銘柄 バローロ ロッケ・デッラヌンチァータ 1999
生産者 パオロ・スカヴィーノ
生産地 ピエモンテ州
セバージュ ネッビオーロ単一
価格 2万円ぐらい
イタリアワインは一昔はよく飲んでおりましたが、ここ最近はデイリー系は呑むことがあっても、ハイエンドイリアなワインは購入する頻度も、呑むこともほぼ無くなりました。その発端がバローロ・バルバレスコでして、開けるたび???なワインばかり。無理して買った、ブルーノ・ジャコーザのアジリ・リゼルバも「えー、なにこれ。風味も味もぼやけて美味しくない」っといった感じなワインだったので、もう大枚はたいて買うようなワインではないなという気分になり、それ以降購入しなくなりました。今思えば、同じショップで購入したワインがそんな感じのワインによくあたっていたので、ショップの保管状況が悪かったのでしょうね。
で、最近はハイエンドなイタリアワインは呑んでいないし、セラーの在庫整理を兼ねてこのワインを選択。以前の苦い思い出があるので、このワインもひょっとして・・・と思っておりましたが、幸いな事にその心配は杞憂に終わり胸をなで下した次第。ネッビオーロは酸のきつく感じのワインが多いのですが、酸は比較的まろやかで上質で、渋みの強い紅茶のような風味がする。プラム系と若干のシナモン、胡椒などスパイスが感じられる。20年たったワインだが全然若々しい。
また、イタリアワインを購入してみようかなと思わせてくれるワインでした。
お勧めでとは「一度、呑んでみても損はないワイン」って感じです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます