PRESSな時間

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2012-12-28 20:13:36 | 社会
12/

12/28「誰かがやるさ」
昨日の生協でのやりとり。
私「憲法9条改正したらお宅の息子さんも兵隊に行くんですね」
生協の人「でも、誰かがきっと止めてくれるよ」
小出裕章さんは最近の発言で「
今は戦争状態です。少なくとも私に取っては負ける事の出来ない戦争です」
と答えている。
。大の大人が「戦争状態」と言っているのだから、
それも、核の研究者の発言なので本気なのであろう。

奇しくも,
昨日高橋哲哉さんと言う方が
岩上安身さんとの対談で
憲法9条
についての話をしていた。
第2次世界大戦の最初は日本本土から遠くはなれた所で戦争をしていたので
戦地からの2次情報が情報源だった。それは勝ってもいないのに
「勝った,勝った」
と宣伝され聞いた人々はよろこんでいた。
所が
が本土の空襲
や沖縄戦になって
初めて
「戦争とはこうゆうものだ」
と国民が実感したのではないかといっていた。
もし
、仮に小出さんの言う通りだとしたら、
小出さんと同じ様
に私達も戦争状態と言うものを実感していると思う。
しかし、
生協の人の様に
「誰かがきっと止めてくれるよ」
と他人事の様な発想でいたなら
第1になるべく戦争を止める事にはかかわりたくない。
第2に自分自身の力の無さを認める
最後に主権者の放棄が考えられるともうのだ。」
それを裏付けるかの様に最後に
彼女は
「自分の生活で精一杯」
と言う捨てセリフを残して去っていった
。確かに
私を含めて今は自分自身の生活に手一杯だし、
バラ色の未来など考えられなくなっている今日このごろだ
でも、
今自分たちが突きつけられている現実に目を背けたら
単なる現実逃避でしか無い。
現に年金制度は後20年で元本割れであるし
原発由来の汚染も全く解決していない。
日本人は特に現実を忘れる事が得意な人種なので
マスコミなどの映像を出さなければ原発事故も年金問題も
遠く離れた異国の物語になる。

更に「忘れる事」によって

記憶さえもなくなる。
イヤな事はさっさと忘れて享楽的な生活をする事が
一番
なのかもしれない。
でも現実に健康被害が自分の周囲に表われたり、
自分の年金を考えた時
「あれは戦争状態だった」
と悔やんでも遅いと思う。
故 日隅一雄さんの最後の著書に
「主権者とは誰か」
と言う本がある。
「きっと誰かが止めてくれるよ」と言う時の
主権者は
「架空の第三者」であって
「私自身」ではない。
そのような事を言う人にも1票は存在する
。その事を再度考えてみたい。


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