1/4「ショック ドクトリン」
今日のネットニュースに「東電が東電社員に支払うべき原発事故への賠償金について
1度目に支払った賠償金の返還を求めている」
と言う記事が載っていた。
早速私は息子さんが事故当時東電社員だった方に事実関係を確かめた。
夕刻になって、
その方からメールが届き
記事について
「事実である」との返信を戴いた。
私はパソコンの画面に向って「彼奴らバカじゃないか」
と東電のことを批判した。
(マスコミのくせに怒ってスイマセン)
その息子さんは、
福島事故の直前には非番で帰宅していたが、
自身を感じた瞬間急いで職場であるF1に急行し
、以後、「死を覚悟して」現場の事故対応に専念したのである。
その後、東電の体質に疑問を持ち、退職したのだが、
今回の東電の「仕打ち」に対して、
憤懣やるかたない気持ちなのではないかと思っている
東電に関しては
1/2にスイスの銀行にいわゆる「裏金」を隠していたことが発覚し、
東京新聞がスクープしたことも記憶に新しい。
そんな中で
今回の賠償金返還の話は東電と言う会社が被災者にとって
「高利貸し」の取り立て屋に見えても仕方が無いと思っている。
それは日本人同士がそのような事で分断されていくと言う事が悲しいし、
あってはならない事だと思っている。
しかし、
一企業のこのやり方は企業だけでは無く、
行政や今の内閣のやり方でもある
それは「ショックドクトリン」と言われ、
フクシマ以後、政府や東電が使っている手法である。
私達はこの手法を冷静な視点を持って対処する必要があるし、
それに対抗する「抗議行動」をする事によって
自分の立場を再確認する事が必要だと思っている。