愛国保守のメルマガ特集

現在の日本は危険な状態です。国内に反日勢力が蠢いています。在日朝鮮人、中国人がいます。また、外国のスパイが野放しです。

ホルモン剤牛肉を食べる日本人

2021-07-29 17:05:06 | 政治

ホルモン剤牛肉を食べる日本人

新しいビデオを作りました。

>ここから視聴する

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あなたは、ご存知でしょうか。

・防カビ剤の散布された米国産レモンが
 日本にどんどんと輸入されていることを、、、

・EUでは、禁止されている
 成長ホルモン剤を投与された
 米国産牛肉が日本には輸入されていることを、、、

・成長ホルモン剤を投与された牛の
 乳製品を食べ続けると
 「乳癌7倍、前立腺癌4倍」になるとの
 報告がされていることを、、、

しかし、これらは大した問題ではなりません。

私たち日本人の食が米国企業の
金儲けの道具にされていることに比べれば、、、


堤未果:回転寿司でサーモンを食べてはいけない理由

2021-07-25 14:15:53 | 政治

回転寿司でサーモンを食べてはいけない理由

【7/27(火)までの限定公開】

新ビデオを公開しました、、、

※明後日7月27日(火)までの限定公開です。

この動画で語っている内容は、
サーモン好きのあなたの気分を害する
かもしれません。

ご視聴は自己責任でお願いします、、、

>今すぐに視聴する

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突然ですが、あなたに質問です。

「今日、あなたが食べるサーモンは、
 チリ産でも、ノルウェー産でも
 ないですよね・・・?」

なぜ、こんなことを聞いたのか・・・?

それは、なんと、日本で大人気の
チリ・ノルウェー産の養殖サーモンに、

「日本産サーモンの100倍以上も
ダイオキシンという有害物質が含まれる」
と明らかにされたからです、、、

ダイオキシンは、WHOが
「免疫システムやホルモンに
障害をもたらし、発がん性がある」と
発表している危険物質です。

チリ・ノルウェー産の養殖サーモンは、
日本のスーパーにも売っていて、、、

実際に、某大手スーパーで売っている、
サーモンの約8割が
ノルウェー産とチリ産だったのです。

また、
大手回転寿司チェーン(売上上位5社)の
サーモンのほとんどが
チリ・ノルウェー産でした、、、

世界中でこの養殖サーモンを警戒しており、
原産国のノルウェーでさえ、
このように発表しています。

「大好きで、どうしても食べたい場合は、
週2回までにしてください。」

他にも、あまり知られていませんが、
日本の水産庁が厳重に警戒していたり、

アメリカのコーネル大学では
「ノルウェー産も危ないが、チリ産は
 もっと危ない。食べるなら、
 年間6回までに抑えてください」
と警告を出しています。

ここで、あなたは、
不思議に思いませんでしたか?

・なぜ、チリ産やノルウェー産の
 養殖サーモンには、大量の有害物質が
 入っているのか・・・?

・そして、なぜ日本はそのサーモンを
 輸入し続け、スーパーや回転寿司での
 圧倒的シェアを得ているのか・・・?

これらの謎の裏には
あなたもご存知かもしれない
「ある組織」の暗躍があったのです、、、

>続きはこちら


書評 しょひょう : 津上俊哉『「米中経済戦争」の内実を読み解く』(PHP新書)

2017-07-19 09:18:21 | 政治

書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW 
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 中国の地方債務が激増して政府債務残高を超えるだろう
   無造作に借金を重ねてきたため金融の大爆発は回避できまい

  ♪
津上俊哉『「米中経済戦争」の内実を読み解く』(PHP新書)
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 中国の財務が破綻していることは世界の経済専門家でしっかりした目を持っている人なら、公表されている数字からだけでも読み解ける。

 米国が恐れるのは「中国が保有する米国債を市場で売却されたらたいへんなことになる」という、まことしやかな恐怖論、

これを「経済核爆弾」と言うのだが、評者(宮崎)も、前々から「おそるに足りず」と発言してきた。

 

すでにこの資産を担保に中国は外貨を借りているからだ。

 著者の津上氏は、「中国で中央財政の赤字が急増」している実態に格段に留意し、次のように論を展開する。

 「短期の崩壊は考えられないが、長期の見通しは悲観的」である、と。

  実際に民間における経済活動で、新商売を発明し、実践し、その「消費、サービスの領域では新しいIT技術、シェアリングエコノミーといった新しいビジネスモデルを使った私営企業中心の『ニューエコノミー』が急速に成長している。

この分野では、既に日本は凌駕されている」という分析には賛成である。

 アリババの通信販売の躍進を身よ。バイクシェア、空車手配など、末端では急速にスマホが中国社会を変えており、庶民はじつに敏感。

だから架空通貨ビットコインが、中国で世界の九割も買われるのだ。

 ところが「一方、長厚重大、原料素材といった領域では、国有企業が中心の『オールドエコノミー』が投資バブルの産んだ過剰な設備や負債

を抱えて著しい苦境に陥っており、リストラは必須である」という。

この分析はチャイナウォッチャーの間にほぼ共通の認識である。

 深刻な、というより驚くべき数字が次にでてくる。
 過度の設備投資、不動産への投機、くわえて中国政府のインフラ投資のツケである。

「2009年から2016年までの八年間に行われた固定資産投資の累計額は320兆元。

これが2018年第一四半期までには400兆元に達するだろう。日本円に換算すれば約68OO兆円に相当する

気の遠くなるような数字だ」。

 無謀な不動産投資を拡大してきたのは地方政府である。しかもシャドーバンキングからカネを融資して貰って、気がつけば「サラ金多重債務者」となっていた。

 中央政府は省政府に対して、市ベル以下の債務を、省政府が保障する「地方債」の発行で補えとしたのだ。
 禁じ手だった地方政府債がバカスカ発行された。

 その結果、何が起きたかと言えば、「2015年は5-12月の八ケ月で3兆6000億元、2016年は五兆元、2017円前半には国債の発行残高を上回るだろう。そうなると、もはや『第二財政』のイメージ」という。

 中国の経済誌さえ、2015年末に地方債務は35兆元と算定している。邦貨換算で425兆円になる。

 数年前に楼偉継財務相(当時)自身が公式に290兆円と認めたことがあるが、評者らは地方債務の合計を340兆円以上と推計してきた。
いまやその最悪数字も超えているのだ。

 恐ろしい破綻が迫っている。

不動産場バルの崩壊は秒読みだが、その前後に中国発の金融恐慌の足音が聞こえてこないか。

■■○○▽▲□□◎◎


[驚愕] 法務省人権擁護局長が在日帰化人だった!

2016-10-30 08:00:53 | 政治

[驚愕] 法務省人権擁護局長が在日帰化人だった!

2012年11月12日(月)

テーマ:

人権侵害救済法案に関して、衝撃の事実が浮かび上がってきました

政府は9月25日の閣議で、法務省の石井忠雄人権擁護局長の後任に、萩原秀紀東京地裁判事を
起用しましたが、この萩原秀紀という人、実は創価学会の帰化在日韓国人だったようです。

東京地裁と言えば、サムスンの特許侵害を認めなかった所。何か臭いますね

また、政府が人権擁護局長の人事を閣議した日は9月25日。
第1回目の「人権委員会設置法案」を閣議決定した日が9月19日でしたから、
この人事起用は仕組まれたものだと言わざるを得ません。



(以下、News U.Sさんからの抜粋)


Re: 日本国民に対する人権弾圧法案提出 2012/11/ 9 23:43 [ No.3903 / 3904 ]
法務省人権擁護局長萩原秀紀は創価学会員だった!
ヤフコメからの情報です。 現在は削除されている模様。以下引用です。↓





法務省人権擁護局で抗議電話すると
公僕意識皆無の高圧的陰湿さ

あなたたちは創価学会員ですか?と聞くと黙り込む

平成24.11.9所謂「人権擁護法案」を閣議決定の張本人は
法務省人権擁護局長
萩原秀紀=金秀紀=帰化在日韓国人=創価学会員



法務省人権擁護局は
=1639年前後の

密入国の帰化朝鮮半島人
在日朝鮮半島人=1910年後流入の
帰化未帰化朝鮮半島人

在日韓国人=1945年後密入国の
帰化未帰化韓国人

による
日本人人権弾圧機関
です



閣議決定撤回
■人権擁護局廃止
■萩原ら帰化三国人・の地方&国の機関等からの解雇&雇用禁止
■三国人・の定住・永住・特別永住・帰化(日本国籍)の剥奪と
付与禁止と帰国事業断行
■指紋押捺復活
■通名禁止


を下記へ要求しましょう



法務事務次官西川克行
法務省官房長黒川弘務
法務省人権擁護局長萩原秀紀F03 3592 7675・7940


関連情報URL : http://www.news-us.jp/article/301202798.html


(記事、ここまで)



日本の行政官庁に、日本を貶める在日帰化人が多数いることに脅威を感じる。
帰化して、日本名を名乗れば殆ど見分けがつかないから

国会議員の中にも、在日帰化人が多くいるし
歴代の総理大臣を見ても、
日本人は田中角栄氏と小渕恵三氏の二人だけらしい

日本人として、これ以上の脅威はないでしょ
日本人になりすまして、日本の国益を損なうことをしてる在日帰化人の存在

小泉元首相の構造改革で一番ダメージを受けたのは日本国民でしょ
だから、自民党に代わる政権に期待したんじゃないですか

小泉内閣がアメリカ寄りなら、野田内閣は中韓寄りの政策で
日本を貶めようとしています
このまま、手を拱いて何もしないなんてできないでしょ

日本のマスゴミは一切この件を報道していません
だから、殆どの国民はこの事実を知らないでいます
多くの国民に知らせる手段は、ネットでの拡散だけかもしれない

色々な分野のブログで拡散することが効果的だと思っています
皆さん、是非この件をブログで拡散して下さい


名著探訪(3): 日本の商人道の源流 ~ 石田梅岩『都鄙問答』

2016-09-25 14:22:21 | 政治

■■ Japan On the Globe(970) ■■ 国際派日本人養成講座 ■■

  名著探訪(3): 日本の商人道の源流 ~ 石田梅岩『都鄙問答』

 「信用」を基とする商人道は、武士道と同じである。
■転送歓迎■ H28.09.25 ■ 48,582 Copies ■ 4,247,853,Views■
無料購読申込・取消: http://blog.jog-net.jp/

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『世界が称賛する 国際派日本人』http://amzn.to/2clyix1

いよいよ9/29発売です。アマゾンにて予約受付中。日本人の根っこを持って世界に活躍した人物群像。大村智教授「四千万人を感染症から救ったノーベル賞化学者の志」から明治天皇「世界中の人々から称賛された変革の指導者」まで。
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1.問われる企業の「信用」

 テキサス州のある日系企業数社を訪ねたが、今回の旅は不思議なほど、韓国企業との因縁に出くわした。

 まず飛行機に乗ると、毎回、「サムソンのGalaxy Note7はリコールされており、機内では絶対に電源を入れないで下さい」とのアナウンスがあった。リチウム電池が発火や爆発するという事故が相次いでおり、米国内だけで100万台のリコール騒ぎになっている。

 全米の飛行機の乗客数は一日100万人以上。こんなアナウンスが100日も続けば、のべ1億人の乗客が聞くことになり、その悪影響は想像を絶する。

 最初に訪問した日系企業では、世界7位の海運大手、韓国の韓進海運が経営破綻して、日本からの部品が届かず、大混乱していた。海外の船主などの債権者が韓進の船舶を差し押さえる恐れがあるため、入港すらできない港が多い。

 こうして世界の海をさまよう韓進の貨物船に積まれたコンテナ数は約40万個、積み荷の価値は1兆4千億円、荷主は8300社に上るという[1]。そもそも自社の船舶を差し押さえから護るために、顧客の貨物を積んだまま港にも入らない、とは、顧客無視も甚だしい。これではたとえ再建されても、多くの荷主は戻ってこない。

 次に訪問した日系企業はメキシコで製造工場を持っており、近隣に韓国系のライバル企業が進出するというので、従業員が引っこ抜かれないかと戦々恐々としていた。その韓国系企業ははじめのうちこそ高給を餌に人を集めていたが、給料がきちんと支払われない、という噂が広まって、今や採用に苦労しているという。

 品質、倒産、給与遅配など、問題はそれぞれ違うが、事業の基盤は顧客や従業員からの信用・信頼である。どうも韓国の多くの企業には、この点が分かっていないのではないか、と思わざるを得ない。


2.日本的経営の源流、石田梅岩

 韓国には「三代続く店はない」と言われているそうで、せいぜい創業80年ほどの会社がいくつかあるに過ぎない。顧客からの信用を犠牲にして、企業が永続するはずもない。

 逆に我が国は世界に群を抜く「老舗企業大国」だ。100年以上続いている企業が、個人商店などを含めると10万社以上あると推定されている。なかには西暦578年に設立された創業1400年の建築会社「金剛組」を筆頭に、千年以上も事業を継続している超長寿企業も少なくない[a]。

 こういう老舗企業、長寿企業の多くが大切にしているのが、「暖簾(のれん)」という言葉で代表される信用重視の姿勢だ。日本的経営の特徴を一語で表すとしたら、この「信用」だろう[b]。

 顧客の信用を大切にする日本的経営の源流の一つが、石田梅岩(いしだ・ばいがん)の石門心学である。梅岩は江戸時代中期に生きた思想家、と言っても、百姓の家に生まれ、11歳で丁稚奉公を始めて以来、京都の呉服屋の番頭格にまで出世しながらも、神道や儒教・仏教の本を懐に入れて、仕事の暇に商人の道を考えた実学の人である。

 45歳にして、自分の考えを多くの人に伝えたいと、呉服屋の奉公を退き、無料の講席を開いた。やがて京都の商家の間で評判を呼び、大阪にまで呼ばれるようになった。

 梅岩の講席で、聴衆との問答をまとめた一書が『都鄙問答(とひもんどう)」である。梅岩の思想については、本講座 NO.406「石田梅岩 ~『誠実・勤勉・正直』日本的経営の始祖」[c]でまとめたが、今回、『都鄙問答』の読みやすい現代語訳が、致知出版社の「いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ」から出たので[2]、特に日本的経営に関する部分を中心に紹介したい。


3.商人の儲けは武士の俸禄と同じ

 ある講席で、「大体、商人には強欲な者が多く、日頃から利を貪るのを仕事だと思っている」という意見が、ある学者から出た。当時の商人は「士農工商」の4階級で一番下におかれ、武士の生き方を説く学者の間では、こういう偏見が広まっていたのだろう。そして、商人自身も、そういう偏見の中で、自分の職業に誇りを持てなかったのではないか。

 この無遠慮な質問に、梅岩はこう答える。

__________
 商人としての正しい道を知らない者は、利を貪ることにのめり込み、かえって家をつぶしてしまう。それに対し、商人としての道を悟れば、欲得ではなく、「仁」を心がけて仕事に励むので、家は栄える。そのようにするのを「学問の徳」としているのである。[4,p129]
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 学者は、これに「それなら、売る物で利益を出さず、仕入れ値で売れと教えるのか」と反論する。梅岩は答えて「ここに、君主に仕える武士がいるとする。その場合、俸禄を受けずに仕える者がいるだろうか」と反問する。学者は「そんな者がいるわけがない。受けるべくして受ける場合は、欲得とはいわないのではないか」と答える。

 ここから、「商人の売買の儲けは、武士の俸禄と同じ。儲けのないのは、武士が俸禄を受けずに出仕するようなものだ」と梅岩は主張する。

 武士はその働きにより、君主から俸禄を受ける。商人はその働きで、顧客から儲けを得る。武士の俸禄も、商人の儲けも、世の中に提供した価値への対価である、という近代経済学に通ずる考え方に梅岩は到達していた。

 
4.御用商人の弁解

 働きもない武士が高い俸禄を受け取るのは不当なように、商人にも不当な儲けがありうる。そこに商人として生き方が問われる。この点を梅岩は、次のような具体例で説明する。

__________
 さるお屋敷に出入りする御用商人が二人いた。そして、それ以外に新たに出入りを望む商人もいたが、窓口の買物方(かいものかた)の役人の話では「二人の御用商人から買う品物は、値段が、ことのほか高いように思う」とのことで、新しく出入りを願っている商人の絹の値段と比較してみると、金額にかなりの開きがあった。

 で、その役人は不愉快になり、出入りの御用商人を一人ずつ呼びつけて、こう告げた。「そちらが持参した呉服は、ことのほか高かったから、他の商人のところの値段と照合してみたら、大変な差があった。不届き千万(せんばん)である」
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 一人の商人は、「初めてこのお屋敷への御出入りをお願い致しました折には、損をしてでもと思っておりましたが、その先々もずっとその値段を続けるのは無理でございます」と弁解した。

 この御用商人は、経済的に苦しいかのように装って高利を申し立て、しかも役人を言いくるめようとした罪があるとされ、御用商人としての仕事を召し上げられた。


5.「正直によって幸を得たお手本」

 もう一人の商人は、「不届き千万」と役人から言われて、こう答えた。

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 仰せ、ごもっともでございます。私ども、去年までは父が存命で御用達に関わっておりましたが、亡くなってしまい、代わって私がお役目を仰せ付けられましたのですが、不調法なもので、勝手がよくわからず困惑しております関係で、仕入れ下手ということもあり、仕入れ先が高値で売ったかもしれず、とても不安に存じております。

しかもこちらのお屋敷が調達なさった呉服を高い値段でお届けしてしまったことは、これまで受けたお殿様の御恩を忘れた所業と申すしかありません。今しばらくは、お殿様から頂戴しております扶持米(ふちまい、俸禄)で生活をし、今後一、二年のうちに家屋敷の道具などを処分して借金を返済したうえで、お屋敷の御用を務めさせていただけたらと存じます。
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 この言い分は次のように判断された。

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 もう一人の御用商人は、正直な言い分であったのに加えて、その商人が貧乏になったのは亡父の奢った暮らしが原因で、本人の罪ではなかった。

それなのに、亡父の罪を自分がかぶるという孝行な心やお殿様への忠義心などが見られたことから、後々も世のために役立つと判断され、役人が昔の借金にも耳を傾けて助力し、「これまでどおりの御用向きをせよ」と命じられた。

これぞまさしく、正直によって幸を得たお手本。そうなったのは、「三つの徳がある」とみなされたからだ。一つは、お殿様から受けた深い御恩を忘れず、高い値段をつけなかった誠実さ。一つは、父の贅沢を隠そうとした孝の心。一つは、役人を言いくるめようとしなかった正直さ。これら「三つの徳」がめぐりめぐって自身の幸せにつながったのである。
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6.「何事も嘘があっては失敗する」

 この事例から、梅岩は次のように結論を出す。

__________
 世間の人は賢いように見えて、実際には「実の道」(物事の本質)まで学んではいないから、自分が犯している過ちが増えているのがわからない。そのあたりのことをよく考えてみれば、何事も嘘があっては失敗するということに気づくはずだ。

たとえば、煙草入れ一個、あるいは煙管(きせる)一本買うにしても、それが良品か粗悪品かは見て簡単に判別できるのに、あれやこれやと言い募つのるのは問題のある商人だ。それに対し、ありのままにいうのは良い商人である。人の誠実さ、不誠実さがわかるように、相手もまた、こちらの誠実、不誠実がわかっていることに気づかない。
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「実の道」を外れた不誠実な事例として、梅岩は次のような例をあげる。

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染物屋が相手でも、染め違いがあれば、些細なことを大げさに言い立てて値引きさせて支払い、それを手がけた染色職人の悪口をいって痛めつけておきながら、その一方で、注文主の客に対してはきちんと染め代を請求して金を受け取るが、職人にはその金を渡さないこともある。
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 梅岩は、染物屋に値引きさせて、かつ顧客には正規の値段で売る事で得た利益を「二重の利益」として戒めた。呉服屋の番頭格まで努めた梅岩が実際に見聞きした実例だろう。


7.信用による繁栄と幸福への道

 梅岩が目指した商売とは、これとは逆の道だった。

__________
 ・・・武士たる者は主君のために命を惜しんでは士(さむらい)とはいわれまい。商人も、そのことがわかれば、自分の道はおのずと明らかになる。自分を養ってくれる顧客(商売相手)を粗末にすることなく、心を尽くせば、十中八、九は先方の心に訴えるはずだ。先方の気持ちに添うような形で商売に精魂込めて日々努めるなら、世渡りする上で何も案じることなどない。
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 「自分を養ってくれる顧客に心を尽くせば」、その姿勢はかならず相手に伝わる。

__________
『大学』(伝六章)に「他人が自分を見る視線は、体の奥にある肺や肝臓を見通すくらい鋭い」(人の己(おのれ)を視ること、其の肺肝を見るが如し)とある。この道理がわかるようになると、言葉をありのままに話すので「正直者だ」と思われ、どんなことも任されるようになり、苦労することなく人の倍も売ることが可能になる。

商人は、人から正直だと思われ、互いに「善い人」と感じて心を許し合える間柄にまで発展するのが望ましい。その醍醐味は、学問の力なくしてはわからないだろう。それなのに、「商人には学問はいらない」といって、学問を毛嫌いし、近づこうとしないのはどういうことなのか。
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 商人が、顧客と心を許し合える間柄にまでなる「醍醐味」とは、まさに100年以上も続くような老舗企業の従業員が味わう幸福だろう。「信用」とは、企業にとっては繁栄の道であり、従業員にとっては幸福の道なのである。我が国には、この「実の道」をわきまえた人や企業が多い。それは、梅岩に代表される多くの人々がこの「実の道」を説いてきたからである。


■8.「身分は士でなくても、心は士に劣らないようにしよう」

 我が国の武士道は、名利を捨てて国のために忠義を尽くす、という生き方を理想とした。梅岩は、商人の道もそれと同じだと考えた。

__________
 今の時代にも不忠義の士はいる。商人にも「二重の利」を貪むさぼり、訳ありの金を受け取っている者もいるが、そういうことは先祖に対する不孝であり不忠義であると認識し、身分は士でなくても、心は士に劣らないようにしようと思わないといけない。

商人の道も士農工の道と異なりはしない。孟子もいっているではないか。「道は一つだけだ」と。士農工商は、いずれも「天の一物」(天がつくった物)である。天の道に二つの道があろうはずがない。
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 武士道は我が国の倫理観の根底をなした伝統的理想であるが、それを農工商のそれぞれの生きる道に広げたのが、梅岩の思想だった。士農工商の四民は、それぞれ職業は違えど、同じ一つの「天の道」を歩むべきとする思想は、四民平等、国民同胞の基盤となり、その上で江戸の経済発展と、明治以降の近代化が推進されていった。

(文責:伊勢雅臣)

■リンク■

a. JOG(558) 老舗企業の技術革新
 情報技術やバイオテクノロジー分野で活躍する日本の元気な老舗企業。
http://www2s.biglobe.ne.jp/nippon/jogdb_h20/jog558.html

b. JOG(333) 長寿企業の言い伝え
 数百年も事業を続けてきた長寿企業に学ぶ永続的繁栄の秘訣とは。
http://www2s.biglobe.ne.jp/nippon/jogbd_h16/jog333.html

c. JOG(406) 石田梅岩~「誠実・勤勉・正直」日本的経営の始祖
 それは経済的な豊かさだけでなく、精神的な豊かさへの道でもある。
http://www2s.biglobe.ne.jp/nippon/jogbd_h17/jog406.html


■参考■(お勧め度、★★★★:必読~★:専門家向け)
  →アドレスをクリックすると、本の紹介画面に飛びます。

1. MAG2NEWS「沈みゆく韓国経済、そして日本への「手のひら返し」外交が始まる」
http://www.mag2.com/p/news/220818/2

2. 石田梅岩 (著), 城島明彦 (翻訳)『石田梅岩『都鄙問答』 (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ14) 』★★★、致知出版社、H28
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4800911265/japanontheg01-22/


■おたより

■「世界が称賛する日本人が知らない日本」に紹介されている、戦死された未亡人にお会いして(麻里さん)

 いつもメルマガで、背筋が伸びるような感動を覚える記事を読ませていただいております。ありがとうございます。私はカリフォルニア州の片田舎に住んでおります42歳の主婦です。

 今年の夏は日本に行く機会があり、伊勢雅臣さんの「世界が称賛する日本人が知らない日本」に紹介されている、戦死された中村輝美さんの未亡人・妙子さんのお話を直接聞く機会がありました。

「こんな立派な本に主人のことを載せていただいたことを神様に感謝する」という主旨のお話でした。私も涙するほどそのお話に感動したことをご本人にお話しさせていただきました。

 先人の偉業を無駄にしないように日本人として小さなことでいいから立派に生きていきたいと思える素晴らしい本で、子供たちにも読み砕いて話してあげたいと思っております。

 またこの度は、「世界が称賛する国際派日本人」という本をAmazonで事前購入すれば、上位ランキングになることを教えていただきありがとうございます。より多くの日本人が正しい歴史認識ができる手助けができるのかなと思い、事前購入させていただきました。

 目も覆いたくなるような世界情勢、危機迫る日本近海の状況ですが、アメリカの片田舎に住む主婦の私が正しい日本精神を学びたいというあふれてくるような感動に包まれて毎日を過ごせ、また日本に大きな誇りと期待と希望を持って過ごせますのは、伊勢雅臣さんのような正しい歴史を教えて下さる有識者がいらっしゃるからと感謝しております。誠にありがとうございます。