PRESSな時間

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2013-08-31 20:09:23 | 社会

8/31「安らぎは何処に」
きょう大阪では「低線量被ばく」と原発事故の避難者の意見を聞く集会があった。
自身の妻が被災の後遺症で精神を病み、
一年以上も入院を余儀なくされた夫。
後、数ヶ月で自治体からの支援を打ち切られる母子避難者。
「収束宣言」と「非常事態宣言」と言う
相反する事態を巧に使い分け、
自己都合的な政策しか示さない国、東電。
これらの思惑が相互に絡み合い、
その中で呻く言葉すら失いつつある当事者に
本当の安らぎはあるのか
と言う事を思う時、
ただ、頭を垂れるしかない私が
そこにいると言う事を今一度確認するしかなかった。
「避難する」と言う事は
それ相応の覚悟が必要だ。
本当にそれで良いのだろうか? 
その先には何が待ち構えているのだろうか?
未知の土地に行くと決めれば決める程、
その思いが日に日に増大してゆくのを私は実感として感じていた時期があった。
今でも実家の傍を通る時があるのだが、
「この坂を上れば家がある。」と思うと,
その思いを振り切る為に
バスの車窓から思わず眼を背ける時もある。
それが、今回の原発事故の場合,
もっと遠方の土地に避難しなければならないとなった時の思いは
いかばかりであろうか?
と考えると胸が張り裂けんばかりだ。
東京以西の人々はこの事を
「他人事」と思わないで、
「明日は我が身」と捕らえて、
身の回りから考え直す時間を作った方が良いと
思っている。




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2013-08-30 22:58:53 | 社会

8/30「当たり前の事を」
今日は1日炎天下の中、色々な出来事があった。
中でも、PM4時頃には京都大学原子炉実験所助教の小出先生が経産省テント前ひろばに現れ、
汚染水漏洩問題について詳しく語った。
また、
大飯原発活断層の記者会見では、
署名簿を提出する為だけに大阪から駆けつけた方もいらした。
その方からは
「当たり前の事を(規制委員会、規制庁は)分からないのか。それが分からない」
と語っていた。
小出先生も「普通だったら東電はとっくの昔に倒産してる」
とよく言っている。
そのような事な言葉が何故、今の日本に通用しないのか
そして、その事を誰も疑問に感じないのか、
マスコミは取り上げようとしない傾向にあると思っている。
よく考えてみるに、今の日本は経済的に凄い勢いで経済が萎縮し、
色々な角度からの分断が生じている。
汚染水漏洩問題一つを取り上げても、
東電が対応に消極的出ある最大の原因は
「経済性」だと言う事から見ても、
「生命」を取るのか、経済性を取るのかと言う
二者選択の時代に入って来ていると思っている。
その点に於いて、
そろそろ「生命」なのか「経済性」なのかと言う選択を
「当たり前の事」
から見直しても良い時期に来ているのではないかと
言う感じがしてならない。

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2013-08-29 21:52:59 | 社会

8/29「在庫一掃セール」
今、IWJでは元宜野湾市長と岩上氏の対談をやっている。
私も最後まで聞きたい所なのだが、
明日は昼から記者会見が2本も入り
、早く就寝しないと体が持たないのでこちらを優先した。
ところで
、米は相変わらず何らかの言い訳をして
戦争をしたいと思っているようだが、
よく言われる言葉に
「戦争は軍需産業の在庫一掃セール」と言う言葉がある。
米国政府は軍需産業から多額の政治献金をされているので
今まで作った兵器を
どこかの国で処分価格で売り込み、
その実は
がっぽり利益を得て
次の戦争まで作り置きをすると言う感覚なのだ。
作り置きと言えば
原発の廃棄物であるプルトニウムも
日本国内に沢山貯蔵されている。
しかし、
これは「在庫一掃」が簡単に出来ず
国内の原発敷地内にストックされている。
先日、
青森県むつ市に中間貯蔵施設が出来たが、
そこでも
在庫一掃セールが出来ないので
国内の核廃棄物は溜まる一方である。
このバーゲンが
更に半値になるには約2万9千年の年月がかかるので
なるべく早く売ってしまいたいのだが、
最終処分の売り場はほぼ、
永遠に決まらない。
軍事兵器なら処分出来るのだが、
核廃棄物はどうすれば処分出来るのだろうか、、、
考えない方が良いのかもしれない。

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2013-08-28 20:13:54 | 社会
8/28「閉塞からの出発」
今日衆院1議院会館では、
「原子力市民委員会」
の中にある
「福島原発事故に起因する放射性物質を含む汚染水漏洩問題」
についての緊急提言に関する記者会見があった。
居並ぶ記者を前に
原子力市民委員会のメンバーが東電の責任論を追求しつつ、
「自分たちに何が出来るか」
と言う途方もない作業について議論をした。
最近まで私はこの会合に行くのがとても嫌だった。
何故なら、
居並ぶ委員が皆、
「○○大学教授」とか、市民団体の幹部などで構成されているからだった。
しかし、
小倉志郎さんと言う
元東芝社員の方と知り合いになってから、
この会がとても身近なものになった。
小倉さんはこの会の委員をしながら
その一方では
「東電共の会」と言う
由緒正しい市民団に属して居られる。
この会で小倉さんは
東電幹部(下級だか)と技術面における交渉において、
その力量を十二分に果たしていられる。
私は
小倉さんのお話を聞く度に原子炉の構造や、
周辺機器についての疑問が解決すると思っている。
しかし、
その反面、
更なる疑問も湧いて来るので
やはり私に取っては重要人物の一人なのかもしれない。
さて、
今回の記者会見では委員の中からも
「分からない」と言う声が多く聞かれた。
それはとりもなおさず、
福島原発事故が
人類史上初めての事故であり、
今も収束を見ていないからだと思う。
ただ、この会が
政府と少し違う所は
この閉塞を自覚しており、
閉塞状態から出発をしようと言う意思があると言う点だ、
その点で他の市民団体とは一線を画し、今後の活躍に期待で来そうな気がすると思っている。
(参加メディア)
ビデオニュースドットコム、木野龍逸、IWJ、西中、ユープラン、朝日新聞、毎日新聞、赤旗、レイバーネット,石坂さん(元自由報道協会会員)

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2013-08-27 23:32:48 | 社会

8/27「本当に任せていいの?」
今日東電別館では
「東電共の会」主催の
東電交渉があった。
私もある程度凄い内容になると覚悟していった
会だが
やはり、
政府交渉とは数段中身の濃い充実した交渉だった。
私としてはかなり勉強になったし、
新たな疑問もわいて来た。また、

タンポポ舎の山崎さんは
質問の中身が数段上のランクだし、
高木章治さん(画伯)
の解説ポンチ絵が
東電資料より変わり易いと言う本末転倒な交渉だった。
いよいよ汚染水漏洩問題は東電が後方にに引っ込み、
政府が出て来ないと
何も解決出来ない様になった。
しかし、
「本当に任せて良いのだろうか?」と不安になる。
それは私だけだろうか、、、