今日はちょっと長文です。市の話は無しです。
雑誌を読んでいたら、ちょっとおもしろい記事に出会いました。
タイトルが、「地球温暖化が止まっている?」
てっきりズンズン進んでいると思っていたけど、
どうもそうではないらしいです。
内容は、今年の3月30日付けの英「エコノミスト」誌が掲載したもので、
「2000年から2010年にかけての温室効果ガスの累積排出量は1000億トンに上り
これは1750年以来人類が排出したCO2の1/4に上がる。
しかし、世界の平均気温はここ10年以上上昇していない。」
というものです。
同記事は、「気温は短期的に変動するものだが、この温暖化停滞は驚きだ。
英リーディング大学のホーキンズ教授によれば、
2005年以降の地球の気温は、20に上る気候モデルの予想幅の下限に留まっている。
このまま停滞が続けば、あと数年でモデル予想の範囲外に出てしまう。」
「温室効果ガスの排出増と温暖化の停滞は気候化学の最大の謎になっている。」と続けています。
これは、温室効果ガスが必ずしも気温を上昇させるだけではなく、
抑制することもあることや、
そもそもの予想方法が、ボトムアップアプローチで
新たに観測される気温データに対応していないことによって
予想そのものがずれていることにもよります。
トップダウンアプローチという
計算に実際に観測されて気温データを用いる方法を採用した場合
現在の予想よりは下方修正されるようです。
出してしまった温室効果ガスが帳消しになることはないので、
環境が良くなる前触れじゃなくて、
今までしてきたことが、世界中の学者が考えても
さっぱりわからない状態になっているということなんでしょう。
停まっているけど、停まっているだけで平均気温が上がったままだから、
氷は溶けるし海面は上昇するし、
天気は予想を超える被害を出すし、
停まっていることが更なる警告だととらえて、
出来ることはしなくちゃね。
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具体的に何ができるだろう?節電だよね。
市は、フードを作る時に、温室効果ガスが出てるけど、どうする?
それ、節約したら、怒るよ