PRESSな時間

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PRESSな時間

2012-12-31 21:26:47 | 社会
12/31「鬼籍」
後数時間で今年も終わる
新しい年になったと言っても私の生活は変わらない。
相変わらず
朝は暖房の節約の為なるべく遅く起き、
ご飯を食べ、
洗濯と掃除、、

いつもの過ごし方になると思う。
来年からはもっと原稿を書き、
生活費の目減り分をどこかで補わなければならない。
ましてや
、生保が削減されると思うので
本当に
「ホームレス」
あるいは
「自殺」
を考えなければならないかもしれない。
知り合いのツイートにも
「生きてる事が奇跡な年になるかもしれない」

書いた

でも
昔から死ぬ事をしょっちゅう考えていた時から思うと
生きる事に執着していると思う。
つまり「鬼籍」にはいる事を拒んでいると感じている。
他人より美味しいものを食べたいと思うより他人よりもいい質問をしたいと思うし
、いい文章を書きたいと思う。
もっと写真が巧くとれたらいいと思うし
それで生活出来たらいいと思う。
原発事故以来、「本当の事」が見えにくくなってしまい、
そうゆう事に興味のない人との隔離を感じると
「事実とはなんだろう」

真剣に考える事もある。
人間は考える葦であると哲学者は答えた。
それにしても近頃考えない人が多くなった。
悲しい事だと思う。

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2012-12-30 20:56:40 | 社会

12/30「うっすら被曝」
今日IWJで

阪南大学下地準教授のインタビュー
〈再配信も〉
があったのでパソコンから目が離せなかった
。今日の対談の中で
下地先生は
「この問題〈ガレキ焼却問題〉はうっすらとみんなを被曝させる為のものですよと言うような事を言っていた。
私は今日の題を
「うっすら被曝」
と付けたが、
これこそ
今回の原発事故を象徴する様な言葉だと思う。

広島、長崎原爆の様に
外傷を伴った事故は目に見えるので
印象が大きいが
今回の事故の様に
内部被曝
が大きな問題となる様な
原発事故

被害と言っても
因果関係を立証する事が難しい。


今,
福島県内、東京などでは
子どもの甲状腺異常が問題になっているが

放射性物質の健康被害はそれだけではない。
日本中、
世界中でも放射性物質は拡散しており
、正直な所
口に入るものは全て汚染されている。
それを
「気にする」

「しないのか」
と言う事が本来
生命活動に重大な影響を及ぼすのに

「うっすら」
という言葉の響きに躍らされごまされている様な気がしてならない。

今日ネットで

「おだやかな日常」
と言う映画がある事を知った

。東京の普通の女性が原発事故と
その対応によって
精神を病んでしまうと言うものだ
。昔も黒澤明監督の映画で
「生きものの記録」
と言う映画があった。
両者ともその根底には

「放射性物質」
がある。
体制側がうっすらと蒔いた放射性物質を受け止める私たち人間は
そのうっすらで生活を奪われ
人間関係も壊される。
「うっすら」
で納得してしまうのは日本人だけなのだろうか。


海外メディアや記者に聞いてみたいと
思う






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2012-12-29 20:36:03 | 社会


12/29「金のなる木」
こんな年の瀬になってから重大ニュースが入って来た。
いよいよ自民党がTPPの参加を協議すると言う話しだ。
〈私は知らなかったが〉
自民の中にはTPPに反対する議員もいると言う事で
賛成反対双方の集まりがあった。
しかし、閣僚の人選を見れば参加は大筋で決まっているとしか思えない。

日本が参加をして本当に生き残れるのか、
それともアメリカの属国化をされてしまうのか。
正に正念場の様相がある。


ところで、
昔、園芸店などでは
「金のなる木」
と言う植物が販売されていた。
単なる観葉植物なのだが
、ネーミングで買ってしまった人もいるだろう。

勿論、
それをおいたとしてもお金がなる訳ではない。
しかし、
人間、欲の皮が張り裂ける程あるので、
置物と思えば
すぐにおいてしまう、

TPPも同じ事で
農業が拡大すると思えばこそ
参加をしたい、
願わくば他の産業も発展すればいいと
願えばこそ
アメリカの後押しを受けてやろうとするのであろう。

しかし、
この交渉が
本当に日本の「
国益」
になるかどうかと言う問題
を国民的議論に依ってではなく
、一つの党だけで判断して良いものだろうか。

選挙でいくら国民の信託を受けたとはいえ、
性急な議論では無いだろうか

確かにこの条約は
「入ってみなければ判らない」
と言うものだ。
また、
交渉中でも国会議員には公開されないと聞く
。この密室の交渉の中で
私達の入り込む余地は全くないので
「金のなる木」を育てる時の様に
正直、不安で一杯だ。

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2012-12-28 20:13:36 | 社会
12/

12/28「誰かがやるさ」
昨日の生協でのやりとり。
私「憲法9条改正したらお宅の息子さんも兵隊に行くんですね」
生協の人「でも、誰かがきっと止めてくれるよ」
小出裕章さんは最近の発言で「
今は戦争状態です。少なくとも私に取っては負ける事の出来ない戦争です」
と答えている。
。大の大人が「戦争状態」と言っているのだから、
それも、核の研究者の発言なので本気なのであろう。

奇しくも,
昨日高橋哲哉さんと言う方が
岩上安身さんとの対談で
憲法9条
についての話をしていた。
第2次世界大戦の最初は日本本土から遠くはなれた所で戦争をしていたので
戦地からの2次情報が情報源だった。それは勝ってもいないのに
「勝った,勝った」
と宣伝され聞いた人々はよろこんでいた。
所が
が本土の空襲
や沖縄戦になって
初めて
「戦争とはこうゆうものだ」
と国民が実感したのではないかといっていた。
もし
、仮に小出さんの言う通りだとしたら、
小出さんと同じ様
に私達も戦争状態と言うものを実感していると思う。
しかし、
生協の人の様に
「誰かがきっと止めてくれるよ」
と他人事の様な発想でいたなら
第1になるべく戦争を止める事にはかかわりたくない。
第2に自分自身の力の無さを認める
最後に主権者の放棄が考えられるともうのだ。」
それを裏付けるかの様に最後に
彼女は
「自分の生活で精一杯」
と言う捨てセリフを残して去っていった
。確かに
私を含めて今は自分自身の生活に手一杯だし、
バラ色の未来など考えられなくなっている今日このごろだ
でも、
今自分たちが突きつけられている現実に目を背けたら
単なる現実逃避でしか無い。
現に年金制度は後20年で元本割れであるし
原発由来の汚染も全く解決していない。
日本人は特に現実を忘れる事が得意な人種なので
マスコミなどの映像を出さなければ原発事故も年金問題も
遠く離れた異国の物語になる。

更に「忘れる事」によって

記憶さえもなくなる。
イヤな事はさっさと忘れて享楽的な生活をする事が
一番
なのかもしれない。
でも現実に健康被害が自分の周囲に表われたり、
自分の年金を考えた時
「あれは戦争状態だった」
と悔やんでも遅いと思う。
故 日隅一雄さんの最後の著書に
「主権者とは誰か」
と言う本がある。
「きっと誰かが止めてくれるよ」と言う時の
主権者は
「架空の第三者」であって
「私自身」ではない。
そのような事を言う人にも1票は存在する
。その事を再度考えてみたい。

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2012-12-27 20:12:33 | 社会

12/27「生きるとは」
今日参院議員会館で大阪瓦礫反対行動不当弾圧抗議集会があった。
〈IWJでも配信〉
阪南大学下地准教授他が幾つかの理由で逮捕され、
明日拘留期限が切れ、起訴されるかどうか。
その為の抗議集会であった。
この事件は次期政権が様々な人権侵害をこれから行おうとしている
まさにその始めに相応しい悲しむべき出来事である。
集会には大阪、京都から
法律家やミュージシャンらが
下地先生の逮捕がいかに不当であるか、
また、司法が簡単に拘留を認めてしまう実態などが説明された。
私の質問事項
は下地先生の働いている
阪南大学の対応についてであったが、
答えとして
大学側の対応にも問題があり
、例えば下地先生が逮捕される3日前に
警察は大学側に逮捕の通告をしていて
、なおかつ、下地先生の研究室
や学生の個人情報まで捜査対象にしていたと言う事だ。


他の方が言っていたが一連の事は
国連の人権条約に違反してると言う事だ。
私達は日本国憲法で基本的人権を保障されている。
しかし、
一旦人権侵害をされたとしてもその損害を認める事は無く、
いわんや、国家賠償をしてもらえる訳でもない。〈支援グループは過去の逮捕について国陪を提訴する予定〉
なので人権を侵害してる側は
「水と人権はタダ」
と思っているようである。
自分の生き方は自分で決めるのが当たり前であり、
その生き方に対して国家は何も口出し出来ない。
今度政権を取った政党はその草案の中で
「当たり前」
を憲法から削除している。
。今日生協である人が
「福島原発の事故は散々交付金をもらってた人達の自業自得だ」
と言っていたが、
見方によっては福島県の交付金も
「生きる為の手段の一つ」
だったかもしれない。
しかし、
その裏では原発労働者が人権を無視されて労働していた。
彼らも人権侵害の一人一人である。

再度言う。
日本には「水と人権はタダ」と思っている人が多いのでは無いだろうか。
今至る所で人権が侵害されている。


悲しいと思う