JA 高知県 イベント 情報 地域貢献 環境活動 ブログ 「のうきょうのきょう」

高知県のJA(農協)での出来事や将来像についてのブログです。もちろんイベントや地域の身近な情報もお伝えします。

“地球とこどもを救う”ふた

2011-04-10 21:31:38 | 環境
きょうは、エコキャップキャンペーンのはなし。

JA中央会などで2010年12月からはじめているペットボトルキャップの回収
この3月は年度末を迎えたことから、受け入れ業者に渡してきました。

待つこと数日、1枚のFAXが届き、結果の報告がありました。

3ヶ月余りで集めたキャップは1,160個 

その売却代金で提供できるワクチンは1.5人分

『地球環境を守って、子供の命を救う』エコキャップの取り組み
結果通知(FAX)をもらって改めて喜びを得ました。

しかし、今回できた貢献はごく僅かであることも事実
私たちだけでは大きな力にはなれないこともよく分かりました。

だからこそ、みなさんに一言申し上げたい 
まだやられてない方は、職場や家庭で取り組んでください

・・・勝手なお願いです。

今回提供したのはこちらです
 ●高知県農業協同組合中央会
 ●高知県信用農業協同組合連合会
 ●全国共済農業協同組合連合会高知県本部



提供結果の確認はこちらをどうぞ→都道府県別回収実績

物部川清掃に励む

2011-03-07 00:10:00 | 環境
きょうは、環境保全活動のはなし。

2011年2月26日(土)に物部川の清掃活動が行われました。
主催者は「ごみのない物部川をつくる連絡会(11団体)」で、
約150名の参加者がゴミ拾いと分別作業に汗を流しました。

<主催者から>
 私たちの暮らしに欠かせない河川ですが、よく見るとごみが散乱しています。
 きれいな物部川を未来へ残すために、みんなでごみを拾いましょう!


(こんなに美しい物部川の景観ですが、よく見るとごみがあります)


(ペットボトルが投げ捨てられている)


(レジ袋に入ったごみがそのまま捨てられている)


この活動に、JAグループから同連絡会運営委員のJA土佐香美青壮年部、JA土佐香美の役職員とJA高知中央会の職員が参加しました。


(お揃いの赤いブルゾンで清掃するメンバー)


(細かいごみも見逃しません)


(たった1時間の清掃活動で可燃ごみはこんな量に)

このように、JA土佐香美では物部川の清掃を年4~5回ほど実施して、環境美化に勤めています。立派ですね。

参加して感じたのですが・・・
●ごみがなくなりその場が美しくなると、自分の気持ちがすっきりします。
●黙々とごみを拾っていると、普段の仕事や生活のあり方に対する内省が進んで
自分の進むべき方向感がはっきりと見えます。

みなさんも身近な清掃活動に参加して、気持ちの変化を確認してみませんか。
そして、美しい日本を美しいまま次世代に渡しましょう。

「ごみのない物部川をつくる連絡会」運営委員のJA土佐香美青壮年部のHPは→こちらをクリック

ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる・・・その2

2011-01-09 10:06:34 | 環境
きょうは、掃除のはなしの続き。

前回JA高知ビル周辺の清掃活動についてお伝えしました。

掃除の効果は、見た目に美しく住みやすい町づくりに貢献できることです。
また、ごみを拾う姿勢が共感を呼ぶ。周りに配慮するとか助け合う環境をつくり出し、
あたたかい町づくりに貢献できると思います。

しかし、やっている私たちにこそ掃除の恩恵があります。
実践力や問題発見・解決力がつくことです。

このことについて、鍵山秀三郎(イエローハット創業者で日本を美しくする会の相談役)さんは、次のとおり言っています。

~「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」鍵山秀三郎:PHP研究所より~

ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる
私の信念を込めた言葉です。

何事を始めるにも、大切なことは、一歩を踏み出す勇気。
まずこの一歩を踏み出さなければ、前に進むことはできません。

どんなに優れた考えでも、実行されなければ、栄光の女神も微笑んでくれません。
スタートしなければ、ゴールもないのです。
よいと思ったことはすぐ行動する。悪いと思ったことはすぐやめる。
即行即止。この実力が人生を左右します。

具体的には足元のゴミを拾う実践から始めることです。
ゴミを目にしたら、腰をかがめてサッと拾う。
この実践を続けているだけで、気づきに対する直観力が研ぎ澄まされてきます。
同時に突発的な問題に対する判断能力が高まってきます。

ゴミを拾っていて感じることは、ゴミを捨てる人は捨てる一方。
まず、拾うことはしないということです。
反対に、拾う人は無神経に捨てることもしません。
人生は全てこうした積み重ねですから、
ゴミひとつといえども小さなことではありません。

いつも「志は高く、実践は足元から」。
この姿勢こそが大切な心構えです。
第一、足元のゴミひとつ拾えぬほどの人間に何ができましょうか。


自分磨きのためにも
続けていきたい、広げていきたい清掃活動です。


(たかが掃除、されど掃除。その未来は明るい)

日本を美しくする会のHPは→こちらから

ひとつ拾えばひとつだけきれいになる

2011-01-08 10:56:45 | 環境
きょうは、掃除のはなし。

タイトルの言葉は、イエローハット創業者の鍵山秀三郎さんを支えてきた人生哲学。

鍵山さんは
30年以上前のまだ会社が小さい頃、自社のトイレなどの掃除を一人黙々と行ってきました。
はじめた頃は社長ひとりだけ、社員は無関心でした。
10年続けるうちに社員が少しずつ参加しだし、20年続けるとほとんどの者が自発的にするようになりました。
そして30年続けると・・・社会の人々がトイレ掃除を学びに集まるようになりました。

今、「日本を美しくする会」という全国組織に発展し、アジア諸国をはじめ世界各国にまで掃除の和が伝播しています。

十年偉大なり。
二十年畏るべし。
三十年にして歴史になる。


と鍵山さんは名言を用いて言っています。

凡事徹底
どんな些細なことでも続けたら“おそるべき力になる”

話はJAグループ高知に変わります。

JA中央会・信連・共済連・施設連・農協電算センターなどの県連組織は
平成20年10月に高知市北御座に移転してきました。(一部は21年に移転)

(移転前の)県庁前と違い、近所には生活者がたくさんいる…
「地域の皆さんに親しまれ、またこちらも貢献する組織でありたい」
という思いから職場周辺の清掃活動を毎週行っています。


(ひとつ拾えば…と早朝に施設周辺の掃除をする職員。)

ご近所には「おはようございます。」の声掛けも忘れない。
春野町のJA教育研修センターでも実施しています。

掃除を通じて
明るい社会づくりに貢献しているJAグループです。

今回出てきた農協電算センターのHPは→こちらから

エコとは一隅を照らす・・・その2

2010-12-23 13:57:04 | 環境
きのうのつづき、一燈照隅。

歴代総理の指南役と呼ばれた安岡正篤師は、最澄の話から深い気づきを得て、
私たちに人生のテーマを投げかけてくれました。

~一隅を照らす生き方~

 「賢は賢なりに、愚は愚なりに、一つのことを何十年と継続していれば、
 必ずものになるものだ。別に偉い人になる必要はないではないか。
 社会のどこのあっても、その立場立場においてなくてはならない人になる。
 その仕事を通じて世のため人のために貢献する。
 そういう生き方を考えなければならない。」
 (藤尾秀昭著「小さな人生論」より)

環境活動は、トップが決断して設備に投資することで実施できますが、
一方で私たちができることもたくさんありますね。
身近なことから、いっしょにがんばりましょう


 (自転車通勤も楽しい)

感想はツイッターでもどうぞ

エコとは一隅を照らすこと

2010-12-22 23:23:51 | 環境
きょうは、環境保全活動です。

「環境保全活動」って聞くと、地球規模の大きな取り組みと考えがちです。
しかし私たちが実際にできることは、一人ひとりがやるべきことをコツコツとやること。
しかしそれは、楽ちんではない。面倒で、時間のかかることでもあります。

一人の行いは小さくても、続けていれば、思いを同じくするものが集まり
10人で10倍以上の力に、1千人集まれば大きなうねりができます。
こうして地域社会や国やといった組織と個人とつながり、動いていくのだと思います。

「一隅を照らすもの、これ即ち国宝なり」とは比叡山天台宗の最澄の言葉。
昔の中国の話で、魏王が言った「私の国には直径一寸の玉が十枚ある、これが国宝だ。」と
すると斉王が「私の国にはそんな玉はない、しかしそれぞれの一隅を守る人材がいる、これが国の宝だ。」と語ったというもの。

今JAグループ高知では環境保全活動に取り組んでいます。
実施事項の中にはコツコツとした取り組みがたくさん見られます。
階段を使う 自転車を使う エアコンを使いすぎない とか


(きつい階段は運動不足の解消になり一石二鳥)

誰かがやってくれるものではなく、今、私がやることですね。


感想はツイッターでもどうぞ

エコキャップ運動はじめました

2010-12-14 22:17:28 | 環境
きょうは、環境保全活動の一環としてのエコキャップ運動です。
連合会では中央会と共済連が始めました。

エコキャップ運動とは、ペットボトルのキャップを集めて、回収業者に持ち込めば
買い取り金額が「発展途上国の子供たちのワクチン代」に寄付されるというもの。



~キャップ800個をもやせば6,300gのCO2が発生するが、回収すれば子供1人分のポリオワクチンになる~
「NPO法人エコキャップ推進協会HPより」

ごく簡単なことで、ごみ削減になり、子供の命も救える

職場で毎日集まるキャップを眺めては、ニコニコできる。
すばらしいリフレッシュではありませんか。

「積小為大」とは江戸末期の偉人:二宮金次郎の信念。
JAグループや高知県内でこれからもっとエコキャップ運動が広がればと思います。

JA高知共済連のHPはこちら
JA高知中央会のHPはこちら

感想はツイッターでもどうぞ。



エコのPRは環境保全宣言から

2010-12-13 22:19:18 | 環境
きょうは、環境保全活動です。

いきなり哲学的ですが
「無人島で大木が倒れても誰も気づかない」とか…
一所懸命にいいことやっているのに世間に知られてないことって多いですよね。

JAも「こんないいエコやってます!」とはPRできてなかったという反省から、
昨年度からエコをPRしはじめることとしました。

JAの扱う農業は、人間の生命を支える産業ですが、
その他に、多様な生物との共生や水資源の涵養、洪水などの自然災害を未然に防いだり、美しい景観も保っています。

<写真:恒石晃志>

JAの事業の推進=環境保全の推進なのに、
今までそのことについて自ら主張をしてきませんでした。

そこで「環境保全宣言」をしました。
昨年の11月の※高知県JA大会のことです。
※JA大会とは、JAの代表などが一同に集い3年ごとに開かれるJAの大きな方針を定め、実行を誓う会議のことです。


今年からは、地域の色んな環境活動に取り組んで、しっかりPRをしていくこととなっていますので、みなさんも注目してください


JAグループ高知「環境保全宣言」

農業は自然と共存する産業である。農家が農業を営み、地域に生活することにより、長きにわたり我が国の国土・景観の保全、水源の涵養等の多面的な機能を果たしてきた。
その農業を基盤とする組織であるJAは、農業を持続的に発展させるとともに、将来にわたって住みやすい地域づくりに貢献するために、誰よりも先に環境保全活動に取り組むべき立場にある。
JA綱領で、「地域農業を振興し、わが国の食と緑と水を守ろう」、「環境・文化・福祉への貢献を通じて、安心して暮らせる豊かな地域社会を築こう」と、組織として環境保全への社会的役割を誠実に果たすことを宣言しているのも、この現れである。
JAグループは、これまでも農業生産活動では環境保全型農業の推進や廃ビニール・廃ポリ等の適正処理、生活活動ではマイバッグ・マイ箸運動、地域の環境美化等に積極的に取り組んできたところである。
今日、地球温暖化、森林の荒廃、自然災害の多発等の現実、地球環境に対する国民の意識のかつてないほどの高まりにかんがみ、JAグループ高知の共通意思のもとで、組織が一体となって環境に配慮した事業・活動を行っていくことを再確認し、環境保全への取り組みをさらに強化すべきであると考える。
このため、第31回高知県JA大会において、組織の意思として「環境保全宣言」をし、JA役職員が職場や家庭での具体的な取り組みを強化するとともに、組合員や地域住民が行う環境保全活動を積極的に推進・支援していくことを宣言する。

平成21年11月20日
第31回高知県JA大会