獣医さんの待合室で、順番待ちしているときでした。
右後ろ脚を血だらけにした柴犬が、
お母さんに抱きしめられて、飛び込んできました。
後ろ脚は、タオルで押さえてありましたが、タオルは血で真っ赤に染まり
それをビニールでくるんでいましたが、お母さんの洋服もズボンも血だらけでした。
すぐに、慌てふためいたお父さんもやってきて、
受付で、事情を説明され始めました。
山に入るのが趣味なお父さんは、その日も、お伴に柴犬さんを連れて出かけたそうです。
柴犬さんは、山というだけで、大喜びするほど、
お父さんと一緒に山に行くのが、大好きです。
山に行くといっても、
ピクニックや登山ではなく、山菜などを取りに行くということで、
道のない場所に分け入ったりするので、鎌を携帯していきます。
山で遊び終わったお父さんは、さあ帰るぞと、鎌を車のそばに置いて
帰り支度にかかりましたが、その時、柴犬さんの悲鳴が聞こえました。
鎌を手から離すときは、カバーをするか、地面につきたてて置くのですが、
その日に限って、地面に寝かせておいてしまいました。
それを、柴犬さんは踏んで、後ろ脚の肉球をザックリ切ったのです。
刃物を、床や、地面に置いてはいけません。
作業中でも、高い場所に置くか、カバーを付けるか、絶対に踏まれないようにしてください。
この柴犬さんは、治療のために、麻酔を打たれて、眠ったところで
私は、病院から帰りました。
病院に入ってきたとき、柴犬さんは、真っ赤に染まった足のわりに、
お母さんに抱っこされているのがうれしいのか、
みんなに、大丈夫だよって、声をかけてもらえるのがうれしいのか、
とても優しい顔をしていました。
きっと、きれいに縫ってもらって、今頃、エリザベスを着けて
お父さんとお母さんに、大事にされているのだと思います。
早く良くなって、また山に遊びに行かれますように。
たまたまうっかり、手から放したんだそうです。
いつもなら、絶対、地面に置かないのにって
とても後悔されていました。
自分も気をつけなくちゃいけないなって、
草刈りガマじゃなくても、
ふいに置くことは、うっかりものなので、
よくありそうですもの。
毎日、アチチです。
体調管理に気を付けてくださいね。
アンヨの怪我が早く治ってお散歩できると良いね^m^
カマに限らず、ハサミとか画びょうとかでも気を付けたいですね~
高いところから落としても危ないし、引き出しとかに入れといたほうが良いね(*^_^*)
市ちゃん~タイミングが片手で、歩いてイチニイチニだね(*^^)v