PRESSな時間

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2013-05-31 21:50:33 | 社会
5/31「この国の愚かしさ」
今日はほぼ一日
「福島原発告訴団」
の諸集会の取材の為に
シャッターを切りまくり,ツイキャスを回す為の苦労を十分に味わった。
日比谷野外音楽堂の集会では
およそ1000人もの人々が集まり、
その、ほとんどの方々が
東京地検前、東電本店前に移動すると言う
最近にない盛り上がりを見せた。
参加者の中には
原子力資料情報室の伴、澤井両代表、
海渡弁護士、
明石祥二郎さん、
広瀬隆さん、
園良太君、
木野龍逸さん、おしどりマコ、ケンさんなどなど
豪華なメンバーがこの集会を支えた。
今回は
いわゆる有名人の方々のインタビューだけではなく、
会場内の参加者や、
移動中でのインタビューなど、
様々な手法でツイキャスならではの「生の声」を中心に配信をした。
会場内の声としては
「東京から来ました。今日の事はチラシ、その他で知りましたが、大きなマスコミが全然伝えないので,周囲に伝わらない。
マスコミの伝える事は信じられない、
これからはマスコミの監視をシッカリやっていきたい」
「埼玉から来ました、孫の体内からセシウムが出た。
居てもたっても居られないのでよくデモに来ます。」
「これからは、立ち話で良いから周囲に伝えないと。」
福島から来た男性は
「郡山市では高線量の所が未だに存在している、
モニターの周囲は除染している、
開成山公園など、線量が高いのに高校生が体育祭をやると言っている」
など
皆、真剣な表情でカメラの前で語って下さった。
最後に武藤類子さんが東電前で、
「今日ここに来てくだった方々は皆お友達です。これからも心が折れそうになった時に励まし合いましょう」
と語ってくれた。
ところで帰宅途中に朝日新聞が、
「経済戦略に「原発活用」」と言う見出しを書いていた。
その横には、「株価続落」とも書いてある。
つまり、株が下がったので原発で盛り返そうと言う魂胆らしい。
私のとっては信じられない言葉だ。
あれだけの事故を起こし、収束すら出来ない原発を
更に経済復興に使おうと言う
「この国の愚かしさ」
を大新聞が堂々と記事にする。
それに対して誰も反論しない。
やはり、日本は末期症状なのかもしれない。
と考えてしまうのだ。

PRESSな時間

2013-05-29 21:42:01 | 社会
5/30「不「問責」への「問責」
今日,
大阪市議会では、橋下徹市長への問責決議に対して
「否決」をした。
昼間、
ツイッタ-上で「問責決議」が提出されると言うニュースを見て
私は
「そうだとよいが」

半分位疑いの眼で見ていた。
しかし、
案の定、
さいころの目は橋下氏の方に転んでしまい,
私の方を向いてくれなかった。
今回
特にツイッタ-で非難されているのは、
この決議に関して議会が解散されれば
「ボクチン選挙怖いもんッ」
と言って、
維新とお互いの弱みを握り合っている
公明党である。
公明党は
国政で大臣病に罹患して以来
既に
その使命を終えたと言っても
過言ではないと思っている。
更に
この「大臣病」が
地方議会にも波及して、
今や
実質的少数与党

(自民、維新)のコバンザメ党として、
「大臣病」
の遺伝子をバラまいている。
この傾向は地域の自治会にも波及していて、
かつて、
「お祭りに参加する事は「外道」」
と大声で叫んでいた創価学会の会員達も
,今では
にこやかに神主さんと並んで
お神酒を飲んでいる。
このような光景を
目の当たりにすると
無宗教主義者で本当によかったと思う。
さて、
今回の問責決議だが、
橋下氏は
外国特派員協会での発言の内容を
5分程で次々と変えている。
「日本は」
「旧日本軍は」
「日本の一部は」ect、、、
ご本人は
それほどの意識は持っていらっしゃらないと
思うが、
この言葉の方向性は
全く違う方向を示してる。
橋下氏が「日本は」と言った時の
「日本」は
日本全体を示しているので
私たち国民もその範疇に入る。
しかし、
「日本の一部は」
と言った時は
ある限られた範疇しか示さない。
しかし、
彼の発言はこの重大な言葉の範疇を
全くと言っていい程無視しているので
時々彼の言葉を聞く度に
「私も入っているのか」
と思うと気が重くなる。
今日の「問責決議」は
その、
気が重くなった人々が
橋下氏の出した
「離縁状」
だったのかもしれない。
しかし、
彼の「政権愛人」
公明党は、
はやり彼に対して
「離縁状」
が書けなかったと理解している。
私たちはこの
「政権愛人」公明党に
自治会レベルでも、
また、
国政レベルでも
「離縁状」
を叩き付ける事が出来るだろうか。
それは、
今夏の参院選で唯一で出来るチャンスでもあり,
今回の
「不「問責」への「問責」」
を叩き付ける機会でもあると思う。

PRESSな時間

2013-05-29 20:03:03 | 社会

5/29「悲痛な叫び」
今日、参院議員会館では
「国連人権委員会委員会アナンドクローバー氏による福島事故の現状に対する最終報告署」
についての院内集会があった。
現在、ストックホルムでは
「国連人権委員会」が開催されており、
元双葉町長の井戸川克隆さん、
福島市市民放射能測定所の岩田渉さん、
日弁連、並びにヒューマンライツナウ事務局長の伊藤和子さん、
ピースボート他が
現地で
会見と、委員会での発言をした。
また、
参院での院内集会では
「被曝労働者問題」「県民健康調査問題」「賠償問題」
などに分かれ、
それぞれの分野での活動家からの報告と
最終報告に対する感想が述べられた。
中でも、
避難者を代表して、
静岡に避難している
「長谷川さん(福島告訴団時の写真だが、)」が、
「福島県内では避難した人々が更なる非難を浴びている。
この報告書が私たちの主張を概ね取り上げていると言う事を感謝している」
と発言した。(電話でのインタビュー)
また、
伊達市内の住民が電話で発言し、
「伊達市では特定避難勧奨地域が何の説明会も行われず、郵便物一つで解除になった。これはおかしいし、腹立たしい。」
と言う現状報告をした。
最後に
満田夏花さんが
「この報告については朝日新聞が朝刊で別の国連報告書を掲載していた。
夕刊でやっと小さな記事が載ったが、この別の報告書について、朝日新聞に尋ねてみたい」
と締めくくった。
私は特定避難勧奨地域の問題について、
その時初めて事実を知った。
橋下発言問題でかなり集中していた事で、
私自身うかつだったと反省している。
この問題に対して伊達市民はからり混乱していると思う。
また、選挙の前にこうして福島の安全神話が着々と進んでいると思うと空恐ろしい気がする。
今こそ、福島県民と避難者の悲痛な声に耳を傾けようではないか。

PRESSな時間

2013-05-28 19:23:47 | 社会

5/28「途上の航跡」
今日衆議院1国際会議場では、
「夏の参院選で脱原発を争点に」
の院内集会がもたれた。
いつもの事だが、
「脱原発法案」の集会には人が集まらない。
いわゆる
「活動家」と言われている人々も
ほとんど来ない。
しかし、
一回参加してみると判るのだが、
この集会では
「参加者の意見」を聞く時間が設けられていない。
つまり、
一方的な集会なのである。
それに比べて
昨日、参院議員会館で行われた、
山本太郎氏の事実上の出馬宣言集会には、
脱原発の活動家参加し、
又、
いわゆる野党の首脳陣も出席していた中で
けんけんがくがくの大議論があった。
今度の選挙では
「憲法改正」「TPP参加問題」「原発再稼働問題」など、
国内外の大問題が山積している中での選挙のはずである。
しかし、
このような問題が大手マスコミに取り上げられないので、
「自民党の圧勝」
と言う世論が
もう既に出来上がっているのが実態である。
このままで行けば、
最近起こった東海村の放射能漏れ事故や、
原発再稼働問題など、新聞紙上の片隅に追いやられてしまう可能性が大きい。
また、
福島事故に関しても、
警戒区域が全て解除になり、
大手各社は福島県については
「復興は載せても、原発被害は載せない。」
と言うスタンスを貫き通すだろう。
今でも
原発事故の自主避難者達の取材は
「生活が大変」
と言う言葉は活字になるが
「健康被害」については活字にならない。
と言う言葉をよく聞く。
首都圏での汚染についても
私の住んでいる自治体での空間線量の測定は既に終了していて、
今では
「何事もなかったかの様な」
空気が蔓延している。
このような空気感の中で
「放射能被害」
について語ると言う事はかなり難しく、
昨日あった議論の様な事は期待出来そうにない。
そうなると私自身、
「ダルマの様に」
手も足も出ないと言う虚無感の中で
毎日を過ごしている。
しかし、
今日の集会の中で鎌田荢さんが
「今,私たちは次ぎのテップへの途上にあります。」
と言って下さった。
嬉しい限りである。
私たちはこの
「途上の航跡」を感じつつ、
明日、「脱原発」が出来ると
信じて歩んでゆきたい。

PRESSな時間

2013-05-27 20:05:06 | 社会

5/27「拍手で判った事」
今日、外国特派員協会では、
橋下徹大阪市長
兼日本維新の会共同代表記者会見」
があった。
(多分)
協会始まって以来の人数が
会見場に押し掛けたと思うが
私は大先輩のジャーナリストが
「(悪い意味で)時の人ですから、
多分入れないでしょうね」
と言った言葉を信じて
ニコ動の配信を見ながら
彼の言葉をメモり、
しばらくしてから、ある程度の箇条書きにした。
そうしないと
彼の言葉が
いかに辻褄の合わない言葉であると言う事が
判らないからである。
実際、
メモを見ながら
彼の言葉を拾っていると
5分足らずのうち
発言内容がひっくり返っている事に気がつくのである。
多分
そのような事に外国特派員も気がついているのだろう。
何度も
同じ内容を質問している記者が多い。

日本語は語彙の多い言葉なので、
彼も
ごまかしが効くと言う事を利用して
一寸ニュアンスを変えて
誤摩化した言葉を長々と演説していた。
しかし、
本質的な問題は
1橋下氏の女性差別発言そのもの、
2沖縄に対する謝罪が全くされないこと。
また、もっと大きな外交案件にまで言及する事
3「あの人がこう言ったから」などと、
根本的な発言責任を他人にしている事
など、
スッキリとした言葉は一言もなかった。
何度も書くが、
彼は「大阪市長」なのであって、
「外務官僚や大臣」ではないのである。
その事を棚に上げて、
「安倍首相がこう言ったから」
とか、
「日韓基本条約で竹島の問題がおかしい」
などと、
言う立場ではないのだ。
これは
最近敦賀原発の問題で原燃開発が
「我々の主張は正しい」

あくまでも闘う
姿勢を規制庁に云いに言ったのと
大差ない事だ。
最後に会見場では
拍手で終わるのが通例だが、
大勢の割には寂しい拍手の音しか聞えなかった。
やはり,
橋下氏の発言が
いい加減だったと言う事の
証明でもあると思う。