PRESSな時間

９／８「約束」
今日は日本の「お通夜」だった日になってしまった。
いよいよ７年後に東京でオリンピックが開催される事が決定し
マスコミはばか騒ぎをしている事だろう。
その席上で今の首相は
「汚染水は湾の外からは漏れていません。東京は全く心配ない。」
と言う発言をしたそうだ。
私はこの言葉について
本来ならなんだかの手段で確認を取らなければならないのだが、
あきれて、確認を取る気持ちにもならない。
東京では幾つかの原発事故に関する集会があったので
友人に今回の決定を問うてみたのだが
その中で
「首相がそう約束したのだから世界は今後の日本の対応を注視するだろう。
そうすれば（なんだかの）対応をしない訳にはいかなくなる。」
と厳しい口調で語った。
私自身その友人の言葉には重い意味があると思うし、賛同もする。
しかし、現実的に
首相がもし、現実を知らないで発言したとすれば、
「裸の王様」だと思うし、
現実を知っていて語ったのであれば、
これこそ「犯罪行為」に匹敵する程の問題発言だと思っている。
もっとも、
現実的にそのような発言をする首相を私達は選んでしまったのだと言う事も
認めなければならないと言う
悲しい事実を受け止めなければならない。
この秋には「秘密保全法」が上程される。
「オリンピックと言う国家行事」故に
原発関連の情報は
「秘密事項」に含まれる可能性が高くなるだろう。
その時に首相が約束した一連の
「約束」
も秘密事項に含まれてしまう可能性が高い。
いや、
元々「約束などした覚えはない」
と言われたらそれでお終いの世界だ。
私たち国民はしっかりと
この「約束」を覚えておく必要がある。