1月23日(木)
予約時刻に遅れないようにするには、通勤時間帯に入る事になる。
それが、私の気になるところだ。
それでも、隣りの駅が始発だと、空いていて、時には座れる事もあるが、今朝は満員の電車が来た。
電車に乗り込むと、直ぐに席を立って下さった男性がいる。有難く座らせていただく。
最近は、感謝の言葉で、素直に座らせて貰う。そうでもしなければ、とても、立ってはいられないからだ。
御茶ノ水へは定刻直前に着いた。
しかし、今迄は、今迄簡単に歩けた道が、すごく遠くに感じるようになった。情け無い話だ。
今日の予約は二科だったが、時間的に余裕があったので、耳鼻科ヘも寄った。
聴力の検査もして上げましょうと言われて、隣りの検査室で受ける事になる。
ガーガー、キーキー、ピ、ピ、ピと、様々な奇妙な音が混じって耳に入る。
右の耳は少し検査値が下がったが、異状なし。
お医者さんの意見では「補聴器は要りません」と言われた。
勿論、私も賛成だ。みっともないもの!
問題は左だ。
若い頃は、それが気になって、出来るだけ聞こえない耳をかばっていた。
だって、聞こえないと言う事を知られるのは、恥ずかしかったからだ。
だから、出来るだけ、自分の右側へ人が来てもらえるように努力をした。
でも、何時も、そういう風に上手く行く訳ではない。結局、生返事や愛嬌の悪い態度の私になる。
つまり、良く聞こえるときは大層、朗らかに。いけない時は何とも言えない程、無愛想になるのだ。
ああ、タスケテ!とは、誰にも言えない悲しい性。
何年か前に、検査を受けた。障害者にならないかと言うためだ。
検査士の先生から言われた。「右が大変良く聞こえるので、障害者にはならないですね」
ふ~ん、そんなものか。でも、見えないし、片一方が正常なのだから、まあ、いいかぁ!
ところで、世の中には、障害を持つ人が本当は大勢いると言う事が分かった。
それも、目立たない、例えば、耳などの障害は他人からは分からない場合がある。
かつての仕事仲間にもいた。
日頃、この人が何故、座る場所を勝手に決めるのだろうと思っていた。
しかし、ある時、矢張り、私と似た様な事情を持っていると知って、日頃の彼の変わり易い感情の変化が理解出来た。
ある若い男性は、明らかに足が悪い。それでも、医者に言われたそうだ。
「まだ、歩けるから、障害者手帳は出ない」と、、、、、、
二人で笑っちゃった!!
「ひどいねー!その医者!」
これも、二人だけに理解出来る苦笑いだ。
左の耳を聞こえなくしたのは、私が小学生の時、外耳炎でかかった耳鼻科の医師の所為である。
「聞こえない聞こえない』と訴えているうちに、本当に聞こえなくなったのだ。
その情け無い事実を隠す?為に、長い間、どれだけ苦心した事か。
今では、そんな事は気にもしない。
予約時刻に遅れないようにするには、通勤時間帯に入る事になる。
それが、私の気になるところだ。
それでも、隣りの駅が始発だと、空いていて、時には座れる事もあるが、今朝は満員の電車が来た。
電車に乗り込むと、直ぐに席を立って下さった男性がいる。有難く座らせていただく。
最近は、感謝の言葉で、素直に座らせて貰う。そうでもしなければ、とても、立ってはいられないからだ。
御茶ノ水へは定刻直前に着いた。
しかし、今迄は、今迄簡単に歩けた道が、すごく遠くに感じるようになった。情け無い話だ。
今日の予約は二科だったが、時間的に余裕があったので、耳鼻科ヘも寄った。
聴力の検査もして上げましょうと言われて、隣りの検査室で受ける事になる。
ガーガー、キーキー、ピ、ピ、ピと、様々な奇妙な音が混じって耳に入る。
右の耳は少し検査値が下がったが、異状なし。
お医者さんの意見では「補聴器は要りません」と言われた。
勿論、私も賛成だ。みっともないもの!
問題は左だ。
若い頃は、それが気になって、出来るだけ聞こえない耳をかばっていた。
だって、聞こえないと言う事を知られるのは、恥ずかしかったからだ。
だから、出来るだけ、自分の右側へ人が来てもらえるように努力をした。
でも、何時も、そういう風に上手く行く訳ではない。結局、生返事や愛嬌の悪い態度の私になる。
つまり、良く聞こえるときは大層、朗らかに。いけない時は何とも言えない程、無愛想になるのだ。
ああ、タスケテ!とは、誰にも言えない悲しい性。
何年か前に、検査を受けた。障害者にならないかと言うためだ。
検査士の先生から言われた。「右が大変良く聞こえるので、障害者にはならないですね」
ふ~ん、そんなものか。でも、見えないし、片一方が正常なのだから、まあ、いいかぁ!
ところで、世の中には、障害を持つ人が本当は大勢いると言う事が分かった。
それも、目立たない、例えば、耳などの障害は他人からは分からない場合がある。
かつての仕事仲間にもいた。
日頃、この人が何故、座る場所を勝手に決めるのだろうと思っていた。
しかし、ある時、矢張り、私と似た様な事情を持っていると知って、日頃の彼の変わり易い感情の変化が理解出来た。
ある若い男性は、明らかに足が悪い。それでも、医者に言われたそうだ。
「まだ、歩けるから、障害者手帳は出ない」と、、、、、、
二人で笑っちゃった!!
「ひどいねー!その医者!」
これも、二人だけに理解出来る苦笑いだ。
左の耳を聞こえなくしたのは、私が小学生の時、外耳炎でかかった耳鼻科の医師の所為である。
「聞こえない聞こえない』と訴えているうちに、本当に聞こえなくなったのだ。
その情け無い事実を隠す?為に、長い間、どれだけ苦心した事か。
今では、そんな事は気にもしない。
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