PRESSな時間

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PRESSな時間

2013-11-30 21:35:16 | 社会

11/30「原発と特定秘密」
今日新潟では「原子力市民委員会の意見交換会in新潟」が開催された。
私は配信でこの会を観たのだが、
委員会では「原発事故と特定秘密保護法案」との関連は一切語られなかった。
無論
、この委員会の中間報告が発表された時点では
この法案が世に知れてなかったので無理も無かったのだが、
今後、
この法案がもし、成立したらどうするのか
又、日本版NSCが開始されたらどう対処するのかと言う問題も
議論の対象になって来ると思う。
それはさておき、
国会審議の中で「原発、および、スピーディ、避難経路」などの
原発関連の特定秘密の取り扱いに関して、
この法案に関しての反対派や、
脱原発を推進する団体はどのように対処すべきなのかと言う問題を余り聞いた事が無い。
なので、
私なりにこの問題の論点を整理してみるとこうなる。
1そもそも「原発に関するあらゆる問題」は特定秘密になるのか。
2事故が発生した時、スピーディの拡散予測は特定秘密になるのか。
3福島事故の検証は「特定秘密」になるのか。
こうして観るとわずかな審議時間では
全くと言って良い程議論がなされていない。
そして、仮に成立してしまったら、
この様な疑問が解決されないまま、
何時、何時特定秘密に指定されるか解らないのである。
そうした時に
私達は全く秘密を知らないままに事故を指をくわえてみていなければならないと言う事態に遭遇するのだ。
また、
万が一、事故現場に遭遇したとしても、
それは「観ていなかった」と言うことになり、
伝言する事は不可能になってしまうのである。
その為にもこの「特定秘密保護法案」の成立を
断固として反対、阻止しなければならないと思っている。

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2013-11-29 21:23:05 | 社会

11/29「敵前逃亡」
今日も参議院では
「特定秘密保護法案」についての審議があったが、
社民党の福島瑞穂議員が菅官房長官の答弁を要求した所、
菅官房長官はどうも敵前逃亡をし、
結局、そのまま今日の審議は終了してしまったようだ。
以前にも書いたが、
国会は「議論の場」であって、
決して、利権や、斡旋の場ではない。
しかし、
特に日本は国会会期中に首相が海外に2度も言ってしまったり、
国交の無い国に
国会の了承も無いままに渡航してしてしまう議員もいる。
これは明らかに
「国会の軽視」
であって、
そのような国会審議は
本当に私たち国民の代表なのかどうか解らななくなってしまう。
ましてや、
今回の特定秘密保護法案」については、
特命担当大臣とその法律を運用する実際の大臣が異なっているので、
本来なら、2名が揃って審議に出席しなければならないのだが、
衆議院でも、参議院でも2名が揃って出席している場面を観た事は無い。
多分その事を福島議員は追求したのであろう。
この福島議員の質問によって審議は再び紛糾したのである。
この事をを海外のメディアが見聞したら、どのように思うだろうか。
「やはり日本的」と思うか、
それとも「やはり日本はファシズムに走っている」と感じるだろうか。
どちらにしろ、
「日本を取り戻す」と叫んだ安倍内閣の海外における印象は全く良いものではない。
今この時、
都内某所では「炬燵でチャランケ」と題して,
様々な人々が話し合いをしている。
「チャランケ」とは
アイヌの言葉で「込み入った話がある時、納得するまで話し合う事」を意味し、
最終的には武力に依る解決を避けるものである。
しかし、
「敵前逃亡」しては「チャランケ」は出来ないのである。
菅官房長官よ、今こそ、国民とチャランケする時ではないか。

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2013-11-28 21:02:48 | 社会

11/28「人権侵害」
今日、初めて特定秘密保護法案の国会審議中継を観た
。悲しくなる程中身の無い審議で
本来語られるべき「国民」と言う言葉が

質問者からも、
答弁者からも語られないと言う
異常な世界の中で
私たち国民は
ただ、この法案の推移を黙って見ているしか無いと言う
悲しさがコメントの中から溢れ出て来ていた。
実際に
委員会を傍聴しても
審議の途中から退出させられたり、
職員によって強行に出されたりられている光景が
今日の東京新聞に掲載され、
ツイッタ-上にもUPされていた。
その光景は口に詰め物をされ、身体を拘束されている光景や、
衣服の損害を受けた者など、
全く「人権侵害」としか思えない様な状態だ。
実際、
私も先日議員会館から、地下鉄駅に行こうとした時、
簡単だが職務質問をされた。
警官に尋ねると「今日から、官邸前の坂道をくだる人だけ、どこに行くのか尋ねる」のだと言う。
それは
勿論憲法違反であるし、
答える必要も無い。
その背後にいる安倍首相は何の理由で私達を尋問するのだろうか。
解らない。
しかし、こんな事を書けるのも後数日になった。
或る外国人は
「日本はすでにファシズム社会だ。」と官邸前で叫んだ。
ある週刊誌は「安倍帝国の完成」とまで書いていた。
本当にそうかもしれない。
悲しいが。

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2013-11-27 20:40:58 | 社会

11/27「福島の思い」
今日衆院1国際会議場では、
特定秘密保護法案に反対する市民の集いがあった。
実は、それより先に
偶然、経産省テント広場で
福島県県内から避難してい女性に今回の法案について
福島県民としての思いを語って頂ける機会が与えられた。
女性は
開口一番
「森まさこ(特命)大臣は福島に行って県民と向き合って欲しい」
と話してくれた。
「森さんは選挙で福島県民の代表として(中央に)来ている。
だから、私達の事を一番解っているはずだ。
でも、やっている事は全然違う。
公聴会には一度も参加せず、(保護法の)答弁もふらふらしている。
後ろに誰がいるのか解らないが、、」

選挙で信任された議員とは思えない様な様子で語ってくれた。
更に
「私達は、(原発事故の)情報を散々隠された。
もうこれ以上、隠されたくない。」とも発言した。
(これは憶測なのだが、)
特定秘密保護法の公聴会が何故、福島で行なわれたのか.
それは森大臣の地元だから、
森大臣の賞賛が大勢を占める事を予想して
わざわざこの地を選んだのではないかと思うのである。
しかし、予想に反して、福島での公聴会は7人全員がこの法案に反対であった。
私達は
この福島の思いを
自分の思いとして改めて感じる事が出来る様にしたいものである。

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2013-11-26 23:24:20 | 社会
11/26「力 及ばず」
今日、衆議院では「特定秘密保護法案」が強行採決され、参議院に送られた。
「強行採決」とは、通常の採決では無いので
詳細だと「無効」案件になるらしいが、
安倍政権は前の政権でも11本もの強行採決を行なっている事で
彼の感覚で行くと
「ごく普通の出来事」なのかも知れない。
しかし
、この法案が持つ性格上、
そのようの単純な考え方で考えられては
国民生活上、非常に危険である事も私達の感じている事である。
だからこそ、
今日の国会周辺では抗議集会の終了時間になってもほとんどの人が終わろうとせず、
ひたすら抗議の声を挙げ続けていると言う光景が
見受けられたのである。
私は電池が無くなってしまったので
仕方なく帰宅したのだが
帰り道の国会裏門から出て来る
国会議員の車列を観る度に
彼等がどんな思いでこの抗議を観ているのかと想像した。
もし、彼等が
「力 及ばず」と観ていたなら、
私は彼等の高級車にも納得がいく。
しかし、
抗議の群衆に何の思いも馳せないばかりか
自分の利権だけを追い求めているならば
この群衆に対して驚異の目でこの光景を見ていただろう。
山本太郎議員は地方行脚の時、
ある元議員から、
自民党議員の多くの議員が
国会での質問を自分で書いた事が無い。と発言していた。
つまり、
国会議員のあるパーセントは
議員バッジを利権にしか利用していないと言う事だ。
これでは何の為の議員バッジなのだろうか。
これからは「国政調査権」を行使する
「力」を持った国会議員が国政をになって欲しい。
そうしないと
「特定秘密保護法案」は
彼等に取って利権の集中にしかなら無い
そして、
それをスルーするだけのものになってしまう可能性がある。