きょうは、心構えのはなし。
新年明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします。
さあ明日から仕事始めです。
一年の幕開けに際しては「今年もやるぞ
」と気合を入れますよね。
私も2011年の開始に当たって、信条や行動の基準を確かめたところです。
皆様の中に「心機一転の年にしよう!と意気込みはあるのだが
「何をすればよいのか、いまいち漠然としている」という方がいらっしゃったら、
ベンジャミン・フランクリンの13徳目
を参考にすることをオススメします。
ベンジャミン・フランクリンは、アメリカ「独立宣言」の起草に関わり
アメリカ建国の父といわれる成功者であることはご存知と思いますが、実は・・・
17人兄弟の15番目に生まれ、10歳から家業のろうそく作り・印刷業などに勤しみ
貧しい境遇から倹約と勤勉で身を立てた苦労人です。
そのフランクリンが若いときから実践していたのが「13の徳目」です。
ベンジャミン・フランクリンの13の徳目
1、節制
頭が鈍るほど食べないこと。酔って浮かれだすほど飲まないこと。
2、沈黙
他人または自分自身の利益にならないことは喋らないこと。つまらぬ話は避けること。
3、規律
自分の持ちものはすべて置く場所を決めておくこと。自分の仕事はそれぞれ時間を決めてやること。
4、決断
やるべきことを実行する決心をすること。決心したことは必ず実行すること。
5、節約
他人または自分のためにならないことに金を使わないこと。即ち無駄な金は使わないこと。
6、勤勉
時間を無駄にしないこと。有益な仕事に常に従事すること。必要のない行為はすべて切り捨てること。
7、誠実
策略を用いて人を傷つけないこと。悪意を持たず、公正な判断を下すこと。
発言する際も同様。
8、正義
他人の利益を損なったり、与えるべきものを与えないで、他人に損害を及ぼさないこと。
9、中庸
両極端を避けること。激怒するに値する屈辱をたとえ受けたにせよ、一歩その手前でこらえて激怒は抑えること。
10、清潔
身体、衣服、住居の不潔を黙認しないこと。
11、平静
小さなこと、つまり、日常茶飯事や、避けがたい出来事で心を乱さないこと。
12、純潔
性の営みは健康、または子孫のためにのみこれを行って、決してそれに耽って頭の働きを鈍らせたり、身体を衰弱させたり、自分自身、または他人の平和な生活や信用を損なわないこと。
13、謙譲
キリストとソクラテスに見習うこと。
(月刊『致知』2011年1月号より)
(初詣に出た2011年の元旦、快晴の空にJAの躍進を祈ります)
私は「13の徳目」を机の一番観やすいところに張っています。
しかしなかなか難しいのも事実です・・・