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アストラゼネカ製ワクチン、55歳未満への接種を停止 カナダ

2021-03-31 16:00:44 | 日記
下記の記事はhttps://www.cnn.co.jp/からの借用ですヤフー
 

(CNN) カナダの予防接種諮問委員会(NACI)は29日、英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンについて、55歳未満の成人への接種を一時的に停止するよう勧告した。

接種後に血栓ができるという少数の症例に対する調査が完了するまでの予防的措置だという。

ワクチン接種後の重篤な血栓症は、欧州で55歳未満の女性を中心に報告されている

NACIは、今のところ正確な発症率は分からず、情報を収集中としたうえで、年齢別の感染リスクやほかのワクチンを投与するという選択肢を踏まえ、「55歳未満の成人にアストラゼネカ製ワクチンを接種するベネフィット(利益)はかなり不確実」との見解を示した。

カナダ全体で提供されているワクチンの中でアストラゼネカ製が占める割合は小さいため、接種計画が大きく遅れる恐れはないという。

欧州では血栓への懸念から、十数カ国がアストラゼネカ製ワクチンの接種を一時停止した。その後、欧州医薬品庁(EMA)が「安全で有効」との見解を示したことを受け、一部の国は接種を再開している。

カナダは最近、バイデン米政権との間で、米国で承認待ちとなっているアストラゼネカ製ワクチンのうち150万回分を借り受けるとの合意に達していた。


「母の代わりに弟の授業参観へ」親の介護で青春と夢を諦めた女子高生の就職先

2021-03-31 15:30:00 | 日記

下記の記事はプレジデントオンラインからの借用(コピー)です

通学や仕事をしながら家族の介護・世話をする子供を「ヤングケアラー」という。関西のコンセプトカフェで働くなつみさん(19歳・仮名)もその一人で、母親の介護と弟の世話のため高校生活を犠牲にした。どうすればヤングケアラーは救われるのか。ノンフィクション作家の角田裕育さんが取材した――。
1980年代末にイギリスで社会問題として提起され始めた
「ヤングケアラー」という言葉をご存じだろうか? 通学や仕事をしながら家族の介護・世話をする18歳未満の子供を指す。このヤングケアラーの問題は、1980年代末にイギリスで社会問題として提起され始め、昨年末から厚生労働省も実態調査に乗り出した。
どのような人がヤングケアラーの当事者なのだろうか。詳細を語ってくれる人にインタビューすることができた。
なつみさん(仮名)は1年前に通信制高校を卒業した19歳の女性だ。現在は関西のある繁華街でコンセプトカフェ(アニメコスプレなどをして接客をする店)のホステスとして働いている。
比較的短時間で多く稼げること、持病を抱えているせいで9~17時の勤務は難しいこともあって、夜に働けるこの仕事を選んだ。
「この店のオーナーは、とても良い人で、『しんどかったら休んで良いよ』と言ってくれるんです」
と、自身に理解のある経営者に出会えたことに感謝の意を隠さない。なつみさんは、先日も短期間だが入院したばかりである。
だが、なつみさんがこの仕事をするのには、実はもっと深刻な理由があった。うつ病で寝たきりの母親と、小学生の弟の世話をしなければいけない立場にあるのだ。
小学生の頃母親がうつ病になり貧困生活が始まった
なつみさんは最近も10日ほどの休暇を取った。今度は病気の為ではなく弟の進級準備のためだという。弟にとってなつみさんは姉というより保護者そのものと言える存在なのだろう。
小学生の時、両親が離婚した。父親は転勤族だった。父親の最後の勤務地だった大阪に現在も住んでいる。以来、母親の面倒を見て、幼い弟の世話をしながら学校に通うという二宮金次郎さながらの生活を高校時代まで強いられてきた。
「親にいい物を買ってもらったり、ディズニーランドやUSJや旅行に行ったという友達の話を聞くたびうらやましかったです。USJは、私が2~3歳のまだ家族円満な頃に行った写真があるんですが、私の記憶にはありません。ディズニーランドは全く行ったことがないです。第一、東京自体に行ったことがありません。行きたいですけどね」
なつみさんが小学生のときにひとり親である母親がうつ病になり、貧困家庭としての生活がスタートした。旅行はほとんどしたことがないが、修学旅行だけ例外だった。
「小学生の頃はスペイン村、中学生の頃は沖縄でとても楽しかったです。もう一度行きたいけど、お金がありません。大阪からほとんど出たことありませんから」
弟の保護者として授業参観や運動会に出席
そう語るなつみさんは、普段から節約に節約を重ねた生活をしている。
「コンビニ弁当なんて高くて買えません。500円ぐらいするじゃないですか。500円もあれば、家族の食事が一食できてしまいますよ。野菜を中心とした料理でいつも安く済ませています。コンビニ弁当はたまにお客さんが差し入れてくれたのを、食べるぐらいですね」
なつみさんは、両親が離婚した小学生の頃からこうした生活になれてきた。中学生の頃なら誰もが迎える反抗期だが、なつみさんは反抗期らしきものはほとんどなかったという。いや、病弱な母親に反抗などしようがなかった。
「でも、中学生の頃はお母さんの病状も少し良かったので、演劇部の活動に熱中して、主役を張ったこともあるんです。一番充実していた時期ですね」
そう話すなつみさんは、母親がうつ病になってから、母親代わりに家事や弟の世話をするという日々を現在まで送っている。弟の授業参観や運動会などにも行くそうで、弟のクラスメートの保護者にはママ友的な友人・知人もいるそうだ。しつけの話になると、「叱るときは、きちんと叱らないといけない」と凛とした顔つきで話す彼女は、19歳の乙女には見えない。“母親”的な貫禄を漂わせる。
叶えたい夢はあったが…
貧困ゆえに中高生時代から今に至るまで、友人と梅田にショッピング等で遊びに行くという経験もしていない。青春を介護と子育てに捧げている。通信制高校を選んだのも、十分な学費や受験勉強の時間がなかったからだ。
なつみさんはいや応なしに母親の介護と子育てをしなくてはならない。家族を放っておいて、自分の好きな夢を追いかけるということをティーンエイジャーにして断念せざるを得ない状況にある。だが、それまで全く夢がなかったわけではない。芸能界入りを志向したことがあるという。
「私、演劇部出身で、とてもお芝居が好きなんですよ。自分と違う人を演じるというのが面白いやないですか。それに貧しいから、芸能界に入ると窮地を抜け出せるなあと思って、アイドルのオーディションなどを受けたりしたんですが、とても厳しくてだめでした。プロになるためのレッスンをする教室に通うには、とてもお金が高くて通えません」
と、切実な状況を口にする。加えて、夢を追いかけるにしても、常に「金になるか」という実益を求めなければならない。
「最初のうちは売れなくても良い」とタカをくくってアルバイトと実家からの仕送りで生計を立てるという、よくある芸人志望のようなことは、とてもできない。実家からの仕送りどころか、なつみさんは19歳にして一家の大黒柱なのである。
よく若手の芸人が、「売れない頃は、毎日コンビニ弁当を食べていた」などと語るが、なつみさんに言わせれば、「ぜいたくや」としか言いようがないらしい。
モーニング娘。の大ファンという一面も
だが、そんななつみさんにも普通の女の子と変わらない面がある。モーニング娘。の大ファンで、なつみさんが生まれる前にブレークした市井紗耶香さん、保田圭さん、ゴマキこと後藤真希さんで結成されたユニット、「プッチモニ」の歌を勤務先のコンセプトカフェのカラオケで流すと嬉しそうに歌う。
「友達にモーニング娘。のファンがいて、その影響で私もファンになりました」
そう語るなつみさんは、普通の10代の女の子と変わりがない。
だが、少し話を進めると、「普段はカラオケに行くことはありません。お店でお仕事だからできるんです」と、すぐに生活環境の厳しさを物語ることを言うので、こちらが切なくなってしまう。だが、なつみさんは他人の前では気丈に振る舞っているようだ。
「こういう仕事だし、身だしなみには気をつけています。お洋服は基本お下がりばかりなんですが、それでもきれいなものを着れますしね。あと、お客さんから差し入れてもらった女性向けの付録付きファッション誌の備品なんかを大切に使っています」
と、日々の糊口をしのぎつつ、けなげに生きている。
当事者すら「ヤングケアラー」という言葉を知らなかった
「友達に、USJやディズニーに行ったことがないとか、服がお下がりとか、貧乏な話をすると『ウソ』とよく言われますよ」
そう言いながら、母親の面倒と弟の世話に今日も精を出すなつみさんは、「ヤングケアラー」なる言葉を記者(角田)を通じて初めて知った。
当事者にすら認知度が低いヤングケアラーだが、既に民間福祉団体や政府が動き出している。日本ケアラー連盟の代表理事である牧野史子さんはこう語る。
「厚生労働省も異例のスピードで取り組んでいます。学校にも関わることなので、文部科学省も動いています。貧困問題とも関係した問題ですので、そういう目から学校の先生も子供たちを見て、ヤングケアラーを発見していただきたいです」
ヤングケアラーの定義は、通学や仕事をしながら家族の介護・世話をする18歳未満の子どもだ。19歳になったなつみさんは、「私はあてはまらないのではないか?」と不安を口にした。しかし、厚生労働省虐待防止対策推進室は次のような見解を出している。
「ヤングケアラーは、18歳未満に限定されるかのように言われていますが、国は明確な定義はしていません。今は取りあえず本格的な調査と、ヤングケアラーが生活保護などの福祉支援の手続きを受けられるように促進することを文科省と連携して取り組んでいます」
菅首相の表明はヤングケアラー救済への一歩となるか
このように、厚労省や文科省、民間支援団体が、ヤングケアラー問題を率先して取り組んでいる一方で、福祉事業者からは以下のような声も多い。
「ヤングケアラーという言葉は知っているが、具体的に支援策を取り組んでいる事業者はまだ知らない。少なくとも私の知る限りはないですね」
その理由について先述の牧野さんは、「国の政策がないので、ヤングケアラーを本格的に支援する福祉事業者さんはまだないようです。埼玉県で昨年3月に支援条例ができましたが、国の政策はまだこれからですからね」と話す。
3月8日に、菅義偉首相がヤングケアラー支援について「しっかりと取り組む」と表明した。この表明が、ヤングケアラー問題を解決に導く政策への一歩となることを期待する。
神戸市は久元喜造市長の肝いりで、4月からヤングケアラー支援専門の対策部署を設置することになった。こうした試みは全国の自治体で初めてである。神戸市福祉局政策課政策係長の平井美知子さんは次のように話す。
「各部署の課長クラスの職員を配置する予定です。どこの部署から異動してくるかはまだ分かりませんが、昨年11月からヤングケアラー対策を福祉局、教育委員会、こども家庭局、保健局といった複数の部署が連携して対応してきました」
どのような行政支援策が行われるかが、注目される。
なつみさんのような若者たちに一日も早い支援が届くことが、官民問わず望まれている。
角田 裕育ノンフィクション作家


東京女子医大コロナ看護師の告白「ラーメン買ってきて」新宿ホスト患者から悪夢のナースコールが何度も……

2021-03-31 13:30:00 | 日記

下記の記事は文春オンラインからの借用(コピー)です

「私の担当科では数十人の看護師が働いていますが、半分以上が退職の意向を師長に伝えています。夏のボーナスゼロが決まって、休職に入った人もいる。残された看護師たちは日々、疲弊していて死んだような表情で働いています」
 新型コロナウイルスの感染が再び広がり、新規感染者が過去最多を更新する中、「文春オンライン」の取材に逼迫した状況を打ち明けるのは、東京女子医科大学病院(東京都新宿区)の内科系に勤務する20代の女性看護師のAさんだ。
 同病院が、コロナによる減収を理由に夏のボーナスをゼロとし、400名以上の看護師の退職が予想されていることは、先の記事で報じた。東京・新宿区にある東京女子医科大学病院
 そんな異常事態の中、Aさんは今年5月から約2カ月近くコロナ病棟に派遣され、感染した入院患者の看護に当たった。彼女が担当していたのは、次々に運び込まれるコロナに感染した新宿・歌舞伎町のホストやキャバクラ嬢たち。感染拡大の要因となっているにもかかわらず当事者意識の欠如した "夜の街"の患者たちを看護する徒労感を抱えながら、Aさん自身は家庭内への感染を防ぐために家族にも会えない孤独の中で、コロナ病棟担当という重責を必死で果たしていたという。
「今後のために勉強になる」とコロナ病棟へ
 東京女子医大のコロナ病棟は、国や保健所から再三の要請を受けて、5月に糖尿病専用だった棟を改装して設置。病室のある4階は陽性患者を受け入れているレッドゾーンフロア、5階は陽性の可能性があるPCR検査の結果待ち患者のグレーゾーンフロアとされ、病棟にある15床のベッドはこのところほぼ満床だという。
 Aさんがコロナ病棟の実態を打ち明ける。
「コロナ病棟では、普段使う看護服が汚れないように、使い古しのオペ着(手術衣)を着用し、その上に防護服を着て、ゴーグルにヘアキャップ、電動ファンが付いたマスクを装着して看護に当たります。コロナ病棟は建物が古く、廊下は冷房の効きが悪い。ナースステーションを出ると尋常ではない暑さで、汗と熱気ですぐに息があがります。「6月の上半期賞与については支給しない」と報告する職員向けの内部文書(6月12日付)
 コロナ病棟はウイルスが外へ出てしまうことを防ぐために、窓を開けての換気もできず密閉状態なんです。冷房が十分でない病室もあり、神経を集中させて採血を行うのですが、ゴーグルに汗が滴り落ちて視界がぼやけてしまうほど劣悪な環境でした。防護服を脱いだら、オペ着は汗でビショビショです。最長4時間近く防護服を着ることもあり、頻繁にトイレにも行けないので休憩中も水分を取らないようにしていました」
 そもそも、Aさんがコロナ病棟に配属されたのは、追い込まれてのことだった。ベテラン看護師の大部分は一般病棟の重要な役職に就いている。かたや新人は力量不足でコロナ病棟の担当はできない。Aさんら中堅クラスの看護師からコロナ病棟担当を選抜せざるを得ないのは、客観的に見ても明らかだった。
 師長が看護師を集めて、「行ってもいいという人は手を挙げてほしい」と希望を募ったが、誰も手を挙げなかったため、後日Aさんは、「コロナ患者の看護は今後の経験や勉強になる」と意を決して受け入れたという。東京・新宿区にある東京女子医科大学病院 
病院でも昼夜逆転のホスト患者たち
 コロナ病棟には80代、90代の高齢者も入院したが、歌舞伎町に近いという土地柄、“夜の街”関連のコロナ患者が大半を占めていた。特にホストの傍若無人ぶりは想像以上だったという。
「保健所や行政の要請もあり、看護師が感染ルートなどの聞き取りをしなければならないのですが、20代のホスト患者たちは当初、感染ルートが明らかになるとお店が営業停止になってしまうので、何も話してくれませんでした。お店側から口止めされていたようです。でも住所が歌舞伎町だったりするんです。何日かして打ち解けるようになって、『自分はホストで職場は〇〇です』と感染ルートを話してくれる人もいました。
 看護師は朝に患者の検温や症状、便や食事の量をチェックしたりして医師に報告しなければいけません。しかし、ホストたちは職業柄、昼夜逆転の生活なので、病院でも朝起きてくれず、無理に起こすしかありませんでした。病院の食事も『今、食べます』と言いながら、平気で半日以上放置されました。歌舞伎町も同じ新宿区内にある 
 また、コロナ病棟の患者さんは、酸素飽和度を測るために『SpO2モニター』という機器を指先に装着してもらっていますが、深夜3時、4時に勝手にモニターを外して病室にあるシャワーを浴び始めたこともありました。すると、ナースステーションにあるモニター計から反応が消えるので、急変したんじゃないかと看護師が慌てて病室に様子を見に行かないといけません」
「お弁当が食べたい」「炭酸水を飲みたい」
 コロナ病棟を担当した別の20代の女性看護師Bさんも「苦しんでいる人を救いたい」という一心で看護に取り組んでいたが、彼女が強いられたのは医療とはかけ離れた“コロナ患者の世話係”だったという。
「軽症だったホストのコロナ患者からは、『食事が足りない』『味付けが薄い』と不満が出ていました。夜勤中だった深夜2時にナースコールがなり、『お腹が空いたからカップラーメンを買ってきて』『お弁当が食べたい』『炭酸水を飲みたい』などと言われることが何度もありました。コロナ患者は自由に院内を移動できないため、紙に要望を書いてもらい、セーフティーゾーンの看護師に代理を頼んで院内にあるコンビニへ買い出しに行ってもらうことになります。
 病室にはお湯がないので、ナースステーションからポットにお湯を入れて病室に持っていき、防護服を着ながらカップラーメンの容器にお湯を注いでいるときは、『私は何をしているんだろう』と涙が溢れてきました。本来であれば、入院している身なのでカロリー計算されている病院食のみを摂ってもらうのが原則です。しかし、他の病棟の患者は我慢しているのになぜかコロナ病棟だけは、そんなワガママに応えることがまかり通っていました。しかし、私たちは医療従事者であって“お手伝いの人”ではありません」
 ホストのコロナ患者と話す中で、Bさんは新宿・歌舞伎町で感染が絶えない原因として、彼らの生活環境が大きく影響していることに気付いたという。
「入院中のホスト患者が話していたのですが、若手のホストは新宿にある寮のようなマンションの一室に5人くらいで共同生活しているそうです。そこで咳や熱があったりする人がいるのに同じ空間で食事をしたり、雑魚寝したりしている。退院してもお金に困窮しているホストは生活がかかっているので、その足でお店に行ってしまうんです。これでは入院と退院の繰り返すばかりで、歌舞伎町の『負の連鎖』は終わるはずがないんです」
 現場からの悲鳴は、病院側に届いているのだろうか。


歌会始で眞子さまが秋篠宮さまに“反逆” 詠まれた「意味深な恋文」を分析

2021-03-31 11:00:00 | 日記

下記の記事はデイリー新潮オンラインからの借用(コピー)です

皇室の新年行事を締めくくる「歌会始の儀」は3月26日、およそ2カ月半の延期を経て開催と相成った。天皇・皇后両陛下の御製・御歌とともに、とりわけ注目されるのは秋篠宮家の長女・眞子さまの一首。そこでは父宮の意に背き、またも「恋の成就」が詠まれていた。
 ***
 眞子さまのお気持ちはやはり、微塵も揺らいでいなかった。お相手の小室圭さんと添い遂げんとなさる強固なご意思はいっそう激化し、今回の三十一文字(みそひともじ)でも余すところなく発露されていたのである。
 宮内庁担当記者が言う。
「1月15日に行われるはずだった歌会始の儀は、コロナ感染拡大の影響で延期され、昨年は101人だった招待者を3人に絞るなど、規模も大幅に縮小されました。アクリル板などの感染予防策も講じられ、会場の松の間にはモニターを設置、遠方で出席できない入選者はオンラインで参加することになったのです」
 そんな状況下で眞子さまの歌に注目が集まるのは、昨年こんな一首を詠まれたからだ。
「昨年のお題は『望』で、眞子さまは『望月に月の兎が棲まふかと思ふ心を持ちつぎゆかな』との歌を詠まれました。月にウサギが住むという言い伝えを信じていた幼い頃の純朴な気持ちを、今も持ち続けたいとの意ですが、これには別の想いが込められているとの見方がもっぱらでした」(同)
 2017年9月、小室さんと揃って臨まれた婚約内定会見。眞子さまは小室さんの印象を「太陽のような明るい笑顔」と讃えられ、これに小室さんは「(眞子さまは)私のことを月のように静かに見守ってくださる」と応えていたのである。
「会見で小室さんは、きれいな月を見るたび、眞子さまを思い出して電話を掛けているというエピソードも明かしていた。月を持ち出せば小室さんとの関係が連想されるのは明らかで、その上であえて月の歌を詠まれたわけです。当時、すでに秋篠宮さまは“現状では納采の儀は難しい”という厳しい見方を示されていましたが、眞子さまは和歌を通じ、このお考えに公然と反旗を翻されました」(同)
懊悩される秋篠宮さま(他の写真を見る)
“深まる秋”とは
 そして今回の歌である。お題は「実」。これを用いて、眞子さまは次のような歌を詠まれている。
〈烏瓜(からすうり)その実は冴ゆる朱の色に染まりてゆけり深まる秋に〉
 烏瓜は、夏の日没後に白いレース状の花を咲かせて朝にはしぼみ、秋になると鮮やかな朱色の実をなすことで知られる。花言葉の一つは「よき便り」というもので、
「『烏瓜』で始まって『朱の色に』『ゆけり』『秋に』と、いずれもイ音で終わっています。韻を踏むように詠まれており、それが無理のない形で歯切れがよく、耳に心地よい歌です」
 とは、さる歌人の解説。
「烏瓜という植物は、歌人好みの題材です。秋はどこか寂しさや侘しさを感じさせますが、そんな季節にあって橙色に染まっていく姿は、大変鮮やかで美しいものです。眞子さまの歌は、最初に烏瓜の実に焦点が置かれ、次第に視点を引いていくような形で秋の情景の中に溶け込んでいく。そこには、果実が緑色から朱の色に染まりゆく時間の経過も織り込まれています。叙景歌として大変すぐれた一首だと思います」
 ちなみに、この烏瓜を題材とした歌には、
「若山牧水の妻である若山喜志子さんの歌があります。『共に見てし花は果となり烏瓜秋風の中に光りて赤し』という一首で、秋、赤さ、時間の経過というポイントは、眞子さまの歌にも近しさを感じます」
 というのだ。が、その一方で、
「今回の歌は、ご自身の置かれた状況を考えると、思わず深読みしたくなってしまいます」
 そう指摘する。
「眞子さまの歌は明快に詠めるものではなく、どこか奥ゆかしさを帯びている。そこで“深まる秋”とは、秋に一体何があるのか、とつい興味が湧いてしまいます。というのも、烏瓜は別名『玉梓(たまずさ)』とも呼ばれているからです」
 烏瓜は古来、果実の種子の形が、書状を細く巻き畳んだ結び文(玉梓)に似ていることからそう呼ばれてきた。花言葉の「よき便り」も、これに由来するとされるのだが、
「玉梓は、古くから恋文の意でも用いられてきました。眞子さまの歌は、秋が深まる頃に恋文が朱色に染まって熟していく、そんなロマンチックな恋の歌としても読み取れると思います」(同)
「歌を通じてしか…」
 深まる秋――。小室さんは5月に米フォーダム大ロースクールを修了したのち、7月下旬のニューヨーク州司法試験に臨むとみられ、その合否は、10月下旬から11月初頭にかけて判明するという。さらに、
「ちょうど10月には、お二人とも30歳の誕生日を迎えます。眞子さまはかねて結婚について“30歳までには”との思いを周囲に示されてきた。小室さんの合格という朗報とあわせ“秋の実り”を心待ちにされているご心情が、歌からも窺えます」
 とは、さる宮内庁関係者である。
「夏の間、夕刻から朝にかけて花を咲かせるというところも、耐え忍ぶ恋を想起させてしまいます。そうした季節を経て、秋が深まった頃に悲願が成就する。つまりはご結婚ですが、果たして眞子さまは、そこまでお考えを巡らせた上で題材を選ばれたのかどうか……。いずれにせよ、昨年に続いてさまざまな解釈を生みかねない一首であることは疑いようがありません」
 通常、陛下や皇族方が和歌を詠まれる場合、題材やモチーフはご自身でお決めになり、宮内庁で和歌の指導にあたる御用掛は言葉の置き方やリズムなどのアドバイスにとどまる。つまり、烏瓜を選ばれ、またお題の「実」をその果実として詠み込まれたのも、すべて眞子さまご自身のお考えだというわけである。
 秋篠宮家の事情を知る関係者が明かす。
「眞子さまのお気持ちは、小室さんとの結婚に傾倒されたままです。“結婚したい気持ちは尊重するが、皇族としての正規の手続きは現状では行えない”とのお考えで一貫されている秋篠宮さまとは全く平行線。何しろ、父宮に対するお答えが、この歌なのですから」
 2月には陛下が、会見で秋篠宮さまのお考えを踏まえた上で、眞子さまに“ご両親とよく話し合って”と呼びかけられたのだが、
「それが実行されている気配はまるで窺えません。ご家庭で直接の会話が成り立たない以上、眞子さまはご両親に対し、もはや歌を通じてしかお気持ちを露わにできないのではないでしょうか」
 加えて昨年末には、宮内庁の西村泰彦長官が小室さんに「説明責任を果たすべき」だと、異例の苦言を呈している。
「当初、新年行事を締めくくる歌会始の儀が終わった後に、小室さん側から何らかの“表明”があるのではともみられていましたが、儀式が延期となったことで、なし崩し的にそうした機会も立ち消えとなりつつあります」(前出記者)
 父宮に対しては頑なにお心を閉ざし、あたかも烏瓜のように夜ごと小室さんとの“遠距離通信”に花を咲かせられる眞子さま。あるいは、来るべき秋までやり過ごそうといったお考えを抱かれているのだろうか。
 精神科医の片田珠美氏が言う。
「今回の歌でわかったのは、眞子さまがいまだ小室さんへの『ほれこみ』から脱していないということでしょう。『ほれこみ』とは、フロイトによれば対象の過大評価。相手への批判力を失い、欠点が美点に見えてしまう状態で、つまりは“あばたもえくぼ”ということです。秋篠宮さまをはじめ、この状況での結婚を疑問視する意見が次々と出ましたが、眞子さまは『ほれこみ』による視野狭窄に陥って、小室さんのことしか見えなくなっているのだと思います」
 そのお心は、いまだ囚われたままだといい、
「『ほれこみ』の状態からはいずれ目が覚めるのでしょうが、その時には必ず相手への幻滅がついて回ります。ただ、それは自己否定につながるため、誰にとっても受け入れがたい。眞子さまはご家族をはじめ周囲に相談できる人がおらず、小室さんだけに依存するようになっているため、いっそう彼に幻滅してしまうのが怖い。そんな悪循環に陥っているように思えます」
 実りの秋を見据えられ、きわめて不穏な歌を詠まれたわけである。


消費者操る「ダークパターン」 国内サイト6割該当:アマゾンプライム等々

2021-03-31 08:30:00 | 日記

下記の記事は日本経済新聞オンラインからの借用(コピー)です

ネット通販などのサイトで、消費者のスキを突いて余分な注文などを促す仕掛けが横行している。「ダークパターン」と呼ばれ欧米で規制が進むが、日本では大半が合法とされ対応が遅れている。日本経済新聞の調査で国内主要サイトの6割でダークパターンが確認された。デジタル技術の進化に、消費者保護ルールが追いついていない。大手通販サイトのアマゾンでは「定期購入」が初期設定され、1回だけの通常の注文をするには消費者が選び直さなくてはいけない場合がある
「違法なダークパターンの疑いがある」。政府系のノルウェー消費者評議会は1月、米アマゾン・ドット・コムの有料サービス「アマゾンプライム」に関し、解約が困難で消費者の利益を損ねると指摘。ノルウェー消費者庁に調査を促した。
同様の動きは世界に広がった。ギリシャやフランス、ドイツ、米国などの消費者団体が相次いでノルウェーでの問題提起に賛同を表明。各国当局に調査を働きかけた。
ダークパターンは約10年前に英国で「消費者を欺く」と問題視され、注目を集めた。ネットサービスで退会などの解約を煩雑にするのは「障害」という典型的な手法だ。
米プリンストン大は19年、主なダークパターンを7種に分類。セールの時間制限などを強調する「あおり」、余分な注文のボタンの色などを目立たせて申し込みを促す「誘導」などを挙げた。
ただ既存の法制度に触れるか判断が難しい例もあり、欧米では法の穴を塞ぐルール整備が進む。
例えばメールマガジンの受信同意を初期設定するのは「誘導」に分類される。丁寧な同意取得を義務付ける欧州連合(EU)の「一般データ保護規則」(GDPR)に違反する恐れがある。
米カリフォルニア州は3月15日に消費者プライバシー法(CCPA)を見直し、解約手続きなどのダークパターンを新たに禁止。ワシントン州でもダークパターンによる利用者の同意取得を規制する法案が提出された。
摘発例も出てきた。米連邦取引委員会(FTC)は20年9月、通信教育の「ABCマウス」を「あえて退会手続きを難しくしていた」として提訴。同社は解決金として1000万ドル(約10億円)の支払いに応じた。
プリンストン大のアルネシュ・マトゥール氏は「ダークパターンの使用が企業イメージの低下を招く。今後、自主対応が増える」とみる。民泊大手の米エアビーアンドビーは料金総額を予約の最終段階まで示していなかったが、批判を受けて19年以降、表示を改めた。
一方、日本では企業や行政の対応が遅れる。
「注文した覚えはないのに」。20年末、茨城県の高橋しおりさん(25)は炭酸飲料の24本セットが自宅に突然届き驚いた。差出人はアマゾンジャパン。注文履歴をみると半年前に同じ商品を買った際、うっかり「定期購入」を選んでいたことが分かった。同サイトでは一部商品で定期購入が初期設定されており、「誘導」のダークパターンといえる。返品もできたが自分の見落としも後ろめたく、「もやもやしつつ、あきらめた」と話す。
日本経済新聞は20年12月、国内の消費者向け主要100サイトでのダークパターンの利用状況を調べた。プリンストン大と明治大に助言を受けて判定すると、ネット通販など62サイトでダークパターンを確認した。
プリンストン大が19年に米国の約1万1千サイトを調べた際は利用率は約11%だった。日米の調査手法は違うが、日本の利用率の高さが際立つ。
日本で多いのは「誘導」の手法で、58サイトで確認された。うちメルマガの受信の初期設定が51例、商品の定期購入が自動的に選択されているものが2サイトあった。ただ現行法では大半は合法とみられる。多くの企業は「改善余地はあるが違法ではない」(通販大手)と見直しに消極的だ。
消費者庁は悪質例を防ぐため、特定商取引法の改正に動く。通販サイトなどが定期購入や高額な商品の購入について、虚偽やわかりにくい表示で消費者を誤認させた場合、懲役刑を含む刑事罰の対象とする方針だ。
対応の遅れのしわ寄せは既に消費者に及んでいる。国民生活センターによると、20年4月から21年1月末のネット通販に関する相談は約22万件で前年同期より3割増。「キャンセルできない」など、ダークパターン絡みとみられる内容も多い。
企業側の相談に乗る河崎健一郎弁護士は「日本企業の問題意識はまだ低い」と指摘。「高齢者のネット通販利用も増える中、サイト上での適切な手法を見直す議論が大切だ」と話す。
(綱嶋亨)
「他社も同じ」 日本企業で進まぬ見直し
日本経済新聞の調査で、国内の消費者向け主要サイトの6割で消費者に不利な選択を促す「ダークパターン」が確認された。多くの企業は「他社も同じ」などと改善に消極的だ。
最多例はメールマガジン配信の「誘導」だ。51サイトで「受信に同意」に初期設定していた。
アマゾンと健康食品販売のサントリーウエルネスのサイトは初めから「定期購入」が選ばれ、より多くの注文に誘導される例がみられた。ディーエイチシー(DHC)とQVCジャパンのサイトでは会員退会を電話に限る「障害」の仕掛けが確認された。
ただ、いずれも日本では合法とみられる。大半の企業は「一般的な手法」と説明した。
改修の動きは少ない。
JTBの宿泊予約サイト「るるぶトラベル」は予約プランの大半で「もうすぐSOLD OUT」と表示。空きが多い場合もあったとみられるが、同社は「表示基準は非開示」とした。調査では「あおり」手法と判定した。現在は表現が「空室あり!」に変わった。
明治大の中村聡史教授は「企業にとって短期的なアクセス数などは数値化しやすく、長期的な悪影響は無視されている」とみる。サイト設計が現場任せの例も多く経営幹部などの総合的な判断が改善のカギになる。

追記:私は昔アマゾンをよく利用していましたがある時から商品を購入すると自動的にプライム会員にされてしまい、毎月会費を自動引き落としされいることに気が付きました。サイト上ではそれを解消するところが見つからず電話で解消しました。それからは主にヤフーを使い、思うような商品がない時は楽天を使っています。ヤフーの方が値段が安いようですし、送料無料の商品が多いように感じます(楽天さんには悪いですが。ネット証券では楽天のマーケットスピードがよいと思います)。書籍やCDはブックオフオンラインを使っています。