サンズ・トーク

成人の日 雑感

成人の日、NHKのテレビを見ていて感じたことがある。
成人式会場で、男女の新成人にインタービューをしていたが、立派なコメントを発する新成人のとっても立派な受け答え。
よどみなく親への感謝と今後の人生にたいする自立心、自覚を表明していた。
多くのインタービューの中から、いい部分を切り取って放映したのだろうが、立派だった。

成人の日の映像は、得てして異様な晴れ着、珍奇な扮装でバカ騒ぎをするところを臆面もなく写す事例が見られて、若者への失望を駆り立てられる場合が多いのだが、昨日のNHKは違った。
いい、自立心のある青年男女、本当は沢山いらっしゃるのだ。
マスコミの露悪趣味はもういい。いい新成人が日本の未来を切り開いてくれるだろう。

最近、道徳教育を植えつけねばならぬとして、文科省で義務教育に道徳の教科を導入する考えがあるそうだ。
私は、道徳は、学校で教える前に、社会や、親、家族、ご近所で人の道標となる生き方を教える雰囲気がなくてはならない。
今の子供、新成人は、失われた20年の申し子といわれる。
この年代、親自身が道徳を自覚することの少ない年代だったのではなかろうか。
子に道徳を教える前に、親を教育せねばならないのじゃないか。
そんなことを思うのでした。

新成人で立派なコメントを発する子の親は、やはり立派な親のはずなのだ。

最近、ハーフ成人式というのが10才の子供の層でいわれるらしい。
かくいう私は、年をいうと、成人のハーフはおろか、4倍の成人なのでした。

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