憲法とは何ぞや。

　2月１１日　日曜日

　おはようございます。　ウィン・ウィン国王です。


　７０年続いた日本国憲法の改正にせよ、グローバル化による世界憲法の設立にせよ、

ウィン・ウィン憲法が示す方向性がより良い共同体には必要だと考える。

明治天皇の名言、「万事公論に決する。」この大義を受け継ぐ憲法を堅持すれば、

たとえ間違っても改正するだけだから、気にすることはない。これが絶対などないのだ。

重要なのは、

国家主義でもなければ民主主義でも社会主義でもない、ウィン・ウィン主義である。

憲法論議の第一大義とはウィン・ウィン法典と運用法である。

実際、憲法とは国家運営の根本法であり、

国家を守り国民を幸福にするものだから、

その為の運用法が立憲民主でありウィン・ウィン主義である。

従って、自国を守れない憲法であってはそれは憲法と言えないのである。

歴史を振り返ると解るように現代も同様、強い国すなわち軍隊法が重視されるが、

隣国への敵対勢力に対しても、また内乱による国家反逆に対しても、

武力を放棄しては平和が望めないのが現実だから、

国家と国民を守る為の自衛権が合憲なのは世界基準だ。

国家精神は共同社会の維持発展のために自衛権を尊重することであり、

そのための社会奉仕活動が自衛隊であり愛国心である。

世界各国の軍隊が全て自衛隊ならば戦争も起こせないわけである。

危険なのは、隣国に対してウィン・ウィンが通用しない時であり、

真の緊急事態とは混乱が生じても憲法秩序が回復し守られることだから、

統帥権と軍人には、ウィンウィン王国を守る為に戦わなければならない栄誉である。

逆に、平時であってはウィン・ウィンによる運用法だけで何ら問題はない。

そもそも、ウィン・ウィン主義では負ける者が存在しない。

ウィン・ウィンだから当然だが、それを破る国家が敵となる。

世界各国の憲法は結果主義であるように、

最終的に戦争で勝って国が富めばそれで許されるものだから、

言い方を変えると実に都合のいい合理的な自国ファースト憲法である。

ウィン・ウィン主義においては憲法典で判断されるよりも、ウィンウィン運用法で決められる。

憲法で重要なのは条文よりもその運用法なのだから、条文よりも精神が重要となる。

従って、国民の精神性が発達するほどウィン・ウィン憲法は発展してゆく。自然的だ。

なぜなら、法とは則ち発見するものだから、100年も同じ憲法などありえない。

この世で一番大切なのはウィン・ウィンに適った自然法であるからだ。


ここまでが治安維持法と統帥権。


そして次の問題、人権と幸福追求権である。


幸福追求権とは財産権であり、人権とは自由の行使であるように、

これが正しく理解されていないことが問題だが、

これらも全てウィン・ウィン主義で解決できる。

難解な人権問題を法に封じ込めるやり方も一理あるが、

人権とは永久的権利ではなくて、法を守る者にのみに与えられる権利であって、

その法を守らなければ財産は没収されるのである。

ルールを守れない者には自由ではなく再教育が与えられるのである。

国民による憲法観の合意はウィンウィン精神に則ったものか、それを監督するのが立憲法。

三権分立とは悪法が通らないシステムであり、

同じ人物が立法・司法・行政をやらせないことであるから、

立法はウィン・ウィン国王が、司法は酒好き思想家が、行政はグリーンが行い、

主権は国民の同意によるものと定められ、緊急法案に対しては三権一体も国家実力となる。

なぜなら、ウィン・ウィン王国の存在意義は、世界平和と持続社会の希望だからである。

ウィン・ウィン王国が絶滅するとき、人類に訪れるのは終末であるからだ。



　　　　つづく。