PRESSな時間

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PRESSな時間

2013-03-31 21:58:03 | 社会

3/31「本当の敵」
今日も新大久保では「ヘイトスピーチ」が行われた。

今日のデモは「在特会」ではないらしいが、
歩道の警備がかなり厳重で配信のIWJにも録画カメラが向けられていた。

デモをしている中には本当に
「死ね
」とは言いたくないと言っている人も混じっているようだが、

今回私が語りたいのは
警察、公安が何故にあれまでの警備をして歩道の民衆を警備しなくてはならないのかと言う事だ。

3/10の官邸前、国会前でもそうだったが、
報道を含め、大きな集団に入ろうとする人々を警察が押し込めようとする。
私はそのやり取りをカメラに収めたのであるが、
それ以降暫くの間、所謂「私服」に追跡された。

この国には実質的に「報道の自由」など無いので、
その写真はまだパソコンの中にしまってある。

今日の事態はその時とほぼ同じ状態なので、
田中龍作氏などは「デモ隊」の中に入り込んで保身をしたようだ。
友人によると
「あのデモでツイキャスなんかしようものなら、直ぐに取り囲まれる」
との事。
デモの首謀者と警官は全くの
「オトモダチ」状態だ、
と言わんばかりである。

こんな状態では「転び攻防」を取られかねないと友人は配信を断念している。

今の日本は
「何が正当で何がニセモノか」
と言う決断を自分自身でしなくては生きてゆけない。
そのような決断が出来ずに
「人種や職業」を不当に差別するのは簡単なのだが、
その裏にある「本当の敵」が何であるかと言う事を伝えてゆかなくてはならない使命が、
国会議員やマスコミに求められる。

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2013-03-30 20:06:14 | 社会

3/30「琉球独立」

2年前くらいだったかある配信番組で
「琉球独立」
と言うビラを撒くとすぐさま無くなると言う事を発言していた言論人がいた。


折しも,,
今日IWJで配信になった太田沖縄前知事のインタビューでは
「沖縄居酒屋独立論
」なるものが太田さんの言葉となって発せられた。

つまり、
沖縄では戦後かなり早い時期から
「独立論」があったと言う事だ。
それは
「日本からの独立」そして、
「米からの独立」
と言う2つの意味を持っていると言う事だった。

「日本からの独立」とは
帝国時代の日本政府からの独立を意味し、
それは奇しくも「米から与えられた」
と言うものだったと言う事である。

2つ目は「米からの独立」。
これは確かに「日本から与えられた」のであるが、
結局、日米安保条約に依って完全な独立ではなく
、「基地問題」
と言う大きな重しを押し付けられているままである。と言う事だ。

太田さんはこの2つの「独立論」を提示しながらも、

まずは
経済的独立性をなしとげると言う問題について先頭に立って来た経緯を話した
。そして、
最終的には
「沖縄は独立した方が良いのではないか?
」と言う明解な発言はしなかったものの
、最終的には
「独立論」
を支持したのではないだろうかと思われる。

また
、この「
沖縄居酒屋独立論」
なるものが県民の中でかなり浸透していると言う事を指摘し、
今年一杯、
沖縄県民と日本政府が直接何らかの行動で対決するのではないかと言う発言した。
その場合、自衛隊が米軍側についた時、
この状態が一層混乱するのではないかと言う、
懸念を表明した。

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2013-03-29 20:50:58 | 社会

3/29「ヘイトスピーチ」
今日、東京の弁護士会館では
「新大久保ヘイトスピーチに関し警視庁への申し入れと人権救済権の申し立て」
に関する記者会見があった。

HPでの予告もなく、金官デモの途中だったのであまり視聴者がいなかったが、
いよいよ前都知事選候補だった宇都宮健児弁護士も申立人に加わり
、国会と司法の両面から
「ヘイトスピーチ」
に向かい合おうとする市民の意気込みが伝わって来た様な気がする。

「ヘイトスピーチ」とは
右翼系の「在特会」(在日朝鮮人特権を許さない市民の会)が
首都圏、関西地区を中心に「韓国人帰れ」「キムチ野郎」「ソウルを火の海にしてやる」などの過激な言葉を叫びながら
日章旗を翻して行進するデモで,
最近では一般の人々もその隊列に加わってると言う事だ。
また、デモ周辺の住民が営業務妨害に等しい影響を受けていると言うらしい。

日本や日本人は人権にとても疎い民族だと思う。

それは政府が
「単一民族である」
と言う定義のもとに政策を行い、
その政策が行き渡っているからだともう。
しかし,実際には
日本は単一民族ではない。
アイヌ民族、沖縄など、多様な民族によって構成されている。

勿論その中には
「在日朝鮮人」
と呼ばれている人々も含まれていて
日本全体が複数の民族であることを証明している。

そのような複合された民族であるにもかかわらず、

「在特会」は在日のみをターゲットにするのだろうか。
はなはだ疑問である。
そして,
それはデモに参加したり
「言葉の暴力」
によって自分自身の不満や行き詰まりを解消したいと言うことなのかもしれないし、
本当に韓国や北朝鮮が憎いと言うものなのかもしれない。
前者が「個人的な理由」
であるのに対して

、後者は外交上の問題なのだと思う。

どちらにしろ
、同じ「人間」としての尊厳が全く守られない集会はそれがどんな有益なものであっても
、決して許されないものである事を
同じ人間として反省しなければならないと思う。


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2013-03-28 21:11:11 | 社会

2/28「今後」

今日は17;30-東電会見をずっと見ていた。

今日の会見は廃炉に関する説明だったのだが
、質問者の過熱によって三時間と言うかなり長時間の会見だった。
そのような状態だったので
質問事項も最近あった
「停電騒ぎ」や貯水タンクの問題点など様々なものだった
。しかし、東電側は大事な問題点になると
「今後、、、」
と言う言葉を頻発する。

日常「今後」と言う言葉の裏にはタイムリミットと言う意味があると思う。
最近のビジネス界では「
今後」と言う場合にはきちんとしたタイムスケジュールが組み込まれている事が多い。
しかし、東電の場合
「今後」
と言うとその「タイムスケジュール」の感覚がない場合が多い。

(私を含めて)一番聞きたいのは
この「タイムスケジュール」
なのであって、
いくら「今後」と言う言葉を並べられてもそこがはっきりしないと
単なる時間の無駄
なのである。

東電がそのような企業体質なのは重々承知しているのだが
、しかし、
そこをなんとかして頂かないと私達は明日の生活に影響が出て来るのである。

また、東電は「今後は社会的不安を想起させる様な事に関しては早急に発表する」
と言う言葉で誤摩化し、
全くスケジュール感のない回答になってる。

ただでさえ
、停電さわぎに対して東電の下河辺会長は謝罪を含めたコメントを出していないと言うお粗末な会社に依存している私達は
やり場のない怒りと不安をいつも抱えて

電気を使わなければならない。

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2013-03-27 20:24:06 | 社会


3/27「新しいメディア」
昨日参院議員会館で「デモクラTV」開局記者会見があった。
朝日新聞シニアライターの山田厚史さん、独翻訳家池田加代子さん他、
最近まで「キンキンTV」のメンバーが揃って愛川欽也さんから集団分離し新たに出資して作ったインターネットメディアである。

最初私は出る予定がなく、
アーカイブで見れば良いと思っていたのだが、
山田さんに偶然玄関で声をかけられ出なくてはならない状態になってしまった。
私自身相変わらず文章を出す場もなく、議員会館での発言しか出来ない物書きだが、
レジュメにあるそうそうたるお名前は私が憧れていた方々ばかりである

。そこで生意気に発言するなどいくら何でも出来る訳がない。
しかし、相変わらずの(心は)図々しい態度で
山田さんに質問し、山田さんご自身と軍事ジャーナリストの田岡さんが答えて下さった。

山田さんは「今の既存メディアはいずれ(徐々にとも取れるが)衰退する。
その時浮上するのがこの企画だ」
と言う様な発言をした。

私達日本人がその多くの情報源としていた新聞、テレビは今や塁落の一途を辿っている。
しかし、まだそれに頼ってる人,迷っている人、捨ててる人、、、
今後更なる加速度をもって分断が進むに違いない
。田中康夫氏の言葉ではないが
「後は自分で考えなさい」
の時代がそこまで来ていると言う事なのだと言う事をしみじみと感じた

。個人的にはジャーナリストとしての眼をどのように見たら良いかと言う事など
大先輩方に教えて頂いた貴重な時間であった。

しかし、
今後の心配の一つにその場が
「朝日新聞記者の天下り先」
にならないかと言う事だが、、、、