90%88.pdf


このように、わだかまりを解くきっかけとなるような決議のきっかけをつくったイノウエ氏。

学ぶべきことの多い人物と出会えたことが嬉しいです。

そして彼の所属していた442部隊のことも何も知らなかったのですが、ハワイ州観光局のパネル展とドキュメント映画「Go for Broke! ~ハワイ日系二世の記憶」を観たこと、がきっかけで知ることができました!

この映画は、442部隊の退役軍人の方々のインタヴュ―が中心です。
彼らの経験とその時の思いも、瞬時にその場所に立っているかのごとくによみがえってきていて、そのリアルさに引きずり込まれます。

https://www.facebook.com/GoforBrokeHawaii/?fb_dtsg_ag=AdxrQj64dcyHwud7feWqZ1cr0e9YJTxm4u0be758EUuDtw%3AAdxtV2DORmODCdU1znjE8Q8KM-81NRfghZGAzKqCuCeg3g


その続編は女性を中心としたもので、彼女たちのもう一つの戦争や、その後の生活などが垣間見ることのできる映画のようです。
キルトのおばあさん、コナコーヒーのおばあさんにも早くお会いしたいなぁ~と思っています。
Okagesama de 〜ハワイ日系女性の軌跡〜 Hawaii Nikkei Women's Trajectory

映画を創り上げ、上映する支援金も募集中です! ご興味のある方々、どうぞよろしくお願いいたします。



歴史上の架空の人物「Sakahashi Togiro」(鎌倉事件)

2018-08-20 20:53:45 | 日記

歴史上に架空の人物であったとして、「Sakahashi Togiro」が登場します。


https://books.google.co.jp/books?id=folKAQAAMAAJ&pg=PA242&dq=SAKAHASHI&hl=ja&sa=X&ved=0ahUKEwjz2pTf1vrcAhXMe7wKHXKTDuoQ6AEIMDAB#v=onepage&q=SAKAHASHI&f=false


これをざっくりと読むと、どうも「鎌倉事件」のようなので、調べてみました。

鎌倉事件(whikipedia)では、日本名「たかはし とうじろう」となっています。こちらもやはり架空の人物です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8E%8C%E5%80%89%E4%BA%8B%E4%BB%B6

https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kankou/korearata-geba51200.html

歴史を繙いていくと、このような場面にも出会います。
以前でしたら、架空でも嫌だなぁと思ってさっと目を通し、パタンと本を閉じていました。

しかし、私は「さかはし」を調べる前に、曽祖父の苗字である「九里」を調べていて、幾多の殺し合い、だまし討ち、自害などなどに出会いました。

歴史を調べていく上では、これは避けられないことなのだ、とそのような目で見ることができるようになりました。

しかし、気分がいいものではありません。ですから、気になる方は飛ばして読んでください!

曽祖父の苗字に関するブログ「九里を探して三千里」の方も、よろしく!お願いいたします。

https://blog.goo.ne.jp/kunorikunori





cinii上での「坂橋」さん 他 

2018-08-20 17:00:24 | 日記

https://www.jstage.jst.go.jp/article/nihonbungaku/6/6/6_KJ00010084158/_pdf/-char/ja

面白いです!


~~~*~~~

さて、以前読んだ名前の本の中に「橋」とは、この世とあの世を結ぶものであり、境界にある。…とありました。


「坂」というのも地名以外に、均衡を破るもの…というような意味が隠されているのかもしれないと思うのです。

例えば、川を挟んで向かいに行きたい時には「橋」を渡る。
その橋を越えると、異国かもしれず、自分たちではない種族が住んでいたかもしれない。そのような想像もできます。


そして、砦は必ずと言ってよいかどうかはわかりませんが、高い所にあるのではないでしょうか?
そうなると必ず「坂」があるはずです。

橋を渡って異国へ出かけることと同じように、坂を登ることも「ご法度」であったかもしれません。
その均衡(掟)を破って、先に進むことにつながっていくようにも思えるのです。

坂ものぼり、橋もわたる。 

見知らぬ世界への思いが強い…というか、怖いもの知らず…開拓スピリットたっぷりとも思える二文字なのです。



小野篁という人が、橋を渡って「あの世」へ行く物語がありました。
この人の子孫が「坂橋」であったら、面白いなと思います。

彼の活動していた場所は、東京都多摩市あたりの牧です。(馬を放牧している場所) (息子の一人は横山党となった)
激しい人生を送った人でもあります。

東京都町田市には「小野神社」もあります。

なんと足利学校も彼が創建したという記述もあるそうです。(wikipedia)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E9%87%8E%E7%AF%81