カアチャンが、市は最近仕事をさぼるっていうけど、
そんなことないの。
お家だけじゃなく、お外でも働くの。
カアチャンをお供に連れて、おじいちゃんやおばあちゃんの居る施設に行ったの。
そこで、自慢の毛皮を、たくさん撫でてもらったの。
市の毛皮は、フサフサで、柔らかだから、
きっと、気持ちよくなってもらえたと思うの。
市の撫でツボを、よくわかってるおじいさんもいたの。
ワンコと暮らしたことが、ある人だと思うの。
たまにじゃなく、いつでもワンコといられたらいいのにって、思ったの。
カアチャンが、そういうとこもあるんだって言うの。
でも、めったにないって言うの。
だから、市は、働こうと思うの。