下記の記事はnoteからの借用(コピー)です
職場や家族との人間関係や
店員さんやチャットでのやり取りなどで
他人と揉めたり
また他人の言動に悩まされたりする人は
結構いると思います。
私も時々
患者さんにナースコールで呼ばれて
「カーテンを開けて欲しい」
と言われて
(それぐらいは自分でやって欲しい…)
と思ってモヤモヤしたこともあります。
ケンカにまで至らなくても
相手の言動に感情を
悪い意味で揺さぶられてしまうことって
必ず1日1回はありませんか?
もっと言えば
自分が当事者ではなく
第三者として
当事者のやり取りを見て
腹を立てたりすることもある。
芸能人の不倫ニュースや
スポーツで応援しているチームが負けた時に
自分とは全く関係のないことなのに
イライラしてしまう人もいると思います。
そして
気持ちの切り替えがうまくいかず
モヤモヤした気持ちを引きずり
その後にちょっとしたことで
イライラしてしまって
結果として自分が損をしてしまう。
そういう人の共通点は一体なんでしょうか?
それは他人に期待をしてしまうことです。
他人に対して
ああしてほしい
こうして欲しい
という思いがあるからこそ
自分の思い通りにいかないときに
イライラしてしまう。
・妻は料理を作って欲しい
>・夫は家事を手伝って欲しい
>・人を傷つけることを言って欲しくない
>・店員さんには愛想よくして欲しい
>・コメント欄を荒らさないで欲しい
などの期待を
無意識に持ってしまっているから
期待外れの行動をされた時に
受け入れられなくて
「なんで?」
「普通はこうするでしょ!」
と腹を立ててしまうんですね。
最初から期待をしていなければ
相手の行動にイライラすることはないわけです。
都合の良い解釈をしている
私はストレスの原因は
全て解釈だと思っています。
・お土産をあげたらお返しをしてくれるだろう。
>・結婚式に招待したのだから
> 相手が結婚式をあげる時には
> 招待してもらえるだろう。
>・自分は家事をしているのに
> 夫(妻)がゴロゴロしているのはおかしい。
という都合の良い解釈をしているから
ストレスが生まれているのであって
相手や周りの行動が
ストレスの原因ではないのです。
期待しない=無関心ではない
昔、私は
周りに期待しないようにした結果
他人の言動や行動に対して
〝どうでも良い〟
という感覚になって
周りに無関心になったことがあるんですね。
他人に期待しないことを
完全に履き違えていたわけですが
どちらかと言えば
他人に期待しないからこそ
他人のちょっとした行動に
感謝することができて当たり前だと思っていたことが
当たり前じゃなかったと
気付くことができたんです。
私は家事をする時
妻は何もしていなくても
何とも思いませんが
妻が洗濯や掃除をしてくれた時に
自然と
「ありがとう!」
と口から出るようになりました。
もし
「妻は家事をして当然」
くらいの期待を持ってしまっていたら
きっと感謝の気持ちも
芽生えなかったでしょう。
だから周りの人が
良いことをするとか
悪いことをするとか
関心を持たないのではなく
期待をせず
やってくれることは有難い
という感覚を持てると
人間関係で悩むことは無くなります。
もし人間関係や
他人の言動で悩んでいるとすれば
それは他人に対する期待が
かえって自分を苦しめてるかもしれないよね
というお話でした️
玲/精神科ナース
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます