壊れたり、消えたりしたら困るファイルは、バックアップを取り、回復できるようにしておきましょう。
1.バックアップの範囲
壊れたら諦めがつく、あるいは、バックアップを使わなくても再生できるファイルまで、バックアップを取ると、
(1)(表ジョブの)処理が遅くなる(バックアップ時間が長くなる)、
(2)バックアップ用ファイルが多く必要になる、
(3)回復時の操作が複雑になる、
などのデメリットがあります。適切な範囲のバックアップを採取しましょう。
2.バックアップの方法
バックアップを自動的に採取する方法と、手動で採取する方法があります。
バックアップ対象ファイルが少ない場合は、手動でもできます。
バックアップ対象ファイルが多い場合は、手動では難しいです。自動でバックアップを採取する場合は、バックアップに失敗することがあります。バックアップに失敗しても問題ない場合は良いのですが、失敗しては困る場合は、その都度バックアップが成功したか確認するか、あるいは、大切なファイルは手動でバックアップを採取しておきましょう。
(例)万が一、復元できないときのために、大事なファイルは個別にバックアップしてください。
→https://www.fmworld.net/cs/azbyclub/qanavi/jsp/qacontents.jsp?rid=3&PID=1510-8222#tejun1
(注)手動でもバックアップに失敗することがあります。1回でもバックアップに失敗することが許されないようなファイルは、バックアップ採取後、その都度、原本とバックアップの内容が同じか比較して、確認しておきましょう。
3.参考資料
(1)自動バックアップ
・無料で手軽に自動バックアップができる、Windows標準搭載のバックアップ機能とは
→https://www.buffalo.jp/topics/trouble/detail/recovery_0020.html
・Windows10 ファイル(フォルダ)単位で設定時間ごとに自動バックアップする方法
→https://www.pasoble.jp/windows/10/file-backup.html
・Fujitsu : [Windows 10] バックアップと復元について教えてください。
→https://www.fmworld.net/cs/azbyclub/qanavi/jsp/qacontents.jsp?rid=3&PID=1510-8222#tejun1
・Windows10でおすすめのデータバックアップ方法
→https://togeonet.co.jp/post-20770
(2)同期
・Win10でフォルダーを外付けHDDに同期する方法3選 [MiniTool]
→https://jp.minitool.com/backup-tips/sync-folders-windows-10.html
・Robocopyより高機能。ファイル同期ツールの決定版「FreeFileSync」
→https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1901/18/news029.html
(3)回復・復元
・Windows10のバックアップからデータを復元する方法(システムイメージ、ファイル履歴)
→https://togeonet.co.jp/post-21163