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アメリカの最新研究が証明、「空腹」こそ長寿と健康のカギだった
食べすぎを防ぎ、健康や若さを維持する、シンプルな方法。それは、「ものを食べない時間(空腹の時間)を作ること」です。「プチ断食」といってもいいかもしれません。
近年、アメリカの医学界では、空腹(断食)と健康に関する研究がさかんに進められ、その結果、断食が体重や体脂肪の減少につながること、そして、糖尿病、悪性腫瘍(がん)、心血管疾患(心筋梗塞や狭心症など)、神経変性疾患(アルツハイマー型認知症やパーキンソン病など)などの予防に効果があることが分かってきました。
プチ断食をすると、どのような効果が得られるのか、体に何が起こっているのかをみていきましょう。実は、断食実行中、体の中では3つの奇跡が起きているのです。
医学的理由①内臓の働きを復活させ、活性酸素の害から体を守る
一日3食とったり、食べすぎたりすると、前に食べたものを消化している間に次の食べ物が体内に入ってきます。内臓は休むことなく働き続けなければなりません。当然、内蔵は疲弊してしまいます。
疲れた胃や腸、肝臓などは働きが鈍くなります。すると、栄養をしっかり吸収できなくなり、老廃物もきちんと排出されなくなります。腸内環境も悪化するため、免疫力が低下し、体調不良になったり、病気にかかりやすくなったりすることもあります。
プチ断食を行い、まとまった「空腹の時間」を作ると、まず、内臓の働きがよくなります。休憩をとった内臓は、疲れがリセットされて、しっかり働いてくれるようになり、下痢や便秘、アレルギーや体調不良なども改善されるはずです。週に1日でも、まとまった「空腹の時間」を作れば、内臓は十分に休むことができます。
さらに、プチ断食によって一時的に栄養が足りなくなると、活性酸素を除去する酵素が増え、活性酸素の量が減るともいわれています。つまり、活性酸素がもたらす細胞の老化や病気を、予防することができるのです。
医学的理由②脂肪の分解、血流の改善で、生活習慣病をまとめて遠ざける
私たちが食事で摂った糖質は、腸管で消化・吸収されます。それから血液に乗って肝臓へ、さらに全身へ運ばれて、脳や筋肉、内臓などが働く際のエネルギー源として使われます。余った糖質の一部はグリコーゲンとして筋肉や肝臓に蓄えられ、そこでおさまり切らなかった分は脂肪となって、脂肪細胞に蓄えられます。
「空腹の時間」のあいだ、体は、外部から糖質を補給できません。そこで、まず肝臓に蓄えられたグリコーゲンを利用して、エネルギーを作ります。
そして、「空腹の時間」が10時間ほど続くと、肝臓に蓄えられたグリコーゲンが尽き、体は脂肪を分解して、エネルギー源に変えようとします。つまり、空腹の時間が長くなればなるほど、体内の余計な脂肪が分解され、減っていくのです。特に内臓脂肪は、皮下脂肪に比べて落ちやすいという特徴があります。
脂肪が分解されると、血液中の脂質が減り、圧迫されていた血管が解放されます。「空腹の時間」が12~24時間になると、血液中の糖質も20%程度減るとも言われています。
プチ断食で「空腹の時間」を作り、内蔵を休ませてあげると、血液や血管の状態が改善されて血流が良くなります。高血圧や血行不良にともなう体調不良も軽減されるはずですし、がん、糖尿病、動脈硬化、心疾患、脳血管疾患といった生活習慣病のリスクを、かなり減らすことができるのです。
プチ断食が体にもたらす最大のメリット
医学的理由③オートファジーで、若々しく健康な体を手に入れる
プチ断食が体にもたらす最大のメリットは、なんといっても「オートファジー」の仕組みを発動させることにあります。
オートファジーとは、細胞内の古くなったタンパク質が除去され、新しいものに作り変えられるという仕組みです。「空腹の時間」が続くと、体は生存するために、なんとか「体内にあるもの」でタンパク質を作り出そうとします。
このとき、細胞が内側から生まれ変わります。そのため、オートファジーには、がんや糖尿病をはじめとする生活習慣病、アルツハイマー型認知症、感染症などの予防効果や、肌や筋肉などの老化防止の効果があると考えられています。
また、細胞の中には、ミトコンドリアという小器官が、数多く(細胞全体の10~20%程度)存在しています。ミトコンドリアは酸素呼吸を行っており、食べものから取り出した栄養と、呼吸によって得た酸素を使って、ATPという細胞の活動に必要なエネルギーを作り出します。ATPは「生体のエネルギー通貨」と呼ばれています。
新しく元気なミトコンドリアが細胞内にたくさんあればあるほど、たくさんのエネルギーを得られ、人は若々しく、健康でいられるわけですが、オートファジーによって、このミトコンドリアも新たに生まれ変わります。
古くなったミトコンドリアは、大量の活性酸素を発生させるのですが、オートファジーによって細胞が新しく生まれ変わることで、活性酸素の量が減り、体へのダメージを軽減できます。
オートファジーがもたらしてくれる恩恵は計り知れません。細胞が生まれ変われば、体にとって不要なものや老廃物が一掃され、細胞や組織、器官の機能が活性化し、病気になりにくく若々しい体になるのです。
2016年には、東京工業大学の大隅良典栄誉教授が、オートファジーの研究でノーベル生理学・医学賞を受賞しています。オートファジーは今、世界中の注目を集めているといえるでしょう。
オートファジーのスイッチが入るまで「16時間」
ただし、オートファジーには、ある特徴があります。食べものによって得られた栄養が十分にある状態では、オートファジーはあまり働かないのです。
そもそも、オートファジーは、体や細胞が強いストレスを受けた際にも生き残れるよう、体内に組み込まれたシステムです。したがって、細胞が飢餓状態になったときや低酸素状態になったときにこそ、働きが活発化します。
具体的には、最後にものを食べてから16時間ほど経過しなければ、オートファジーは活発化しません。つまり、16時間の「空腹の時間」を作らないかぎり、オートファジーによって細胞を生まれ変わらせることはできないのです。
「プチ断食」のハードルは、それほど高くはない
とはいえ、「断食」という言葉を見て、「なんだかしんどそう」と思ったり、拒否感を覚えたりする人もいらっしゃるかもしれません。
けれども、たとえば、仕事や家事、育児などがあまりにも忙しくて、食事どころではなく、ほぼ丸一日、何も食べずに過ごしたといった経験はありませんか。あるいは、何時間も食べるのを忘れてしまうぐらい趣味などにのめりこんだり、休日ずっと布団の中でうとうとしているうちに、気がつくと前日の夕食から何も食べていなかったり。
私からすれば、これらも立派な「プチ断食」です。ひたすら、ひもじさをガマンするような過酷なことをする必要はありません。
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できるだけ無理なく「ものを食べない時間」を作り、
・胃腸や肝臓などを休ませてあげること
・脂肪を燃焼させ、減らすこと
・血液の状態を改善させること
が大切です。
睡眠時間8時間+プチ断食8時間がベスト
では、具体的にはどのくらい「空腹の時間」を作ればよいのでしょうか。
私はこれまで、医師のひとりとして、「断食」に関するさまざまな論文を読み、また血糖値のコントロールに苦しむ糖尿病の患者さんたちの治療にあたってきました。さらに、自分自身でも「プチ断食」を実践し、効果を注意深く観察して、どうすれば「空腹」の効果を最大限に享受できるかを考えてきました。
その結果、たどりついたのが「16時間のプチ断食」です。
「長い」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、睡眠時間とうまく組み合わせることで、無理なく実行していただけるはずです。たとえば、「一日8時間眠っている」という方であれば、睡眠の前後合わせて8時間、食べずに過ごせば、16時間のプチ断食を達成することができます。
大事なルールはただひとつ
いかがでしょう。なんとか実行できそうな気がしませんか。もちろん、まずは週末だけチャレンジするなど、できる範囲で始めていただいてかまいません。たとえ週に一度でも、「空腹の時間」を作れば、「内臓を休める」「脂肪を減らす」「血液の状態を改善する」といった効果に加え、オートファジーによる細胞の生まれ変わり効果を享受することができるのです。
青木厚『「空腹」こそ最強のクスリ』(アスコム)
大事なルールはただひとつ。睡眠時間を含めて16時間、何も食べない時間を作ること、それだけです。残りの時間は何を食べてもかまいません。さらに『「空腹」こそ最強のクスリ』には、断食中の過ごし方のコツや、プチ断食を組み入れた生活スタイルの作り方など、みなさんが上手に「空腹の時間」を作ることができるように、いろいろなヒントを載せています。ご興味があるようでしたら、ぜひご覧ください。
「空腹の時間」は、一日3食の習慣や食べすぎが体に与えていたダメージをリセットし、体を内側から蘇らせてくれます。ぜひ明日から、あるいは週末から、プチ断食を始めてみてください。空腹こそが最強のクスリなのです。
青木 厚
医学博士
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スマホ依存が
脳に与える影響とは
経験したことはないのだが、子育てはたいへんな仕事だ。子どもが3歳から5歳くらいの幼児の場合、四六時中、親が相手をしてあげられればいいのだが、他の家事や仕事などで、とてもそんな余裕のある親は少ないだろう。
そのため、「何か」に子守をしてもらうことになる。20~30年前なら、「アンパンマン」やら「きかんしゃトーマス」やらのビデオを、テレビ画面で繰り返し見せておく親が多かった。今はそれが、iPadなどのタブレットやスマートフォンに取って代わっている。
会社の同僚で5歳の娘さんの子育て真っ最中の女性がいるので、聞いてみた。最近になって、iPadを与えたそうだ。
彼女は、娘さんに45分単位で時間を区切って見せているのだが、かなり集中して、YouTube動画などを見続けたり、ゲームをプレーしたりするのだという。「ご飯だよー」と声をかけても、「待ってー」と言ってiPadを離さない。自分で画面をタッチして動画を選び、「おもちゃを開封する動画」や「おやつを食べる動画」などを何度も見ている。
娘さんは自分から「ゆーちゅーぶ見たい」「げーむしたい」とせがむというから、iPadには「知的好奇心を育てる」という良い面はあるものの、多少なりとも中毒性があるという事実は否めないだろう。
そのiPadを世に送り出したスティーブ・ジョブズ氏は、自分の子どもにiPadを触らせる時間を、厳しく制限していたというから驚きだ。ビル・ゲイツ氏も、子どもが14歳になるまでスマホを与えなかったそうだ。
こうした事実を指摘しながら、スマホやタブレットが人間の脳に与える影響を論じるのが『スマホ脳』(新潮新書)である。著者のアンデシュ・ハンセン氏はスウェーデン、ストックホルム出身の精神科医。前作『一流の頭脳』(サンマーク出版)が人口1000万人のスウェーデンで60万部の大ベストセラーとなり、世界的人気を得た。
スマホやタブレットの使用が脳に影響するのは、子どもだけではない。スマホをヘビーに使う人の中で「最近物覚えが悪くなった」とか「集中力が落ちた」と感じる人はいないだろうか? ハンセン氏によれば、大人でも子どもでも、スマホへの過度の依存は記憶力や注意力に影響することが科学的に証明されている。そして、それは人類の「進化」にも関係しているのだという。
スマホを使う現代の生活に
人間の脳の進化が追いついていない
ハンセン氏は「人間の脳はこの1万年進化していない」と説く。現代文明が現れるのは、長い長い人類の進化の歴史からすると、ほんの最近だ。地球上に人類が出現してから現在までのうち、99.9%の期間、私たちは狩猟と採集をして暮らしてきた。
要は、スマホを使う現代の生活に、人間の脳の進化が追いついていないのだ。だから、スマホがもたらす刺激に、脳は無意識のうちに狩猟採集民と同じように反応してしまう。
例えば、人が知識を求めるのは、狩猟採集生活の中で生存を確保するのに、周囲の情報を得ようとするからだ。獲物がいそうな場所はどこか、あるいは自分たちを襲う猛獣や敵対する部族が近づいていないか。情報や知識が得られるかどうかが生死に関わる。
そして、人に知識を求めるよう促すのが、脳内物質の「ドーパミン」だ。脳に「新しいこと」がインプットされると、ドーパミンが放出されるのだという。ドーパミンは「報酬物質」と呼ばれ、快楽が得られる行動に私たちを突き動かす働きがある。つまり、人間は狩猟採集民の時代から一貫して、ドーパミンという「報酬」を受け取るために知識や情報を求め続けてきたのである。
スマホの登場で、大量の知識や情報が、画面をタッチするだけで簡単に得られるようになった。すると、狩猟採集民の頃から変わらない私たちの脳は、ドーパミンを求めて、次から次へと画面をタッチして新しい情報や知識を得ようとする。かくして私たちはスマホを触らずにはいられなくなってしまったのだ。
「記憶力」と「集中力」を損なう
スマホによる情報のインプット
では、こうしてスマホをしょっちゅう触る習慣が「記憶力」や「集中力」に影響するとは、どういうことか。
人間の脳は、情報を受け取ると、まず「作業記憶(ワーキングメモリー)」として一時保存する。その作業記憶を、睡眠中などに整理して「長期記憶」として定着させる。これが人間の大まかな記憶のメカニズムだ。
スマホを触っているとき、私たちは、じっくりと長い時間をかけて一つの情報や知識を仕入れることをしないだろう。ブラウザのページを短い間隔でめくり、インスタグラムやチャット、ツイート、メール、ニュース速報、フェイスブックの書き込みを次々とチェックするのが普通だ。
ところが、このように短い間隔で大量の情報をインプットしていくと、作業記憶のスペースが足りなくなってしまうのだ。作業記憶に入らなければ、長期記憶に残ることもない。こうして「なんだか物覚えが悪い」という状態に陥ることになる。
「集中力」についてはどうか。次から次へと情報のインプットを切り替えていくのは、複数のことを同時に行う「マルチタスク」と変わらない。というより、人は実は複数のことを同時に行うことはできず、マルチタスクといえども、実際には1つ1つの作業をめまぐるしく切り替えて行っているのである。
マルチタスクでは、複数の作業を切り替えるのに、ある程度の時間がかかることが、実験でわかっている。1つの作業に集中し、別のことに集中を切り替え、再び元の作業に戻ったときに、同じ効率で作業ができるまでに時間がかかるというのだ。このように脳が効率よく働かなくなり、結果として集中力が劣えることになる。
そんなに効率が落ちるものなら、次から次へと情報を求めるのをやめればいいと思うかもしれない。だが、そうはいかない。なぜなら、先述のように「ドーパミン」が放出されるからだ。1日に何百回もドーパミンを放出してくれるスマホを、私たちは手放せなくなっているのだ。
スマホの表示をモノクロにするのが
オススメな理由とは?
スマホによる脳への悪影響を避けるにはどうしたらいいのだろうか。
「スマホの電源を切る」「スマホをサイレントモードにしてポケットにしまう」というのも確かに解決策だ。だが、ハンセン氏によれば、それだけでは効果がない。スマホの存在を意識するだけで、集中力が阻害されるというのだ。別の部屋に置くなど、完全に遠ざけてその存在を忘れるほかないのかもしれない。
本書の巻末には、「デジタル時代のアドバイス」として、スマホによる脳への影響を軽減するための著者からの提案が箇条書きされている。
まずは「自分のスマホ利用時間を知ろう」とある。最近のiPhoneには「スクリーンタイム」という機能があり、何時間画面を見ていたかを記録して知らせてくれる。そういった機能を使うなどして、実態を把握するのが対策のスタートになるということだ。
「毎日1~2時間、スマホをオフに」「集中力が必要な作業をするときはスマホを手元に置かず、隣の部屋に置いておこう」「チャットやメールをチェックする時間を決めよう」。これらを励行するのはそれほど難しくないだろう。決心すればいいのだ。「スマホの存在を認識しない時間」を意識的に作り出し、習慣化することが大事ということ。
面白いのは「スマホの表示をモノクロに」というアドバイスだ。色のない画面の方がドーパミンの放出量が少ないのだそうだ。
本書を読むかぎり、ハンセン氏は、完全な「脱スマホ」を主張しているわけではない。数日間デジタル機器を遠ざけるといった「デジタルデトックス」を勧めているのでもない。要は「意識にスマホが存在しない時間」をある程度確保することだ。
冒頭に紹介した同僚の娘さんも「45分単位」をきっちり守るようにすれば、悪影響は避けられるのではないか。5歳のうちから、そういったメリハリのついたデジタル機器の使用習慣がつけば、むしろ健全な成長が望めるかもしれない。
もっとも大事なのは、「スマホ(とドーパミン)に振り回されない」ことではないだろうか。あくまで自らの行動をコントロールするのは自分自身であり、スマホには「人間の思考や作業を補佐するツール」という本来の役割にとどめさせることだ。
これは、AI(人工知能)とのつき合い方にも共通する。AIも、あくまで「ツール」として認識するべきだ。人間の主体性をしっかりと持つことこそ、現代社会を健全に生き抜く最大のコツといえるだろう。
(情報工場チーフ・エディター 吉川清史)
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「説明責任を果たすべき方が果たしていくことが極めて重要だと考えています」 12月10日は、宮内庁長官が会見で小室さん側に金銭トラブルの説明を求める異例の事態となった。 多くの国民が納得していないにもかかわらず秋篠宮さまから結婚の“お許し”が出たことで、批判の矛先は小室さん側だけでなく、秋篠宮家、さらには皇室にも向き始めている。そういった状況を危惧してのことなのか、元華族の女性が心配顔でこう話す。 「実は宮家の方たちや、旧宮家、親族の方たちからは、小室さんとは親戚になりたくないとの声が聞こえてくるのです。基本的に皇族方、旧皇族、旧公家の方々は、ほかの家のことに口出しをすることはほとんどありません。それだけに、今回の小室さん母子への反応は特別といえます。とくにお母さまに不信感をお持ちの方が多いようですね」 そもそも結婚延期のきっかけは、小室さんの母・佳代さんの金銭トラブルだった。佳代さんの元婚約者・X氏が金銭返還の要求を取り下げたことで、トラブルは収束に向かっているものの、それでも皇室の周辺で小室さん母子への拒絶反応は決定的になっているというのだ。 「眞子さまはご結婚で民間人となられますが、皇室との“親戚付き合い”は続きます。年に数回は小室さんと夫婦そろって皇族方やご親戚方の集まりに出席されることになるでしょう。ただ、皇族方が積極的に小室さんに話しかけることはないかもしれませんね……。 好きな言葉が『LET IT BE』という小室さんは、それでも気にせずマイペースを貫くのでしょうが、皇室で生まれ育った眞子さまにとって、ご親族方の態度の変化はおつらいことでしょう」(宮内庁関係者) ただ、眞子さまの結婚への意思を表明する文書発表前から、皇室からの“猛反発”の予兆が見え始めていたという。前出の宮内庁関係者は声を潜めて話す。 「高円宮家の久子さまが、立皇嗣の礼の2日後に行われた祝賀行事を欠席されているのです。祝賀には、9月に肺炎と心不全で入院された97歳の三笠宮妃百合子さまも参列されています。久子さまが欠席されたのは異例のことでした」 ■眞子さまも皇族方から“総スカン”状態に… 欠席の理由は、正倉院展と根付の展示会のために奈良県と京都府にお成りになっていたからだったが、コロナ禍にどうしてもその日程で行かなければならない必然性があるわけではない。 「久子さまは、眞子さまの結婚問題を解決できない秋篠宮家に対して不満をお持ちなのではないか、との見方が宮内庁内部で囁かれていました。久子さまに限らず、皇族方で小室さんに好印象を持たれている方はいないでしょう。 実名を明かすことはできませんが、実際、皇族方から小室さんを批判する声を聞いたこともありました。さらに、金銭トラブルが報じられた当初は小室さん母子への反発が強かったのですが、小室さんを迷いなく信じ続ける眞子さまへの疑念が、日に日に強まっている状況なのです」(前出・宮内庁関係者) まさに眞子さまは皇族方から“総スカン”状態に陥りつつあるというのだ。 結婚を“容認”された秋篠宮ご夫妻も、決して手放しで眞子さまと小室さんを応援されているわけではない。秋篠宮家に近い人物は、厳しい言葉を口にする。 「今後の小室さんの対応によっては、秋篠宮家と小室家の“家と家との付き合い”は難しくなります。秋篠宮さまと宮内庁長官が小室さん側に金銭トラブルについての説明を求めましたが、その説明が国民の納得を得られるものになるのかはわかりません。 むしろ、その説明をきっかけに新たな批判が巻き起こる可能性すらあります。そうなれば、秋篠宮さまがご結婚の前に“親戚付き合いはできない”という厳しい条件を付けられる可能性も否定できません」 なぜここまで、眞子さまと小室さんに皇族方やご親戚方から強い反発が生じているのか。眞子さまは11月に発表した文書のなかで、小室さんとの結婚について《お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在であり、結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択》と綴られていた。 皇室ジャーナリストは眞子さまのお言葉に、従来の皇室との“価値観のズレ”があるのではないかと指摘する。 「上皇陛下は美智子さまとのご成婚にあたって『どのような時にもお立場としての義務は最優先であり、私事はそれに次ぐもの』とおっしゃったといいます。上皇陛下も、お支えになってきた美智子さまも、そのお言葉を60年間ずっと胸に刻み続け、お務めを果たされてきたのです。 一方で、眞子さまのお言葉は“私たち”の思いばかりが前面に出てしまっている印象を受けます。このままでは美智子さまが民間から嫁がれて以来、時間をかけて築かれてきた平成の両陛下と国民をつなぐ絆までが、眞子さまの結婚問題でひとときに薄れていってしまうのではないかと感じます。美智子さまのお言葉やお振舞いに幼いころから身近で接してこられた眞子さまなら、それを理解されているはずなのですが……」 皇室の根底を揺るがす問題にまで発展してしまった眞子さまと小室さんの結婚。眞子さまと小室さんは、このまま結婚へと突き進み、孤立を深めてしまうのか。それとも、皇族方からも理解を得て、結婚への祝福を受けることができるのか――。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ba04c9b52aaa456b91b65b9c100efbe520ad97c
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EPAが人を幸せにする?――日本人女性医療福祉職者での検討
魚を食べると幸せになれるかもしれない――。日本人女性を対象に行った研究から、魚油に多く含まれている「エイコサペンタエン酸(EPA)」の血中濃度が高い人ほど、幸福感が高いという関連が報告された。ただし、同じように魚油に多く含まれている「ドコサヘキサエン酸(DHA)」については、やや異なる結果が示された。両者はいずれもオメガ3(ω3)脂肪酸という必須脂肪酸だが、メンタルヘルスへの影響は同等でない可能性がある。
この研究は、金沢大学医薬保健学域の坪井宏仁氏らが、女性医療福祉職者を対象に行ったもので、詳細は「Nutrients」に11月11日掲載された。ω3脂肪酸には心臓血管系の保護作用があることが知られているが、メンタルヘルス上のメリットも指摘されている。しかしそれらの研究の大半はEPAとDHAを区別していない。EPAの血中濃度はDHAよりも低く、脳を構成する脂質はほとんどがDHAとアラキドン酸であるが、神経系への影響はDHAよりも強い可能性が基礎研究から示されている。そこで坪井氏らは、両者を区別したうえで、主観的幸福感や、やり甲斐との関連を検討した。
研究の対象は、静岡県内の複数の医療関連施設の女性看護師および介護福祉関連職員、計140人。年次健診に合わせて、主観的幸福感(Subjective Happiness Scale;SHS)とやり甲斐(Visual Analogue Scaleで評価)を調査した。乳び血清のためω3脂肪酸の測定に影響が生じる可能性のある参加者などを除外し、133人のデータを解析対象とした。
解析対象者の平均年齢は45.4±13.2歳で、閉経前の人が53.4%を占め、ω3脂肪酸濃度はDHAが414.7±150.5μmol/L、EPAが184.5±113.1μmol/Lであり、体内でDHAやEPAに変換されるα-リノレン酸(ALA)は81.8±30.8μmol/Lだった。なお、以下に記す結果について、論文中ではω3脂肪酸濃度を多価不飽和脂肪酸に占める割合(%)との関連で述べているが、坪井氏によると実測値で検討しても同様の関連が認められるという。
年齢、BMI、閉経前か後か、身体活動習慣、間食習慣で調整した上で、ω3脂肪酸と幸福感や、やり甲斐との関連を解析。その結果、DHAとEPAは、幸福感ややり甲斐と有意な正の相関が認められた。一方、ALAは幸福感との相関はなく、やり甲斐とは有意な負の相関が認められた。幸福感に対する相関係数は、DHAがr=0.20、EPAがr=0.27であり、EPAの方が相関が強かった。なお、やり甲斐に対する相関係数は、DHAがr=0.21、EPAがr=0.20であり、ALAはr=-0.30。
次に、幸福感を従属変数とする回帰分析を施行。すると、EPAとの相関はβ=0.25(P=0.03)で引き続き有意だったが、DHAはβ=0.13(P=0.19)となり、有意性が消失した。また、月経のある参加者は閉経後の人よりも、幸福感が高かった。
以上のように、本研究ではEPAとDHAとでは幸福感との関連に差が存在することが示された。このような差が生じる背景について、著者らは、中枢神経系における両者の作用機序の違いを述べている。EPAの代謝物は、幸福感を高めるカンナビノイド受容体への親和性がDHA代謝物より圧倒的に高いこと、また神経機能を阻害する炎症に関わる接着分子(VCAM-1やICAM-1)の働きを低下させる機能が影響しているのではないかと考察している。
著者らは今回の研究を、「幸福感とDHA、EPAの関係を個別に検討した初めての解析」と位置付けている。そして、横断研究であるために因果関係は不明なものの、「EPAがわれわれの幸福感の維持に多少なりともメリットがあるかもしれない」と、今後の研究に期待を示している。(HealthDay News 2020年12月21日)
プロテインって悪玉菌のエサだったの
ローカーボもいいけれど、タンパク質ばかり摂ってると腸内の悪玉菌が増えちゃうって、知ってるかしら。
* * *
炭水化物、麺類を控えてタンパク質をたっぷり摂るローカーボダイエット。
挑戦したことあるひともいるだろうし、タンパク質が不足してると思って、プロテインを飲むひとも増えてるわよね。
ちょっと気をつけてほしいことがあるわ。
プロテイン=タンパク質は、腸内環境を悪化させるのよ。
実際に、うんちやおならが黒っぽくなったり、臭くなったり、ニキビや肌荒れを経験してるひとも多いんじゃないかしら。
タンパク質に含まれてるアミノ酸は体にとって重要な栄養素であるのと同時に、腸内の悪玉菌の栄養素になるの。腸内に有害物質を発生させちゃうし、腸の動きも鈍くなって便秘にもなりやすくなるわ。そのせいで、食事中にタンパク質が多くなってくると、どうしても腸内環境が荒れてきちゃうのね。
ただし、勘違いしないでほしいのは、プロテインが悪いわけじゃないのよ。
あたしも、ローカーボ意識してるし、タンパク質をたっぷり摂るように心がけてるもの。
でも同時に、たっぷりの食物繊維を摂ってるわ。
これがすごく重要なポイントなの。
タンパク質のデメリットを打ち消して、メリットを最大限に受け取るためには、絶対に食物繊維をたっぷり摂ることを忘れてはいけないのよ。
いいこと?
すき焼きなら、牛肉と一緒にたっぷり野菜や糸こんにゃくを食べるように。
焼き肉ならお肉をサンチュで包んで食べるように。
プロテインを摂ったら、必ず食物繊維を摂りなさい。
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現実の話かと錯覚するほどリアリティある小説『彼女のスマホがつながらない』(小学館)。パパ活をするお嬢様女子大生、殺人事件を追う警察官と週刊誌編集者――。過去と現在の2つの時間軸で描かれたミステリーだ。
著者の志駕晃さんは、同作でパパ活や奨学金制度に潜む貧困問題に目を向けたと言う。志駕さんに話を聞いた。
◆ ◆ ◆
「モデルのような美人が、5万円で――」
――『彼女のスマホがつながらない』ではお嬢様大学に通う女子大生が登場します。彼女たちの「パパ活」というお金の稼ぎ方が印象的でした。
志駕 パパ活は3年程前から広がった言葉。男性と食事や性交渉をしてお金をもらうシステムで、相手が既婚者であることがほとんどです。愛人のような立ち位置で、相手がお金持ちだと、時には海外旅行へ連れて行ってもらえることもあるんです。そこだけクローズアップすると、女性にとっては楽しそうに感じられ、惹かれるのかもしれませんね。
――小説を書く上で、パパ活の取材もされたそうですね。
志駕 一昨年の秋からいろんなところに取材に行きました。というのも、パパ活って「食事だけ」「性交渉あり」などさまざまなパターンがあるんです。言葉として広い意味を持つので、取材も多岐にわたりました。
私は主に高級交際クラブを取材していて、パパ活をしている20代の女子大生など、約10人に話を聞きました。どの子もキャバ嬢などの夜の街っぽさはなく、美人で受け答えもしっかりしていて、性格も明るい魅力的な子が多かったですね。でも突っ込んで話を聞くと、「体の関係アリは5万円でーー」という話になる。正直、ぎょっとします。
今回、パパ活をする女子大生を小説に登場させたのにはいくつか理由があります。一つは『女性セブン』の連載小説企画だったから。同誌の読者は30代後半から60代の女性が中心。パパ活というテーマは「自分の娘がパパ活をしたら」「もし、若い頃にパパ活があったら」と興味を持っていただけるのではないかと思いました。
また、パパ活の背景には女性の貧困問題があります。これはデビュー作の『スマホを落としただけなのに』(宝島社)から、私が興味を持って調べている分野でした。
現代の日本女性は、昔に比べると奨学金返済に苦労したり、派遣社員などの不安定な雇用が増えたりして、都内で独り暮らしするには厳しい状況に陥っています。そこを描きたいと思ったんです。
彼氏よりもパパ活を選ぶ 母子家庭で育った女子大生
――女性が18歳以上であれば、性交渉でお金をもらう、いわゆる売春であっても刑罰に当たりません。一方で、既婚者のパートナーにばれると不倫として金銭を要求される可能性はありますね。
志駕 そうですね。ただパパの奥さんにばれたとしても、大学の同級生など彼女たちの周りの人間には本人が言わなければばれないんじゃないでしょうか。
彼女たちが公にされて困るのは親や大学です。事が大きくなれば就職にも響きますから。『彼女のスマホがつながらない』(小学館)
――なるほど。では注意すれば、ばれるリスクは少なく過ごせそうですね。
志駕 時にはばれますけどね。相手として多いのは、一緒にいる時間が長い彼氏のようです。
取材した22歳の女子大生は、彼氏にばれて一度はパパ活をやめた方でした。彼女は彼氏とのお付き合いを優先したのですが、彼が疑心暗鬼になってしまい、DVっぽく責められることが続いたそうです。
でも彼女が何よりも困ったのはパパ活をやめたことで減っていくお金です。生活にも影響が出て、とうとう「彼氏と付き合っていてもお金は増えないし、メリットがないから」と、別れてしまう。そしてパパ活を復活させるんです。
「普通の恋愛ができなくなった」
彼女はそう言って、将来について不安そうにしていました。それに就職希望でしたから、パパ活をやめた後、社員としての収入だけで生活をコントロールできるか、わからない様子でしたね。
――その女性はなぜパパ活を始めたんですか?
志駕 奨学金が理由です。大学に進学した後、奨学金の返済や生活費でお金に困ったそうです。でも、母子家庭で育ったから、母親に経済状況を打ち明けて頼ることができなかった。かといって、バイトに明け暮れると学業についていけなくなります。
そこで最初に選んだのが高い時給をもらえるキャバクラでした。でも肌に合わなくて、ラウンジに勤め先を変えーー。そこでお客さんに誘われて愛人のような関係になり、やがて本格的にパパ活に手を出すようになったんです。
――パパ活にたどり着くまでがあっという間ですね。
志駕 こういう話って、パパ活をしている女性と話すと普通に出てくるんですよね。
私自身、最初はパパ活に対して、どこか信用できない気持ちを抱えていました。でも実際に話してみると、いままで出会ってきた女性と変わらない方たちばかり。そこに、パパ活に手を出さないと生きていけない切実さを感じましたね。
もし私が、彼女と同じ立場だったら「パパ活はやらない」と断言することができない。そのくらいお金に困っている現状があるんだと思います。
アプリを使ったパパ活で、より下層へ利用が広がった
――女性たちはどういう場所でパパ活相手と出会うんですか?
志駕 交際クラブやアプリ、以前はラウンジもありました。キャバクラよりラウンジの方が、時給が高くて私服で出勤できるため、女子大生のアルバイト先として人気だったようです。そこで「パパ活をやらない?」と声をかけてくる人がいて、始まっていきます。
交際クラブもラウンジも、男性側に面接などを行うため比較的人となりがわかっているし、すごく貧乏な人は少ないから危険性が少ないでしょう。まあ、男性が嘘をついて入会している場合もあるので、絶対とは言い切れませんが……。
一方で、アプリは危険ですね。金銭的なトラブルは交際クラブなどでも起こり得ますが、暴力や殺人事件などは圧倒的にアプリの方が多い。匿名性の世界だからです。
私は、パパ活というシステムがより下層に向けて広がりを見せていると感じます。
女性とは、出会うだけでもアプリで5,000円~1万円(取材当時)、交際クラブは入会金と紹介料を支払います。支払い金額も交際クラブやラウンジに比べて、アプリの方が低い設定ですし、ほぼ援助交際のような形で広がっているのではないでしょうか。
「アプリでできるなら手軽だ」と感じる方もいるでしょうが、むしろそこまでやらざるを得ない女性が増えてしまったと捉えるべきでしょう。
――アプリ利用者についても取材はされたんですか?
志駕 そうですね。話を聞きたくて2~3回ほどアプリを使って接触しようと試みました。でも、日時のセッティングができた後に相手からキャンセルされるんです。
そういう場合、すぐに別の女性との時間をセッティングできるかというとそうではありません。無理やり会おうとすると、援助交際を目的とした女性とぶつかる可能性もありますから、なかなか難しいです。
――なぜキャンセルされたんでしょうか。
志駕 パパ活をしている女性には、たいていレギュラーのパパがいるんです。
彼女たちは、スケジュールの空いている日に保険として、アプリなどで会う「都度パパ」との約束を取り付けておく。そこへレギュラーパパから連絡があれば「都度パパ」の方をキャンセルするんです。
当日も、私と会うよりも好条件のパパが現れたのでしょう。
一方的に約束を反故にされるし取材にもならないし、なんだか悲しい気持ちになってアプリの取材は断念しました。
コロナ禍で医者のパパが減り、CAの利用が増えた
――コロナ禍の影響は、パパ活にもありますか?
志駕 パパ活を利用する富裕層への影響はさほど大きくないと思うんです。富裕層はこのくらいの不況で財布はそこまで痛みませんし、人気のある女性との関係は今まで通りです。
また、パパ活に参入してきた職業としてキャビンアテンダントが増えていると聞きます。人の移動が制限される中、航空会社の対応などで、生活に不安を感じている女性が増えているのではないでしょうか。
しかしわかりやすく利用が減ったのは職業が医者の男性たち。コロナ禍で医療関係者の忙しさが増したこと、さらには新型コロナウイルス感染症への感染リスクもありますから遊ぶことが難しいんでしょうね。
さらに人員削減の影響を受けて勤め先がなくなったり、シングルマザーだったりする人の生活苦は切実だと思います。お金が必要な女性はパパ活に向かっていくでしょう。そういう意味で、コロナ禍では経済的に苦しい女性の利用者がより一層、増えていると思います。
――女性たちは、稼いだお金をどのように使っているんでしょうか。
志駕 私が取材をした限りでは、奨学金返済などのためにお金を貯める貯金好きな人が多く、無駄遣いはしていませんね。一人暮らしをしたら、月に10万~20万円って、普通にかかっちゃうじゃないですか。だから男性から50万円をもらっても、パ―ッとは使いません。
お小遣い稼ぎでやっている子ももちろんいましたが、どちらかというと「親に負担をかけたくない」という理由で始めている子が多いんです。
ただ、いよいよ奨学金返済の心配もなくなり、貯金も潤沢になった時に、彼女たちがパパ活をやめられるかどうかが一つの分かれ道でしょうね。
また、やめるきっかけの一つが就職です。キャバクラなどの水商売と同じで、就職した後に社会人として普通の生活を送れるかどうかが、彼女たちの人生を左右しています。