凡夫の日常(たんたんぴー日記)

たんたんぴー(キジョラン)は綿毛のついた種です。風に吹かれてどこに飛んでいくやら。淡々坦々にも通じる気持ちです。

夏眠するしかない

2018-08-06 | 日記
平成の初めころ熊本市に住んでいた。熊本の暑さは引越前から覚悟していたがさすがに暑かった。35℃越えの日が何日も続いた。夜になっても暑い。寝るころになっても暑い。秋分の日まで夏日は当たり前だった。どうしのぐ?かって耐えるのみだ。幸い水道水は冷たくておいしかった。ソーメンは最高だった。
今年は東京が熊本の暑さだ。熊本とのの違いは自然の違いだ。熊本には市内に湧き水の出るところが何か所もある。一番近くは水前寺公園のすぐ下流の上江津湖だ。水前寺公園からの水(湧き水)と湖底からの湧き水ので満たされている。水温は16℃くらいで飲用可能レベルだ。子供が沢山遊びに来る。橋の下にいると直射日光を避けて快適だ。クレソンもたくさん生えていた。もう一つは下六嘉の湧き水地帯の天然プールだ。湧き水池(巨大自噴井戸とでも言った方がいいかも)の中に木製のプールが作ってある。魚が泳いでいる。無料だ。あまりに冷たくて何分も入っておれない。この池はローマオリンピック水泳銅メダリストの田中聡子さんの家の前であり、ここで水泳をやっていたという。
暑さしのぎのもう一つは阿蘇だ、車で1時間もかからない。南阿蘇の外輪山なら40分くらいだった。外輪山には涼を取りに来る車でにぎわっていた。夜中に行って流星群の観察もした。
東京には熊本のような自然がない。街に出れば照り返しで紫外線一杯、暑さも倍する感じだ。商業施設などの中で暑さをしのいでも涼しさとは別に心地よくない自分がいる。24時間エアコンかけて自宅籠城てのが最終の答え。これを夏眠という。


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